地味な機能なのであまり取り上げられていないがiPhone OS 4では、iTunesやApp Storeを経由せずにワイヤレスでアプリケーションの配布が可能になる。企業ユーザであれば社内のイントラの中で端末への業務アプリの配布が可能になる。メールや添付ファイルの暗号化も標準になり、SSL VPNが正式にサポートされるのもビジネスユースにとっては欠かせないだろう。
更に。Mobile Device Management APIによって、iPhoneやiPadの運用管理も可能になる。現状ではiPhoneの設定を行うためのiPhone構成ユーティリティを使った構成プロファイルでしか端末の一元管理が不可能だったが、Mobile Device Management APIを使えば構成ユーティリティなしに、設定の変更や端末のリモートロック、リモートワイプが実行可能になり、RemoteDesktopによるMacの運用管理と同様の運用管理が実現するのだ。
結論:業務での使用を考えている人達にとってiPhone OS 4.0はなくてはならないOS。これが出れば、iPhoneであっても社員のおもちゃにされる事は無くなる。iPhone HDが登場したら全社員に配るか。
木曜日, 4月 29, 2010
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