オープンで自由が一番の売りだった筈のAndroid。理想と現実のギャップがそんなに甘いものではない事に遅まきながら気付いたのかは知らないが、どうやらAndroidの3以降では独自のUIを使うなという形になりそうな雲行きなのである。お仕着せのインターフェイスを使わない(1.6までのUIが貧弱過ぎたのだが)ことによって他社との差別化(見てくれだけだが)を図ってきたメーカーからすれば何を今更と言う話になるが、特定の端末を弄り倒したい特殊な人を除けば当然ユーザインターフェイスが統一されるにこした事はないだろう。
メーカーにしたって独自のUXを載せてしまったために、何時までたっても最新のOSをサポートできていない現状を考えれば標準でiOSやwebOSに匹敵するUIを提供してもらう方がOS回りで無駄な時間を費やさずに済み助かる筈なのだ。自社で独自のOSを作れないのだからGoogleに文句も言えない弱い立場にあるメーカー。Android端末を出して何か良いことでもあったのだろうか。
結論:本質を理解していない(オープンは絶体善だと言う思い込み)カスゴミの提灯記事でAndroidの知名度は高くなったかも知れないが、UIがバラバラであれば一般ユーザの支持は得られないのである。ユーザが好きなUIを選べるのとメーカーが自社のUIを押し付けるのは全く別の話なのだ。
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