私がマカー(世間の評価通りだ)なので話半分で読んでもらえれば良いのだが、PCでは当たり前の価格競争に曝される事もなく(OSXをライセンスしていないからライバルがいないだけだと言われそうだが)一人元気なApple。冷静(損得勘定とも言う)に判断すれば、使い易いかどうかは別にして(Vistaが酷過ぎたと言う追い風はあるが)Macでだけ出来てWindowsに出来ない事はない(その逆は沢山ある)のだから、この不景気な世の中でApple製品が売れる要素などどこにもない。これは事実である。iPodとどっちの方が機能が優れているかと聞かれてWalkmanの方が上だと答えるのと全く同じ理屈だ(誤解している方もいるようだが、機能的にSONYの商品が劣っていると書いた事はない。勿論、の使い易さが最悪だと書き、だから売れるはずがないとは書いたが)。
話をSONYからMicrosoftに戻すが、Jobs復帰後のAppleの方がMicrosoftよりも高く評価されるようになったのは、Appleが単純なデバイス(物)ではなく物語を売り物にする企業になったからである。Appleの作り出す物語の大半は、ハードウェアではなくソフトウェアを中心として作り出されている。だとすれば、ハードを持たない(ゲーム機はこの際別にして)ソフトウェア会社であるMicrosoftが物語を作り出せないのはおかしな話なのだが...
結論:AppleとMicrosoftの違いは、物語(ビジョン)を持っている経営者がいるか、いないかの違いなのである。Jobsは物語を作れる経営者で、バルマーは物語に登場する(化け物約で)経営者なのだ。物語のない物が売れない時代になったのを知らないのはMicrosoftやSONYばかりではないのだが...
木曜日, 2月 18, 2010
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿