金曜日, 7月 30, 2010

電子書籍ビジネスは水平分業で?

 Appleのビジネス・モデルが一見垂直統合なので、水平分業と言っただけの電子書籍協会。日本型の水平分業などと言っているが要は「みんなで渡れば怖くない」の業界横断的な談合なのである。談合が悪いとは言わないが別業界が加わることによって意見の調整は不可能となり良くして結論が出ず、悪くすれば喧嘩別れになってしまい何も生まれないで終ることになるだろう。

 Appleのビジネスが成功しているのは垂直統合のビジョン(自分のやりたい事を実現するために他業界のやり方を変えさせる)の上に、水平分業の製造を行うハイブリッド型だからであって、ビジョンも無しに水平分業を目指しても何も生み出すことは出来ない。電子書籍ビジネスを成功させたければ、まずは牽引車と見られるAppleに相乗りして電子書籍市場を作った上で日本独自のフォーマットをサポートするデバイスを増やさなければならない(iPad、Android、MacやPC用のビューワーアプリを無償で提供すると言うことだ)。独自のOSを持たない日本のメーカーは、AndroidやWindowsの端末で商売を考えれば良いのに、独自の端末で儲けようなどと考えているのだから始末に負えないのである。

結論:日本の電子書籍にとって一番のネックになるのは取次制度と再販制度。戦時統制を未だに続けているのだから呆れてしまうが、そんな連中が構造改革だ行政改革だと偉そうに宣っているのだからお話しにならないだ。

期待外れの3Dテレビ

 メーカーとメーカーのお先棒担ぎのカスゴミがどうにかして普及させようと足掻いている3Dテレビ東芝も加わり4社となったが、薄型テレビの販売台数比率は僅か1%。画質は別にして5万円も出せば32インチ以上の液晶テレビが手に入るご時世に、際物商品に20万も出す酔狂は多くはない。どうせ、3Dにするのならば倍以上にはなるかも知れないがCELL REGZAにでも...

 最初に3Dが出た頃とは違い各社が盛り上げようと必死なのに1%とは。

結論:予想通りの3Dテレビである。

充電池でさえネットで話題になるApple

 AppleのワイヤレスキーボードやMagic mouse用にエネループやエボルタを使ってる人は多いと思うが、そんなApple信者のために登場したApple Battery Charger。2,800円が高いかどうかは人それぞれかもしれないが、ただのニッケル水素電池と充電器のセットがネットで話題になっているようである。コンセントアダプターはAppleの他の充電器と同じなので、ユニバーサルで使えるワールドトラベルアダプタキットと組み合わせれば世界中で使える良さは..

結論:他のPCメーカーが充電セットを出してメディアに取り上げられることなどないのだ。

水曜日, 7月 28, 2010

大日本印刷(DNP)と凸版印刷の2社が発起人になった「電子出版制作・流通協議会」

 大日本印刷(DNP)と凸版印刷の2社を発起人とする電子書籍の業界団体「電子出版制作・流通協議会」。新聞社や印刷会社だけではなく、東芝などのメーカーやNTTドコモなどの通信会社、電通など広告代理店89社が参加して日本の出版文化を残しながら、電子書籍ビジネス発展のための環境作りを行いたいそうだ。
 
 日本独自の水平分業型モデルを構築したいということだが、「呉越同舟+烏合の衆」(とにかくアメリカ企業に持っていかれたくない)にすぎない集まり。参加企業のコンセンサス作りなどと言っている間に電子書籍などというビジネスそのものが無くなってしまうレベルの話に過ぎない。
 
 AppleがiBooksを始めたのは電子書籍ビジネスが美味しいと思ったからではない。多くのサービスの中の一つに過ぎないと考えているからこそiBooksを加えたのだ。Appleに取ってiBooksのライバルは他社の電子書籍サービスではなく、自社の持つ他のコンテンツサービス。だからKindleアプリだって認めているのだ。これは、AppleがSONYのWalkmanを自社のライバル商品と考えていなかったのと同じ構図。Appleは、iPod用の周辺装置を作りたいと言えば全て許した筈である。

 「裏方だった印刷会社の悲願として、1度は表舞台に出てみたかった……ではなく、デジタル出版で培ってきたいろいろな技術が生かせると考えたため」発起人となったと大湊会長はジョークを交えて話したそうだが、これはジョークではなく本心である。
 
結論:返本が半分になろうが少しも痛くないのは印刷会社なのだが、iBooksが主流になってしまったら一番困るのは印刷会社。iBooksに行かれては困るので「電子出版制作・流通協議会」立上げたのだ。

火曜日, 7月 27, 2010

Blackberryのような電子辞書

 シャープがまるでBlackberryのようなデザインの胸ポケットに収まる電子辞書「Brain」を発表した。iPhoneのようなデザインの好きな人間からすれば鬱陶しいデバイスなのだ。

結論:次は、iPhoneのようなデザインのマルチタッチ端末を一つ...その方が売れると思う。Blackberryは日本人に受け入れられるデザインではないのだ。

一気に出るか?

 今晩辺りに、Mac ProとiMacがモデルチェンジとなるようだ。Cinema DisplayとMagic Trackpadも噂になっているが、Magic Trackpadの方は次期Apple TVのコントローラになるような気がするのだが...

結論:iOSはタッチセンサー操作が前提条件なのでApple TV(ホリエモンはiTVじゃないかと書いてる)が出れば必需品になるのは間違いない。iPadやiPhoneを持っていればそれで良いのだが...

月曜日, 7月 26, 2010

HP、「Windows Phone 7」搭載端末はリリースせず

 開発しないと噂されていたWindows 7搭載のタブレットは出すかも知れないHewlett-Packard(HP)が、Windows Phone 7搭載の端末はリリースする予定がないことを認めた。海のものとも山のものとも知れないWindows Phone 7とは違い、間違いなくまともな「WebOS」を手に入れたHPがiPhone対抗製品としてWindows Phone 7搭載端末を出す必要などどこにもないのだから...

結論:HP以外のPCメーカーが本気でWindows Phone 7に注力するとも思えないのだ。

金曜日, 7月 23, 2010

出る前に「失敗確定」と言われてしまうWindows Phone 7

 ガレン・グルーマンが、InfoWorld誌のMobile Edgeブログで、「MicrosoftはWindows Phone 7の計画を打ち切り、この時代遅れの製品を出荷することでさらにバツの悪い思いをする事態を回避する必要がある。問題はWindows Phone 7が失敗するかどうかではなく――間違いなく失敗するだろう――Microsoftがその失敗を認めるのにどのくらい時間がかかるかだ。Microsoftのためには、早く認めるに越したことはない」とコメントしたそうだ。プロトタイプの段階で此処まで言われるとは相当だが、グルーマンさんは、きっとWindowsそのものが大嫌いなのだろう。曰く、「不格好で洗練されていないユーザインターフェイス」。曰く、「Internet Explorer 7のように、弁解の余地のないほど古い技術」。2,011年の1月には「見切り品」として扱われると予想。
 
 Windows Phone 7用のアプリケーションをサードパーティに作らせようと開発者に奨励金まで出しているようだが、一方的に切り捨てられたWindows Mobileの開発者からしたら逆なでも良いところなのだ。全く新しいプラットフォーム用にアプリを開発するのならば何もMicrosoftと組む必要はないし、Windows Phone 7は複数のデバイスの良いとこ取り(単なる寄せ集めのこと)といういつか来た道。

結論:恐らく多くの開発者は様子見を決め込み、そのために数が捌けずに打ち切りと言うのが一番あり得るシナリオではないだろうか。KINよりは売れるだろうが初代iPhoneよりは売れなっかりして。

やめちゃうわけではなかったDesire

 予定数量が捌けたので終了しますとだけ発表のあったSoftBankのAndroid携帯「Desire」。ディスプレイをTFTに変更した端末がでることがわかり、単なるXperia潰しのための端末ではなかったと一安心。あまり手を加えていないHTCの端末なのでAndroid2.2も間もなくインストール可能となるだろうから、最新のAndroid端末として他社の鼻をあかす存在になるのだろう。

結論:独自のサービスが少ないSoftBankにとってiPhoneやDesireは大事な商品なのである。iPhoneばかり持ち上げるから国内メーカーは腹を立てているらしいが...悔しかったらiPhoneを越える端末を出してみせろと言われると思うけど。

AppleTVはGoogleTVではない

 Apple自身が、AppleTVは未だ趣味の世界だと言及していたが、趣味では終らせないと捉えるべき発言だった。GoogleやSONYがAppleTVをどのようなものと考えているかは、発表されたGoogleTVを見れば分かることだが、趣味のレベルのAppleTVと似たような構成になっている。
 
 次期AppleTVに搭載されるOSは間違いなくiOSだが、iOSを搭載することによってスタート時点で数十万のアプリという圧倒的なアドバンテージを持つプラットフォームが登場する。iTunes Storeには、1,200万を超える音楽と、数多くのムービーが存在するがiPadで実行されるのと同様にAppleTVで実行可能になるのである。
 
 iOSである限り操作はマルチタッチが必須だが、操作するためのタッチパッドも既に用意されているようである(Magic Trackpad?)。AppleTVは、これからサービスを組み上げていこうと言うGoogleTVとは違い、全てが用意されたところからスタートする。このアドバンテージの差はGoogleが想像しているよりも大きいだろう。

結論:データセンターの完成が、AppleTVの完成なのだ。

いよいよ?

 ノースカロライナに建設中のAppleのデータセンターが年内に完成の予定らしい。iTunesのストリーミング用のクラウドサービス用のデータセンターだとすれば(投資額は天下のGoogleやMicrosoftよりも大きい)、ローカルにデータを保存することなくiTunesをフルに使う事が可能になるだろう。

結論:ここが稼働してこそのAppleTVなのである。

月曜日, 7月 19, 2010

地デジ完全移行は延期?

 広告収入のがた減りでテレビ局と徒党を組んでアナログ終波を2、3年先延ばしして欲しいと動いている広告代理店が有識者に金を配って提言させたそうである(要は泣き言)。
 
 テレビ局もテレビ局だ。広告代理店にミカジメなど払うから利益が出ないという根本のところに気付かずにいるから制作会社に回す金がしょぼくなって、どんどんどうでも良い番組だらけになってしまったのがテレビ離れの原因。

結論:2、3年延期すれば地デジではなくネットに移行してしまうことに気付いていないようである。Appleは2年なんて待っていないと言うのにお目出度い話だ。

RIMやHTCを巻き添えにしなくても

 iPhone 4のアンテナ問題で騒いでいるのは曰く付きの守銭奴集団(トヨタを叩いたところ。結局は金でせしめたい)のため、何でうちだけ問題にするのだとJobsが腹に据えかねたのも分からないではないが、iPhoneだけではないと証明するためにRIMやHTC、Samsungを引き合いに出したのはやり過ぎのような気がする。当然のことながらRIMなどはふざけるなと反論しているし(あまり騒いで訴訟など起こすとと本当に徹底的な調査を行われるのであくまでポーズだろうが)、今回引き合いに出されなかったNokiaもコメントを発表している。
 
 取りあえずBumperやサードパーティのケースを装着することで問題は最小限に抑えられるので購入者に対するAppleの対応はこれで良かったとは思うが、それでなくてもAppleを好ましく思っていない(良いようにやられていると言う意味)のだから、外野まで巻き込むような事はいしない方が良かったのではと思うのだ。

結論:3GSで騒がなかったのに4で騒いだのは明らかにアンテナが外側にむき出している設計を見ていけると踏んだから。騒ぐ方の魂胆は見え見えだったのだが、自己弁護のために他を巻き添えにしたのは頂けないのだ。

金曜日, 7月 16, 2010

新しいiPod touchは? 〜追伸〜

 新しいiPod touchは、「iPod touch 4」?

結論:電話が付いていないので通話が切れる心配はない(キッパリ)。

新しいiPod touchは?

 9月に発表されるiPod touchは300万画素のカメラを搭載しA4チップ。それでなくても数が手に入らないRetinaディスプレイは載らないのだろうが、それに準じる画素数のディスプレイが使われ電話機能だけがないiPhone 4の弟分になりそうな予感である。11インチのMacBook Air(今度は1キロを切る?)も同じ頃に出るのだろうが、その前(これから1ヶ月以内)にはMac ProとiMacのニューモデルも準備されている。 

結論:取りあえずは今晩のiPhone 4の問題に関する発表に注目。これが上手く片づけば後は良い話ばかりである。

「iPadを使う手つきは自慰行為のよう」

 通常の家電製品さえ使わない宮崎駿が、iPadを見せられ「そのゲーム機のようなものと、妙な手つきでさすっている仕草は気色悪いだけで、僕には何の関心も感動もありません。嫌悪感ならあります」と、発言したことは既にご存知のことと思う。「鉛筆と紙があればいい」方なので、洗練されたデバイスなど”大人のおもちゃ”(性行為用?)そのものなのだろう。

結論:私はジブリのアニメ作品は宮崎の自慰行為と感じて生理的にいやなのだが、どうやらその理由は宮崎駿とApple製品の相性が悪いところにあったようである。Pixarの作品以外見ない私は単なるマカーだが。

木曜日, 7月 15, 2010

iPhone 4は、AppleのVista?

 MicrosoftのCOOであるケビン・ターナー氏がカンファレンスで「iPhone 4は、AppleのVistaかもしれない。」と発言したそうだ。噂になっている集団訴訟騒ぎが、出来損ないだったVistaの集団訴訟を思い出させたのかも知れないが、この問題をジョークのネタにして、「Windows Phone 7では持ち方を心配しないでもいい」とも宣ったそうだ。
 
 自虐ネタのつもりなのかも知れないが、つい最近自分のところがKINの開発を取りやめたばかりで、人の失敗を笑ってる場合じゃないと思うのだが?

結論:バンパーを使えば問題が解消されると、新しいConsumer Reportsで書かれていた。日本では繋がらないのはSoftBankのインフラのせいとなっているのか騒ぎにはなっていないようなのだが。

Windows 7を載せる限り

 年内にWindows 7を搭載したスレートを出すとMicrosoftが息巻いたと先日書いたが、Windows 7を使う限りスレートはiPadに対抗するタブレットPCにはなれない。キーボードやマウスに代わるデバイスを載せれば今までのタブレットPCと違いが無くなってしまうし、それを取り払ってしまったらタッチパネル専用に作られたアプリケーションがないのだから、単に使い物にならないWindows PCになるだけである。
 
 それならばとWindows Phone 7を搭載すればiPadに対抗できるだろうか。Microsoftの発表を聞く限り私にはそうは思えない。Windows Phone 7の正体は、XboxとZuneとWindows LiveにSilverlightを合体してタッチユーザインターフェイスを加えたキメラである。Microsoftからすれば良いとこ取りなのだからいいものになると踏んでいるのだろうが、全く別のOSのパーツの継ぎはぎがまともに動作するなど正気の沙汰ではないのである。

結論:Windows 7を載せようが載せまいが、Microsoftのスレートは絶対にiPadにはなれないのだ。

水曜日, 7月 14, 2010

5.6に、7インチ?

 5.6インチや7インチのミニiPadと呼べそうな商品の噂が出始めた。電子書籍リーダーをメインとする廉価版なのではとされている。5.6はそう言う中途半端なものでも良いかも知れないが、二つも出す意味がどこにあるのだろう。7インチはどう考えても有機ELを使ったMacBookAirのような存在なのでは?

結論:iPadのマイナーアップデートの話もあるようだが何をいじるのだろう。

「iPhone 4推奨できない」

 アンテナ問題が理由となって、アメリカの消費者情報誌である「Consumer Reports」で推奨モデルとはしないと評価されたiPhone 4。一番安上がりなアンテナ感度の問題を解決する手段として左側面下部にテープを貼ることを上げていた。同時に同誌では市場に出回っているスマートフォンの中で最高得点を取ったのが、iPhone 4である記事も掲載している。
 
 この記事が出たので連日株価が下がっているが、Appleが今後の対応を間違わなければ解決される問題なのだ。

結論:致命的とも言えるアンテナ問題を抱えているiPhone 4よりも他のスマートフォン(当然Android端末も含まれる)の総合評価が低いことの方がよっぽど問題だと思うのだが(次点は、iPhone 3GS)。

火曜日, 7月 13, 2010

Windows 7 SP1のβ版リリース

 いつ出るのかと首を長くしていた(私には全く関係ないが)Windows 7 のSP1のβがリリースされたらしい(本リリースは来年だというのだから気の長い...)。発売が開始されてからもう直ぐ1年になろうと言うのに今回のSP1は単なるバグフィックス。機能追加は一切無しと言う潔さなのに、XPのSP2のサポートは今月終了するが、Windows 7の販売が終了するまでXPへのダウングレードを続行すると言うちぐはぐな対応はMicrosoftの後ろめたさがなせる技か。

結論:Microsoftには戦略も何もないようである。

Windows 7 SP1のβ版リリース

 いつ出るのかと首を長くしていた(私には全く関係ないが)Windows 7 のSP1のβがリリースされたらしい(本リリースは来年だというのだから気の長い...)。発売が開始されてからもう直ぐ1年になろうと言うのに今回のSP1は単なるバグフィックス。機能追加は一切無しと言う潔さなのに、XPのSP2のサポートは今月終了するが、Windows 7の販売が終了するまでXPへのダウングレードを続行すると言うちぐはぐな対応はMicrosoftの後ろめたさがなせる技か。

結論:Microsoftには戦略も何もないようである。

Apple vs Google

 App Storeに登録できるアプリに縛りをかけてコントロールするAppleに対し、全てを自由にしてオープンを謳い文句にするGoogle。当然、世間の目(一般ユーザの眼ではなく好き勝手がやりたい開発者の目)はAppleに厳しくなりがちだが、どうやらその開発者達の思いとGoogleの思いは全く別なようである。
 
 Android Marketで配布されていたアプリであってもGoogleが不適切と判断すればマーケットから配布出来なくなるだけではなく、世界中のAndroid携帯にリモートアクセスして該当のアプリを根こそぎ削除する(勿論許可なしに)という暴挙をやってのけたのだ。
 
 セキュリティ上の問題とコメントされたようだが、問題のアプリはある研究目的でアップされた何の役にも立たないものだったと説明されているだけらしい。

結論:好き勝手にアップさせておいて好き勝手に削除出来る。流石にオープンは素晴らしいのだ。こっちの方がよっぽど汚いと思うのだが。

Windows 7のスレートなんて

 正式発表でAppleが捨てたスレート(iPadはiSlateになると一時期噂された)を年内に出すと余計なことを口走ってしまった猿親父(モンキーダンスで有名などっかのCEO)。CESではデモ機を手に壇上に上がったHPは既にスレートから手を引いてしまったが、Asus、Dell、Samsung、東芝、SONYなどのPCメーカーが、数ヶ月以内にWindows 7 スレートが投入されると強気の発言を...

結論:2時間くらいしか使えないようなスレートに勝機などない。そんなものを欲しがるバカ相手にシェア90%が維持出来るとでも思っているのだとしたら大バカだ。

月曜日, 7月 12, 2010

KIN終了は全社的な恥

 発売後僅か50日で開発終了した糞ケータイ「KIN」。あんなもののために数十億ドルを無駄にしたのは許せないと言う声がMicrosoft社内から出ているようだ。コンシューマ製品も携帯も全く理解していない薄らバカ(アンディ・リーズ)が全く責任も取らずに、今後はWindows Phone 7に力を入れるそうだが、それを聞いてAppleもGoogleも一安心だろう(最初から相手にしていなかったとは思うが)。

結論:バカに仕事を任せてはいけないという見本。余計なことをする位ならば何もしない方がよっぽどましなのだ。

バージョンアップが待ち切れないあなたへ!

 3.0がどんな素晴らしかろうが、巷に転がっているAndroidの大半は、2.0以下のOSを使っている端末。使い辛い部分をUXでカバーしようとしたために余計に渾沌状態にしてしまっているもの(Xperiaとは言ってないぞ)も散見するが、メーカー提供のUIではダメだとばかりに最新風にアレンジしてしまうアプリが出回っているようである。

結論:自由(勝手?)に拡張出来るのは良いことなのだろうが、拡張しないと使い辛いのがそもそもの問題。OSが新しくなっていないのだから根本的な解決にはなっていないと思うのだが。

新製品がないAppleが1位の持つ意味

 各社夏モデルを投入しているこの時期にDeskトップPC売上の1位を獲得したのが去年の秋冬モデルと言えるiMac 21.5インチモデル。去年の10月に登場以来常にベスト10の圏内に入り続けるロングセラーモデルだ。地デジもワンセグもないが、iPhoneやiPadとの連携がピカイチなのが奏効したのかは不明だが、Apple製品の使い安さが徐々に浸透してきた現れなのだろう。
 
 ソニエリオタクにはマストアイテムなXperiaもdocomoショップではお勧め商品ではなく、最後に登場したIS01に至ってはauショップの良心的なおねえさんが、iPhoneの方が良いと言う始末(正直で良いのだが、他社の製品を奨めるのは如何かと)。国内メーカーは機能競争が購買意欲を起こさせると勘違いしているが、Apple製品が選ばれる理由は使い易さとインターフェイスの統一感。機能は半年も経てば陳腐になってしまうが、使い易さは間違っていなければ永遠に通用するだろう。出たばかりで陳腐化しているAndroid端末も如何なものかと...

結論:世の中にWindowsしかなければ機能競争は重要な選択肢なのだろうが、Appleあるおかげでもっと大切なものがあることに気付いた人達が増え続けているようだ。

金曜日, 7月 09, 2010

今度のiPod touchはビデオ付き?

 秋に発売されるtouchには500万画素のカメラが搭載されビデオが撮れるようになるのではないかという至極当たり前の噂が漸く出始めた。自分撮りのカメラも加わりFaceTimeも出来るというのも予想通り。何年前からそうなると言い続けている狼少年(老年の間違い)からすればやっと思いが届けられたというところなのだ。一部にはtouchには500万画素のモジュールを収めるスペースがないと言う指摘もあるが、それはiPhoneの倍の容量のNANDを使っているからで128Mにしないで64Mで止めれば十分にスペースを作る事が出来ると思うのだ。

結論:touchには常にiPhoneの倍のメモリを載せなくてはいけないなんて誰か言ったか?

「Google music」?

 Android 3.0の目玉機能として「Google music」がパッケージされるとの噂が出ている。中味は音楽のストリーミングサービスのようが、ミュージックストアとストリーミングサービスを組み合わせることで「iTunes Store」の対抗馬になろうと言うことらしい。天下のGoogleが始めることなので成功するのだろうが、実質的にデファクトになっている「iTunes Store」を打ち破ると言うよりも、パッケージを売っているCDショップに更なる打撃を与えることになるような気がするのである。

結論:正式な契約が取れていないのでいつ始まるかは分からないと言われているビデオストリーミングサービスの「iTunes Live」の敵ではないと思うのだ。

電子書籍で置き去りにされるのは

 凸版がSONYや電通、KDDIと組んだり、DNPが乗り出したりと急に騒がしくなった電子書籍(盛り上がってるの?)。docomoも来年3月までに本格参入する意向らしいが、それぞれが勝手にやっていたのでは迷惑を被るのはユーザ。どのグループも機種依存しない形で電子書籍化するとは言っているが、それはそれぞれのデバイス用のアプリを用意すると言うことであって共通のフォーマットでというものではないような気が...
 
 自分のところがデファクトになりたいから自社で抱えたいと考える気持ちは分からないではないが、そこで発生する一番の問題は複数の決済が必要なことなのだがそう言う認識は残念ながら皆無だ。iTunes Storeが成功した一番の理由はメジャーレーベル全てを取りそろえ欲しい曲の殆どを購入出来たことにある。普通に考えれば分かることだが、どこかのレーベルや出版社専門のショップなどと言うものは不便きわまりないのであり得ないが、今の電子書籍に対する動きはともすればそのような形になりかねないのである。
 
 本来、その役目を負っているのが戦前の統制の流れを汲む日版や東販などの取次のはずなのだが(動き始めてはいるが、自分たちのビジネスモデルの問題を理解していない)、積極的に動いているのは大日本や凸版などの印刷業。町の書店を潰すわけにいかない取次が動けない間に電子書籍の市場は...
 
結論:動きの遅い取次は置き去りにされるのだろうが、囲い込みのために電子書籍に手を付けるキャリアにも明るい未来はない。成功するかしないかは取り扱い商品の品揃えに掛かっている。出版社は提供先が多い方が良いのかも知れないが日本の出版社は版権(著作選)を持っていないと言う弱点がある。日本でもiBooksが始まることになればみんな置き去りにされるだろう。もしもAppleが始めなければ、メジャープレイヤーがいない市場になるだけなのだ。

木曜日, 7月 08, 2010

最後に出したのがあれでは

 どこをどうしたってスマートフォンの範疇に入れようがない中途半端なauのIS01。Androidとは言っても今更どうしての1.6(そういやXperiaもまだそうか)。ハード的にはマルチタッチには対応のようなので2.1以上にアップすればマルチタッチもフルに使えるようだがでかくて重く、電話としての使用はオプション並みの扱いなのでどう考えてもスマートフォンではなくネットブックやiPadのライバルのはずなのだが、どうにもポジションが見えずに付けられたネーミングがスマートブック。
 
 片やauのもう一つの端末は何をトチ狂ったのか未来などどこにもないWindows Mobile 6.5.3搭載の端末。こんなものスマートフォンの範疇にも入りはしない...

 電話として使い物にならず、ワープロとして使えないIS01にガラケー以下のIS02。何年も待たせるような代物ではない。こんなものだったら2年前だって出せたのだ。その頃はKCP+の事で頭が一杯でと言い訳が聞こえてきそうだが、そのKCP+があのザマ。

結論:ふざけるな。

スパコン世界一

 半年ほど前にGPUを使って僅か3,800万円で国内最速のスパコン(1秒間に158兆回の演算可能)を長崎大学が開発した事を書いたが、ここは間違いなく価格性能比で見たら世界一コストパフォーマンスの高いスパコン。今回、省エネ対象に輝いたのが東大と国立天文台が開発した「GRAPE-DR」(1ワット当たりの演算回数が一番多い)だが、開発費は10億円で計算速度は23兆回と言うことである。

結論:低価格に省エネ。こう言う世界一は非常に日本らしくて良いのだが、もしかして長崎大のスパコンの方が省エネ度も高いことはないだろうか?

水曜日, 7月 07, 2010

iPad vs Macの行方

 BCNのモバイルPCランキング10位の中に4モデルがランクインしているiPad(勿論1、2位独占)。iPadに食われているのはMacだと言われているようだが、実際にはMacの売上も前年対比で35%の伸び(前年が悪過ぎた?)。第3クォーター全体でもMacの販売台数は20%近く伸びているのである。

結論:アナリストの予想とは違いiPadとMacが喰い合うことはなく、シナジー効果が現れているようなのだ。結局喰われたのはWindowsのノートブック?

台湾メーカー「iPad」の月間注文台数、200万台を突破

 iPadの生産を請け負っている台湾に対して7月に出されたオーダー数は230万台〜250万台。他に請け負っているところがあるかどうかは不明だが、少なくとも一月で230万台を売りきると自信を持っているのは間違いないだろう。そう言えば今月から販売がスタートする国も控えていたような。

結論:iPhone 4だって同じくらい(もっと多い)売れるだろうから、iOS端末は年間5,000万台位のペースで増え続けるのだろう。凄まじいのだ。

携帯ダウンロードの終焉

 着うたで始まったケータイの音楽ダウンロード。2008年まではダウンロード件数も増え続け、CDのマイナス分をカバーしてくれるかと期待されていたようだが、音質の割に高い値付けが影響したのか、MNPをしてみて全てがパーになってしまう現実を知ったのかは分からないがジリ貧状態に陥り始めたようである。着うたのダウンロードがCDの売上に貢献しないことは前々から分かっていた(CD購入と着うたユーザは別の層)のだが、iPhoneが当たり前になりiTunes Storeのダウンロードを知るユーザが増えてきたことが大きく影響しているのだろう。音質が良くて価格が安くPCと連携も取れCDにも簡単に焼き付けられるiTunesと、ケータイの中でしか聞くことの出来ない(全てではないがほとんど)もののどちらを選ぶかと聞かれれば誰だって前者を選ぶだろう。iPhoneを使えばガラケー以上に簡単にダウンロードが出来るのだからなのさらだ。

結論:キャリアにおんぶに抱っこで始まったケータイの音楽ダウンロードサービスはもうおしまいなのである。

ガラケーにSIMロック外しは意味がない

 docomoが2011年4月以降に発売される端末から「SIMロック」を外す方針であると日経が報じた。総務省のガイドラインに従って「原則としてSIMロックを解除する機能を導入する」との事で、要はデフォルトではSIMロックは掛けられていると言うことらしい。
 
 問題は、ガラケーと呼ばれている日本の携帯電話はキャリアのサービスと一体化している為に、ロックが外れることで電話としての機能しかない端末に成り下がってしまうことだ。私のようにケータイで一切ネットにアクセスしない(最近少しだけメールのやり取りが発生しいているが基本はApple製品でネットにアクセス)人間にとってみればケータイを選ぶ基準はデザインだけなので、SIMロックが無くなれば端末買い替えの動機付けになるだろうが、ネットと言えばケータイの人にとってみたら、SIMを取替えたらネットを失うことになってしまうのだから買い替えの動機になどなるわけはないのだ。
 
 SIMロックの恩恵が受けられるのはガラケーではなくスマートフォンユーザ。それも、iPhoneをdocomoで使いたいユーザだけだろう(他のスマートフォンは台数が出ていないので、そもそもユーザが殆どいない)。SIMを交換しキャリアを乗り換えたら、アプリもメールも音楽もほぼ全て失うのだからそんなことをする奴がいるわけないのである。

結論:docomoが真っ先にSIMロック外しを宣言したのは、外しても失うものは何もないからだろう。それとも4月以降はガラケーをやめる?そんな事あるわけないのだ。

火曜日, 7月 06, 2010

experiaはいらない?

ドコモのSIMロック外しのtwittで夏野剛さんにexperiaいらないと言われてしまうXperia。Xperiaごめん。ソニエリごめん。と夏野さんは次のtwittで謝っていたがそれはXperiaのスペルを間違ったからで、Xperiaをいらないと書いた事に謝ったのではない。

結論:ドコモのロック外しはiPhoneへの秋波。ガラケーのロックを外したってメールもアプリもネットさえも使えないのだからiPhone以外には関係のないことなのだ。

HPがPalmの買収を完了

 カスゴミは手放しで素晴らしいと持ち上げるAndroidなど怖くも何ともないが、Palmを買収したHPが本気で魅力的なデバイスを作り出そうとするならAppleにとって強力なライバルになるのは間違いない。どこにも核のないAndroid(趣味のようにOSを作り出すGoogleと、それを消化しきれないメーカーによる烏合の衆)と違い、商業的には大成功はしていないがOSとしての完成度はiOS以上と言われるwebOSをベースとしたPalmがHPの資金力のもと新製品を開発してくれば十分Appleのライバルになりえるだろう。

結論:PalmやAppleの動きを見て一番嫌な思いをするのはAndroid陣営。メーカーのハード開発者が一番頭に来ている相手は間違いなくGoogleの筈である。

Android 3.0が10月に登場

 Android 2.1へのアップさえ秋になりそうなメーカーがあるというのにAndroid 3.0が10月に登場するそうである。最低システム要件として1GHzのCPU(これは現行の最新端末ならおおよそクリア)、512Mのメモリ(現行機種はほとんどアウト)となっているため、これはAndroid 2系がOKなスマートフォンと全く別立てと考えなければいけない。
 
 現行モデル以前用no複数のOSでカオス状態になっていると言うのに、それを加速しようというのだからAndroid陣営にいることがどれだけ不幸なことかは明らかだろう。

結論:所詮Androidは、Googleの開発者の自慰。真面目に突き合わさせる方はたまったものではない。Googleにとってハードウェアの開発にどれ位の時間が必要なのかなど、どうでも良い瑣末なことなのだろう。結局、置き去りにされるのはユーザなのである。酷い話だ。

土曜日, 7月 03, 2010

KINがダメだった理由

 僅か50日で退場となったMicrosoftの「KIN」。何が悪かったのだろう。
 
悪かった点
その1:デザインが悪い
その2:機能が少ない
その3:アプリが追加出来ない
その4:通信料が高い

 「KIN」チームは、「Windows Phone 7」チームに吸収されたが、何かの役に立つのだろうか。iPhoneのインターフェイスがベストだとは言わないが、Windows Phone 7のインターフェイスはTimeScapeやMediaScapeのように考え落ちのような気がする。第二の「KIN」にならないことを祈る。

結論:ハード価格がいくら安くても良いところがどこにもなかったから売れるわけはなかったのだ。

金曜日, 7月 02, 2010

ちょっと気になること

 Android 2.1(間もなく2.2にアップデート?)を搭載してiPhone 4を追撃すると噂のDROID X。720pは良いのだが動画の圧縮はH.262(MPEG2)と言うのは本当なのだろうか。H.264(MPEG4)のライセンス料を払いたくないのかも知れないが、時代遅れのMPEG2では折角の画面が生かせないと思うのだが。

結論:1080pに対応するわけではないから良いのかも知れないが、ストリーミングは全く考慮していないのだろうか。

Google TVで微妙な立場のSONY

 SONYにAdobeにGoogle。IntelやLogiteqは少し微妙だが、どう考えてもAppleが大好きなメンバーが集ったわけではないGoogle TV。この中で一番微妙な存在なのがSONY。スマートフォンでライバルとなったGoogleやFlashで腹に据えかねたAdobe、Intelはそれぞれがそのジャンルのオンリーワンとなる技術を持ったナンバーワン企業だが、SONYにはそれがない。Google TVが搭載された液晶テレビを担当するのだろうが、肝心の液晶をSamsungやシャープから全て購入しているSONYの代わりはPanasonicでもどこでも構わない。外から見てSONYでなければならない理由はどこにもなく、強いて言えばAppleに対抗するならどこへでも参加したいSONYの憎しみだけが...

結論:現行のApple TVと同様のコンセプトのGoogle TV。9月にApple TVの真打ちが登場した時にSONYはまた憎しみが...SONYにお声がかかったのは敵対するような技術が全然なかったからだったりして。

9月に発表される新しいtouchはやっぱりカメラ付き?

 クラウドベースのiTunesが準備されていると噂されているが、それとは別に例年9月に行われるイベント(大抵はiTunesやiPod絡み)で、カメラ/ビデオ機能が搭載された新しいデバイスが発表されると噂されている。

結論:既存のデバイスでカメラが付いていないのはtouch。iPhoneではなくこっちを買おうかな。

「iPhone 4」のアンテナ問題、集団訴訟に発展

 ボディがアンテナになっているために持ち方によっては電波が弱くなってしまう問題に対して「持ち方が悪い」と反論などするものだから遂に集団訴訟に発展してしまったiPhone 4。iOSのアップデートでキャリブレーションを修正すれば回避出来る問題だという噂も出ているが、インターフェイスの素晴らしさが売りのはずのAppleが、ユーザからのクレームに対してまるでMicrosoftのようにそう言う仕様だから使い方を変えろと言うとは。

 デザインは機能の一部というポリシーを持っているのなら、デザインによって基本機能が損なわれるようなことがあってはいけないのだ。

結論:Appleが傲慢なのは元々だが、それは一般ユーザに対してではなく(レガシーの一言でデバイスを排除する暴挙は数多いが、結果的にこれはプラスに働いている)、AdobeやGoogleなどの取引先に対してだった。デスノートの”L”のように摘んで使わないといけないのだとしたら”L”のファンにしか受け入れて貰えないのである。OSのアップデート、バンパーやApple Storeの商品券の無償配布などの対応が急がれる。

AppleがBlu-rayをサポートしない理由

 Blu-rayなどのメディアを使うことは時代に逆行しているという私の主張と同じことをJobsがコメントしている。CDからDVDへと進んだ時代はネットインフラが整っていなかったし、H.264のように高圧縮のフォーマットもなかったため専用のハードウェアが必要だったが、現在はもうそんな時代ではない。新規に出荷されるビデオプレイヤーはBlu-rayが主流になってきたが、既に倍の容量を謳う次のバージョンさえ発表された。
 
 ハードメーカーは新しいフォーマットで買い替え需要が生まれると算盤を弾くから、次から次と新規格を誕生させたいのだろうが、それで迷惑を被るのは一般ユーザなのだ。コンテンツを見たいだけのユーザにとってみればメーカーの都合で振り回されるくらい迷惑な話はない。3D映画のように上映する側がインフラを整備してくるなら話はわかるが、コンテンツもない3Dの為にテレビを買い替えるなど愚の骨頂。AppleがBlu-rayを搭載しないのは寿命の見えているハードに金を使う愚かさを知っているからなのである。

 iPhone 4から直接HD動画をアップロード出来ないのかという質問に対し、Jobsは現状は出来ないが将来対応すると答えている。これが、Blu-rayに対するAppleからの答えなのだ。

結論:iTunesのクラウドサービスが始まれば、ローカルに大きな容量のストレージを用意する必要さえない。噂では、次に来るApple TVは16GのNAND(どう考えてもストレージはキャッシュとして使うだけ)。高容量のデバイスは数百万もするシステムで音楽を楽しむオーディオマニアと同じようにニッチなデバイスなのである。

木曜日, 7月 01, 2010

教えを請う

 「Appleブランドウァ高品質、複雑でないこと、『必要十分な機能』で知られている」、「人々がお金を払おうと思うのはこのようなものだ」。ここまで、分かっていながら未だにCourieやKInのように世間をあっと言わせる(唖然とさせるとも言う)ものを発表しては無かった事にしてきたMicrosoft。Windows 8は、iOSのように瞬時に起動するようにし、App Storeのようなソフトウェア販売のチャネルを作りたいともしているらしい。

結論:やるべきことが分かっていて出来ないと言うのは末期症状と言うことなのである。

Microsoft、独自携帯「KIN」の開発終了

 貧乏人用の似非スマートフォンという独自のポジション(ガラケーの真似)を創ろうと投入された「KIN」。端末は屁のような価格なのにVerisonの契約はスマートフォン並の契約というチグハグさ、そんなもの売れるわけがないのにアホじゃないのと思っていたら案の定、僅か2カ月で無いものに。

結論:噂では500台しか売れなかかったらしいが、500台のために投下した開発費は...

iPhoneとAndroidは棲み分ける

メディアではAndoroidとiPhoneを単純にライバルと捉える形で報道しているが、それは正しくない。Androidはあくまでローエンドの端末(ハイエンドマシーンがあってもそれはイレギュラー)であり、最終的なチャネルはiPhoneとは違う。にシェアを引き合いに出してAndroidが勝つと言う論調が多いが、PCとMacの比較と一緒で90%以上のシェアがあるWindows陣営全てのメーカーの利益額とApple一社の利益額との間にシェアほどの差が無いのと同様に、シェアではなくAndroid陣営全ての利益額とiPhoneの利益額とを比較する方が正しいだろう。

結論:車ならポルシェやBMWとカローラを台数で比較する事などあり得ないのに...