GIZMODOの記事に画面の8分の1を広告スペースに割くのは酷いという趣旨の記事が掲載されていた。確かにそう言う側面もあるが、恐らくAppleが目指しているのは広告収入によるソフトウェア(他のコンテンツも)の無償化と、更にはその先にあるハードウェアの無償化なのではないかと思うのである。そこまで、大きなものだからiPhone OSの発表とは分離して行うのではないかと勘ぐったのだが、どううやらそうしないことによってこっそりと未来に向けた種を仕込む戦略をとって来たのだろう。
良く考えれば、私のように正攻法(大々的に将来像を示した上でiAdを発表)で持っていったのでは当然既存の企業の総攻撃を受けて潰されかねないが、GIZMODOのように単なるアフェリエイトの変形だと思い込んでくれるような誰でも考えそうな機能追加に見せかけて発表すれば...気付いた時には独り占めも可能(同じことを考えているのはGoogle位だが、あちらは独占企業と見られているので下手には動けないという弱点がある)。こんなことが可能なのもAppleが、GoogleやMicrosoftの様にシェアの大きな寡占企業ではないから。全てを手に入れてから解体されるかも知れないがその時は...
結論:売れれば売れるほどiPhoneやiPadの価格は限りなくゼロに近付いて行くのに、利益は大きくなって行く。そんなビジネスモデルを考えつくとはJobsは本当に恐ろしい存在なのである。本当の意味に気付いた人はまだ少ないと思うけど。
金曜日, 4月 09, 2010
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