金曜日, 1月 28, 2011

良いものじゃなければ売れない

 一昔前ならば、技術力があって良いものを作っているのだが営業力が弱いのでうちの製品は売れないのだという言い訳がなりたったが、インターネットが当たり前になりSNSがこれだけ盛んになった時代にそんな言い訳は少なくともIT企業では成り立たないのは最早常識になろうとしている。Apple嫌いの方々からすれば、iPhoneやiPadが売れるのはバカなマカーやものの良し悪しもが分からない間抜けが買っているだけだと仰るのだろうが、もしもバカなマカーが買っている(発売直後だけではなく次の商品が発表されるまでの期間同じように売れるのだから大喜びだ)のだとしたら、こんなにマカーが増えてマカー冥利に尽きると言うものだ。

 少しでも良くないところがあれば例え商業サイトでどんな提灯記事を書いたとしても(その記事を槍玉に挙げてblogやSNSで)即座に叩かれる時代。場合(私のように無名の個人でなければ)によっては下手なマスメディアよりもよっぽど製品の売れ行きに影響を与える事が出来るようにあってしまった。今の時代バカな○○が売上に影響を与えているのはAppleではなく他のメーカーだと肝に銘じるべきだろう。

結論:ものの良し悪しがスペックで決まると考えているメーカーの商品が売れないのは営業力が足りないのではなく顧客の気持ちを分かっていないから。本当に良いものが売れる正しい時代に漸くなったのである。

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