iPadは大きくなったiPhoneだと言う指摘は、iPadの本質を付いている。小さくなったMac Bookではないことが重要なのである。
今迄に存在したタブレットと呼ばれるデバイスは、どれも小さくなったノートPCに過ぎなかった。タッチパネルを搭載しようがその機能や仕様はノートPCのデフュージョンに過ぎなかった。要は、機能が低下して価格が高くなると言う意味のない代物だった。
iPadは世界的なヒットとなったiPhoneの機能強化版である。iPhoneで培われたインターフェイスが画面サイズが大きくなることによって、iPhoneでは出来なかった領域にまで拡張された。あれだけ重宝していたはずのメールやアドレス帳でさえ、iPadに一度触れてしまうと使う気にならなくなってしまう。それどころか、Mac用もiPadと同じになれば良いのにと思う出来栄えだ(恐らく次のOSXではそうなるだろう)。サードパーティ製のアプリの中にはiPadを活かしきれていないものあるようだが、同じOSがベースになっているのにiPhoneとiPadはまるで別のジャンルのデバイスになり得たのもサイズが大きくなったからで、他のタブレットが失敗に終わったのはPCを小さくしようとしたからだった。
結論:iPhoneで満足していたユーザの目の前に、更に使いやすくなったiPadを用意したApple。iPadは大きくなったiPhoneだからこそ皆が欲しいと思うのだ。
土曜日, 5月 29, 2010
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