マイクロソフト:「Windowsへのデスクトップ検索技術搭載は急がず」ということにしたいらしい。確かにあっちこっちで(特にヨーロッパで)訴訟を起こされ新しい技術を載せるのは難しいという側面があるが、10年も前から何度も言っていたものが出来ないと言うのが本当の理由だろう。載せて欲しいと言われても出来上がりそうもないので載せられないのだ。それどころか、Longhornがすでにべーパウェア化している。今年出ないことはもう決定的だ。来年だってどうだかしれない。
いつからこんな会社になってしまったのだろうかと思い出してみると、最初からそうだったことに気付く。そもそも、MS-DOSの最初のバージョンはよその会社から詐欺様な手段で手に入れたものであったし、Windowsの本当の最初のバージョン(3.0)は、IBMとの提携の結果出来たものであった。それ以前の1と2は結局ベーパと同じだった。IEもSpyglassの旧バージョン、SQLやPowerPointもよその古いバージョン(潰れかけた会社を吸収)が元であった。というように、Microsoftの最初のバージョンはどこかの会社の技術を買ったか会社をのっとるようにして手に入れたものである。純粋にMicrosoft自身で一から開発したのはフライトシミュレータだけかも知れない。
という訳で、WinFSはAppleのファイル検索技術の中身を研究した後で発表されるのだろう。MacOSX Tigerのデビューを一番待っているのはMicrosoftかも知れない。
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