世の中には独自のものを作れと言われると、世界中に色々なものが転がっているのに(場合によっては無料で)、一から十まで自前でこさえないといけないと勘違いする旧世代の人が未だにいたりする。一からソースを書かないと独自なものは出来ないと思い込んでいるのだ。勿論簡単なアプリを作るのならばそれも良いだろうが(所詮趣味なのだから)そんな人に限って頭でっかちで、自分たちでは手に負えないようなものまで組み込もうと考えるから何時出来上がるかもわからないような仕様にしてしまって結局...
何から何まで自前のプラットフォームを作ろうなどと言うのでは今の時代の流れには付いていけない。どこぞの国の出版業界もそんなことを相談しているようだが、既にいくつものフォーマットやプラットフォームがあるならば、それを利用するのが賢い選択なのだ。全て自分たちで作り込んで囲い込めば他所様に一銭もやらないで済む(Appleに美味しいところを持っていかれる?)と算盤を弾いているのかも知れないが、そんな事に注ぎ込んだお金や時間を取り戻す自信の根拠はどこにあるのだろう(恐らく電通あたりに騙されているのだ)。
そんなことをしたのでは独自なものは作れないと反論されるかも知れないが、必要とされているものは大抵世の中に用意されている。独自性を生み出すのはどう組み合わせるかやどう使うかにかかっていることに早く気付いた人が成功を手にするのではないだろうか。
結論:誰も考えつかないような事は、間違いなく私にも思い付かないの。他にはないものにこだわる人で本当にそうだった人に出う事なんて、まずあり得ないのである。
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