木曜日, 9月 27, 2007

トラブル無くWindowsをインストールするには...

 OEMでプリインストールされているWindowsではなくパーッケージ版をきれいにインストールする場合には、どのPCを選ぶのが良いかという実験(MacとVAIOで比較)の結果に関する記事が出ていた。元記事は英語なので、ゆっくり読んで頂くとして簡単に言ってしまえば、Windowsをクリアインストールして快適に使いたければMacにしろということなのである。

 Apple以外のメーカー品は、OEMのWindowsが入っているのでてっきり、クリアインストールが簡単なんだろうなと思っていたのだが、各社各様のドライバーが必要なためレストア以外の方法でOSをまっさらにする事など到底無理らしいのだ。その点Macの方はBoot Camp(ビリーの方じゃない)を使えば、マシーンに必要なドライバーを全て洗い出してCDに焼き出してくれるので何のトラブルも無くWindowsのインストールが終了するのだ。

結論:トラブル無くWindowsをインストールしたかったらMacを買えば良いのである。

月曜日, 9月 24, 2007

未だにいるシェアバカ

世の中にはシェアバカと言う生き物がまだ生息している。シェアだけを勝ち気純にするのならばタダで配ればそれでおしまいだ。儲からなければシェアがいくら高くとも企業としては一文の価値も無いのだが、未だにシェアが高くなると、コストが下がり、利益が増えると言うフォード以来(お前らは何世紀に生きているんだ)の理屈で押し通そうと言う単細胞がいたりするから困ったものだ。

 ここのところ多少高くなってきたとは言え、Appleのシェアは微々たるもの(3%強)。それでも天下の安売り王(Dellと言うらしい。シェアはAppleの5倍)と比較して小さな業態ながら遜色の無い(Dellの純利益9億弱に対し、8億強。内容はAppleの方がよっぽど良い)利益を確実に叩き出している。そりゃMacユーザがバカだからだと、一昔前の論拠を盾に御託を並べる輩がまだいたりする(間も無く絶滅する筈なのでそろそろ保護しなくては)が...

結論:シェアなんて言う迷信は他社と違いが出せない遅れた会社にしか通用しないのである。どちらの方が効率良く売っているかは明らかなのだ。

火曜日, 9月 11, 2007

iPod touchが意味するもの

 iPhoneから携帯電話機能を省いたものがiPod touchがというのは半分は当っているが、半分は間違っている。両者は互いに食いあう商品では無く補完する関係にあると見る方が正しいだろう。今回のiPodはあくまでもコンテンツを楽しむツールであり、コミュニケーションのツールでは無いが、将来にわたってそうだと言う訳では勿論ない。今迄のiPodは、iTunesが無ければ何も出来ないプレイヤーであったが、touchはWi-Fiの機能を持ち単体で音楽を購入でき、ネットワークに対して自らアクセスする手段も手に入れた。そして将来のiPodは互いにコミュニケーションが出来る端末へと進化して行くだろう。

 そのための布石として、テレビ放送がデジタル化されるために競売される700MHzの周波数帯の入札に参加する事を検討している。それを持つ事で単体で利益になるとは考えられないが、Apple製品独自のネットワーク網を構築して既存のネットワーク会社を利用しないiPodによるVoIP(無線を利用した携帯電話サービス。当然映像も付けられる)や、コンテンツのダウロードサービスが自社の資産だけで可能になるのだ。

結論:iPodがこの先ずっと単なるコンテンツ・ビューワーである筈は無いのである。

月曜日, 9月 10, 2007

何をしたいのか分からない

 チューザー広告で人目を引こうとしたSONYの”Rolly”が正式に発表された。プログラムした通りに音楽に合わせて動くミュージック・プレイヤーだが、それがどうしたとしか言いようがない。

結論:出す理由が一切理解できない。

金曜日, 9月 07, 2007

iPod touchは日本向け商品

 携帯電話事情が欧米諸国と大きく異なる日本ではiPhoneが発売される見込みは非常に低い(2年もすれば出るだろうが)。そしてiPod touchが発表された。冷静に考えてこのモデルが一番売れる国は日本である。アメリカに対してはiPhoneの値下げで十分(初期ユーザにはキャッシュバックで報いる事に)需要に対応できるため、アメリカで一番売れるのiPodはnanoになる。classicは余程のヘビーユーザでない限り必要のないマシーンなのでこれが爆発的に売れるとは考えがたい。

 日本では9月28日まで大きな動きが現われず、touchが店頭に並んだ時に初めてnanoの発売時と同様の長い行列ができるのだ。要はtouchは、日本の携帯キャリアに向けた匕首(あいくち)なのだ(これを手に入れたキャリアは間違いなく多くのユーザをつかむぞと言うメッセージ)。

結論:touchが出たら他社のPlayerで音楽を聴く事がつまらないものになってしまうのである。キャリアが、Appleの要求を丸飲みする気がなければ手に入れる事は出来ないのである。

木曜日, 9月 06, 2007

遂にでた!!

 予測通りか、予測より少ないかは、読者にお任せするとしてiPodがフルラインアップで入れ替わった。最上位機のiPod(噂では160GのHDDとNANDが錯綜していた訳だが)は、classicモデル(HDD搭載)とtouchモデル(NAND)の2ラインで登場した。nanoはAppleから削除依頼された方が正式なモデルだった訳(個人的にはニセモノの方がすっきりしたデザインだと思ったのだが)で、こちらもビデオが見られるようになった。

 shuffle以外のモデルは全て、OSXがシステムとして採用されtouchに関しては、Wi-FiとSafariが搭載された事によってMobileツールとしての機能を拡充する事が出来た。このモデルは、日本のようなMobile事情を考えた場合(iPhoneを出せないという意味)に、爆発的に売れる可能性がある(キャリアを気にせずiPodでインターネットが利用できるのだ)。

結論:システムをOSXに変えたと言う事は、ソフトウェアレベルの更新でとんでもないキラー・アプリが登場する可能性が高くなった。Appleをデジタルミュージックとコンピュータに特化した企業などと考えていると、いつの日にか、全ての商品(白物家電から自動車まで)の中にAppleのOSが組み込まれているかも知れないのである。

水曜日, 9月 05, 2007

目白押し!!

 iPhone発表・発売。Apple TVの発売(これは失敗?)。Leopardのプレビュー。iMacのモデルチェンジと前半にも話題に事欠かなかったAppleだが、後半は大きな話題が目白押しである。まず始めは、明日発表されるiPodリーズの更新だ。

9月5日に発表されるもの?
iPod Video:流石にNANDという訳にはいかなかったようだが、3.5インチのタッチスクリーンを搭載し、見た目もiPhoneでWi-Fi機能付き。ディスク容量も100Gを超えるようである。要は電話機能のないiPhone。
iPod nano:2.5インチディスプレイを搭載し、320×240のスクリーンでビデオも再生可能になる。容量も今迄の倍以上(4〜16G)になるようで、ビデオだって十分持ち歩ける。
iPod shuffle:今のまま容量が増えるのか、無くなってしまうのか不明。
iTunes:サブスクリプション(月極め)。ビートルズ・ダウンロード開始。HDビデオダウンロードなどなどである。

そして、10月にはLeopardの発売開始。11月にはMac Proのフルモデルチェンジ。12月までにはMacBook Proのニューモデルとサブノートの発表が控えている。

結論:後はPC向けのLeopardを出すくらいしか残っていないのである。そんなことをしたら他のPCメーカーに負けるって。冗談じゃない今のAppleのモデル数で利益を出せるメーカーなんて他には無いの。日本メーカーの秋冬モデル(特に一体型)を見て確信したのである。あんなものは一体型では無い。

火曜日, 9月 04, 2007

新iPod

 1日前に書いても意味は無いのだが、新iPodの予想がほぼ出尽くしたようである。全てのモデルが一斉に変わると言う豪華な話もあるようだ。最上位機のビデオiPodは、iPhoneと同仕様のタッチパネルを搭載(ディスク容量が多くHDDではなくNANDのため、価格はiPhoneよりも高い)し、Wi-Fiも標準搭載で、iTunes Storeから直接コンテンツを購入できるようだ。そして、nanoは少し大きなスクリーンを搭載しビデオに対応、少し前に出ていたモックアップ(かなり野暮ったかった)と比べ大分すっきりとしたデザインのようだ。そしてshuffleだが、こちらに関する情報は今のところ何処からも漏れてきていないところを見るとこちらはマイナーチェンジか?

結論:Macユーザ以外にはどうでも言い話だ。