Google曰く、「Ice Cream Sandwich」でスマートフォン用とタブレット用が統合されるらしいAndroid。スマートフォン用は現行2.3.4が最新のようだが、タブレット用は正式バージョンは3.1が最新型なのに既に3.2を搭載して発売するとアナウンスされたタブレットまで存在する(Googleからは発表さえされていない)。どう考えても、ChromeとAndroidが仲違いしているのと同じように、Androidの中でもスマートフォン・チームとタブレット・チームが主導権争いを繰り広げているのは間違いない。
片やAppleはOSXとiOSの間にiCloudを噛ませる事によって、ユーザに意識させる事なくまずはデータを共有出来る環境を用意、OSは別であっても個人の情報を有機的に結びつける戦略を立てている。Googleのように単純に競わせる(切磋琢磨だけなら良いが得てして足の引っ張り合いに終る)のではなく、互いの持つ良い部分を融合(有機的結合)させ、iCloudを芯にしてiOSとOSXを含めた環境そのものを一つのOSのように使えるようにしようとしている。どちらが正しいかと聞かれれば、理想の先だけを見て空想の世界に近いChrome(クラウド型のダム端末世界)と検索エンジンのシェア拡大のためのAndroid(現実主義)に分裂しているGoogleよりはAppleと答えるしかないだろう。
結論:お互いに張り合っているだけに見えるAndroidが仲良く統合されるのは相当先の話になりそうだと思うのだ。
火曜日, 6月 21, 2011
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿