iCloudが素晴らしいものになるかどうかは単体のサービスではなくどう統合されているかにかかっている。4大レーベルとの契約の話がリーク(ワザとだと思う)されているためGoogleやAmazonのロッカーサービスと同じようなものだろうと過小評価されているが、だとすればわざわざWWDCで発表するような事はせず、iTunes絡みのスペシャルイベントで発表しただろう。
最初の発表でどこまでのサービスが開始されるのかは分からないがAppleが最終的に目指しているのは、どこでも音楽ではなくどこでもマイデスクトップ環境(OSX、iOSのインターフェイスで意識せずに利用可能)なのだろうと思う。どのアプリをそのユーザが持っているかはApple IDで管理され、手元にある端末(OSの別なく)にアプリが入っているかは関係なく仮想デスクトップ上にある(MacやiOSデバイス上のファイルを自動同期)仮想マシーン上のネイティブアプリを使っファイルのビュー、アップデート、作成が可能になるのではないだろうか。
結論:iCloudはコンテンツのバックアップやストリーミングなどと言うレベルではなくOSの垣根を越えた個人の情報環境を統合してクラウド上で実現するサービスと気付けば今後のAppleが目指しているものを理解出来るだろう。Google Apps+Dropbox+ロッカーサービス+ネイティブアプリの仮想動作環境のようなものと考えれば良いのだが、それがシームレスに使えるとなったら結構凄いと思うのである。
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