蓋を開けて見なくても出る事が事実となっているiSlate。iSlateはiPhoneを置き換えるものではなくiPod touchを補完するデバイスになりそうな気がする(誰でもそう考えるか?)。
iPhoneは、日本でも数が出るようになってきた(恐らく250万位は出いているだろう)が、キャリアの問題でiPhoneを忌避しているユーザも多いはずだ。これは米国でも同様でインフラの遅れているAT&TだからiPhoneに乗り変えないユーザが相当数存在するはずである。その証拠に中途半端に思われがちで派手に報道される事のないtouchが、世界中で2,000万台を越える販売数になっている。クリスマスなどには、アプリケーション・ダウンロードの主役は間違いなくiPhoneではなくtouchだったことも状況証拠のひとつにあげられるだろう。
iPhoneにあってtouchに足りない機能はiSlateに全て搭載されている。touchユーザの数がiPhoneと大差ないレベルにあるのでiSlateの潜在的ユーザは、相当数大きいとAppleは考え増産体制に入ったのであろう(そう言う噂が出ている)。唯一、iSlateに欠ける機能は電話との通話だが、恐らくiChatを拡張したiChat Outで実現されるだろう。
もう一つ考えられるのは、iSlateを家庭内モバイル端末にすると言うポジションである。Macを必要としていない家庭内ユーザに特化したデバイスである。我が家を見ていても家庭内でのMacの主たる使い道はメールとWebの端末であって汎用のPCが必要な状況にはなくメールとWebが使えればノートPCである必要などない。但し、テレビに直結する形では、プライベートには使えない。それがネットブックの役目だと言われるかも知れないが、ネットブックは搭載されているOSから廉価版のPC以上にはなっていない(小学生から年寄りまで問題なく使えるほど敷居は低くはない。主体はオタク年代に限られる)。コミュニケーション専用のOSが載って大きな画面を持ったデバイスは、実は未だに存在しないのである。
結論:最初に飛びつくのはiPhoneに載り変える気のないユーザtouchユーザ。家族団欒のためにあるのがAppleTVだとすれば、iSlateは一人1台のDS Lを狙っているのである。
月曜日, 1月 18, 2010
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