NHKのテレビ番組をインターネットで有料配信する「NHKオンデマンド」が始まって12月で1年。当初見込んでいた想定額の半分にも満たず16億の赤字に終わりそうらしい。民法も含め各放送会社がオンデマンド放送に失敗しているが、これは予測の通り。各社が独自に立ち上げたのでは上手くいくはずがないのである。
テレビ放送は無料でデジタルレコーダも普及しているのに見逃し番組ならお金になると考える方がおかしい。それに各社がバラバラのサービスなのだから視聴者の手間は半端ではないはず、そんな思いまでしてテレビが見たい人を相手にするなど、まともに考えれば最初から商売になるはずはないのだ。
見出しでは想定の半分以下と言うが、今迄の視聴回数は124万回ということは良くて総額で3億。確かに半分以下には違いないが実際は想定の10分の1位。サバを読みすぎなのだ。
結論:iTunes Storeで売れば間違いなく商売になる。何故ならランニングコストはApple持ちだからだ。アメリカで上手くいっているのはアメリカだからではなく一つのチャネルで全てが完結しているから。料金の徴収もAppleが受け持つのだからコンテンツホルダーにとってこんなに参入の敷居の低い話はない。デジタルコンテンツで利益を上げたかったらiTunes Storeで売れば良いのだ。
土曜日, 11月 28, 2009
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