「Nexus One」発表の時にはそれなりに鼻息の荒かったGoogleも「Nexus One」の販売実績を目の当たりにして、Verison版の「Nexus One」の提供を中止し、HTCの「Droid Incredible」を購入するようメッセージを出したようだという論調の記事が見受けられるが、前にも書いたように「Nexus One」のそもそも目的は、Android OS 2.1のベースモデルを出すことによって、未だにバージョン2.1以前のモデルに独自に手を入れてAndroidフォンを開発しているメーカーにハッパをかけること。HTCの「Droid Incredible」や「Desire」のような製品が出てくれば、もうGoogleが新しい端末を出す必要はなくなったのだ。
HTCのようにAndroidを理解し、その機能を最大限に引き出せる端末を製造出来るメーカーが出てくれば、何もハードウェアに手を出すリスクを冒す必要などどこにもない(成功したとしてもAppleのように利益を生み出せるとは思えない)ないのだから。開発者に無料で「Nexus One」を配っているようだが、「Nexus One」発表時に私が指摘した正しい方向を選択したと考えるべきだろう。
結論:OSがバージョンアップされてもマルチタッチが不可能な端末(Xperiaみたいな?)だらけになったのではGoogleとしてはたまったものではないのである。
火曜日, 4月 27, 2010
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