まだどんなものになるかも(そもそも名前もiSlateだと思われていた)分かっていなかった時に買ってはいけない10の理由を想像してみたが、名前が違うからと言うのが一番の大当たりだったかもしれない。正式にiPadが発表されたのだから今度はおふざけではなく買ってはいけない理由を...そういえばTwitterの中には私のことをMac嫌いと勘違いしている人もいたが...書いてみたいと思うのである。
買ってはいけない理由
その1:MacBookが売れなくなる
予想通り直接の対抗相手はネットブックだったが、ハードにPCを使いまくっているナード(PCオタク)な方々以外の人たちの目的にジャストミート。それってOSなんか気にせずにPCを選ぶMacユーザにもジャストフィット。Cocoaでアプリ作りをしない人はMacなんてもういらないのだ。
その2:iPhone 3.2だから
マルチタスクの4.0になると思っていたのに搭載されたのは3.2。ビデオカメラも顔認識もないなんて私の予測が全て妄想だったことが明らかになってしまったではないか。
その3:Windows 7が入らないから
かなりOSXに近づいたiPhone 3.2だが使われているCPUはApple設計のカスタムチップ。試作段階で使われていたAtomが使われていればWindows 7のゴージャスなインターフェイスが(私はああ言うのは大嫌いだが)使えたのに、Windows 7どころかmobileも入れられないなんて...
その4:鞄を買い替える言い訳に使えないから
こんなものを出されたのではMacBook Proを買いたいと言い出せなくなってしまうし、10時間も持ったのでは電源アダプターも持ち歩かないし音楽だけなら140時間も聴けるとなったら新しいtouchを欲しいなんて絶対に言い出せないじゃないか。欲しかった大きな鞄を買う口実が...
その5:iSlateじゃなかったから
私はiPadの方が好きだが、iPodと名前がかぶって紛らわしいとお嘆きの、iPod性難聴の方には迷惑な名前である。どっちもタッチインターフェイスなのにiPadは”iPad touch"じゃないのはもしかして、これからは全てのiPodがタッチになってしまう前触れ...
その6:日本ではiBooksが始まりそうもないから
いまのところiBooksが利用できるのはアメリカだけ。これからは大好きなサイゾーとサピオをiPadで読もうと思っていたのに...そう言えばiBooksは雑誌じゃなく書籍だったような。取りあえず読めそうなのは青空とKindleだけど...
その7:またWalkmanのシェアが伸びるから
あえて説明はしませんが、ルビコンで...
その8:やっぱりFlashが動かないから
Flashだけで作ってるなんて言うとんでもないWebページが世の中にはあったりする。下請けの会社がAdobeべったりなのか、依頼者がそれしか知らないかはわからないがJavaとJava Scriptを混同してJavaScriptまでメインストリームじゃなくなったと思ってるのだろうか。これからはHTML5+JavaScript+CSSで大抵のアプリは作れるのに...
その9:付いているべきものがない
あれだけ買い込んだUSBデバイスがつながらないなんて、ビデオがないなんて、Blu-rayもワンセグも見れないなんて、どうでもいいものが何一つ付いていないなんて。リンゴのマークだけで買ったって、Windowsオタクにまたバカ扱いされるじゃないか。
その10:たった499ドルで買えるから
恐らく日本での販売価格は47,800円以下。素のままのiPhoneよりも安いなんて犯罪だ。
おまけ:SIMロックフリー
ドコモまで名乗りを上げてるのだからつんぼさじきはauだけ。電話機能はないのでケータイからの乗り換えはないけどauはどんどん追いつめられるように思うのだけど...
結論:Appleの名前とリンゴマークとJobsがなければ機能的に大騒ぎするデバイスではないからマスコミは相手にもしないだろう。でも、Appleだからこそ洗練されたOSにデザイン、Jobsだからこそ完成したインターフェイス。他のメーカーが真似をしても同じものは作れないだろう。ネットブックやSlate PCを買おうなんて考えているなら買った方が良いがMacBookを買おうと考えているならiPadを買ってはいけない。MacBookではなくMacBook Proになってしまうに決まっているからだ。
土曜日, 1月 30, 2010
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