木曜日, 3月 31, 2011

Amazonのロッカーサービス

 Appleに先駆けてサービス開始を謳ったAmazonのロッカーサービスはレーベルとのライセンス契約を結んでいない事が明らかになった。こう言う事は秘密裏に進める必要があるのに、それなしにユーザを人質にするような方法で打って出たのではライセンスの話そのものが飛んでしまうのではないだろうか。正式なアナウンスはまだだが、AppleのMobileMeのロッカーサービスは既にライセンスの話が進んでおり噂ではワーナーは4月からの提供開始に合意したと言われる(恐らく他のレーベルも最終段階だ)。年額20ドルとされるMobileMeのロッカーサービス代金はAppleの儲けではなく合意したレーベルへのライセンス料に充てられるのだろう。

結論:権利関係をきれいにした上でサービスを開始するAppleに対し、他はそれをクリアにせず(Appleが先に独占契約を結んでいるのかもしれないが)に見切り発車といういつもの構図。いざサービスを開始してから撤退なんてことになって迷惑を被るのは最終ユーザだと判っていたらこんな無茶な事は出来ないのだ。

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