水曜日, 1月 31, 2007

Vistaは、継子?

 派手なキャンペーンを仕掛けてはいるようだが、その割りにMicrosoftはVistaに冷たいように感じるのは私だけだろうか。発売を急ぎ過ぎたばかりに、社会が対応し切れていないのが現状のようだ。OSXに対応していないというとんでもないサイトなどは未だに散見されるが、天下のMicrosoft様の最新OSに対応できていない物が沢山あるようである。

 発売される前に公表すればいいものを、発売を待って各銀行がVistaではネット・バンキングを使えないと発表した。これは恐らくWindowsの機能をふんだんに使って作られているサイトでは同様に動かないと言う話がボロボロ出てくることを暗示している。自社のZuneでさえそう言えば当初未対応だったもんな...

結論:結局、Microsoft(ビル・ゲイツ)は、Windowsに嫌気がさしている(Windowsにやらせたいことが実現できなかった開発陣に嫌気がさしてCEOを降りたのは事実だ)ことは間違いない。本当はOSXが欲しいはずだ。これはマッカーの妄想ではない...親に愛されていないVistaを使ってはいけない。Microsoftがやらなければいけないことは今のうちにきちんとXPのSP3を作る事である。

火曜日, 1月 30, 2007

AppleとMicrosoftが逆転

 取らぬ狸の皮算用なのだが、現在のMicrosoftの売上の伸び(直線)とAppleの売上の伸び(指数曲線)が維持された場合、2010年位にAppleがMicrosoftを抜くと言う結果になるらしい。これはあくまでも希望的観測だとは思うのだが、LeopardとVistaを比較すればそれも夢ではないと思うのは、マッカーの欲目である。

結論:少なくとも今のMicrosoftには夢の勢いもない。

金曜日, 1月 26, 2007

AppleTVはSTBじゃないよ

 世の中には相変わらず馬鹿が多い。その最たるものはAppleTVを単なるSTB(セットトップボックス)の一種だと考えている奴らだ。或いは単なるメディアセンター(Windowsのメディアセンターの意味)。だが、AppleTVはVODでもCATVの代わりでもない。だからそれらのコンテンツホルダーが何を出してきてもライバルにはならないのである。一つ思い出してもらいたい事がある。iTunes Storeではゲームも売っているが、これはMacでは動かない純然たるiPod用のゲームだ。MicrosoftならWindowsで動くゲーム機を売ることだろう。

 これでもうお気付きだと思うが、AppleTVは、Appleビデオではないということだ。テレビに表示出来る全てのコンテンツのベース・ステーションになるものなのだ。そのためにテレビを買い替えようとは言ってはいないが、何れはApple製の大型ディスプレイも発売されるが、それは当然AppleTVが普及してからの話なのである。既存の製品で一番その立ち位置が近いものは、任天堂の”Wii”だろう。

結論:間違いなくAppleは、AppleTV用のゲームを販売するはずである。

WWDC2007

 3月には予定通りOSX Leopardが発売されそうなAppleだが、その前に8発(Quad Core2枚刺し)のMacProやiWork'07の発表会があるようである。iPod絡みはそれとは別にビートルズと絡めてくるかはわからないがありそうだし、6月のWWDCでやるネタはないなと思ってしまうのだが、こういう時にこそとんでもない発表があるかもしれないという話を耳にした。

 ソフト(OSX)やハード(Mac)で新製品がなければそれ以外で何か大きな話が出てくると言うのがここ最近のApple。さてどんなことになるか心待ちである。

妄想1:Mac以外のPC用のOSXを発表(逆Boot Camp搭載)
妄想2:家電用OSXの発表と提携メーカーによる商品発表
妄想3:Windows用アプリケーションの販売(iWorkなどのコンシューマーアプリ)
妄想4:Xcode3.5でWindowsアプリを作れるようにする(Macでもそのまま動く)。
妄想5:Apple製家庭ゲーム機発表(Intelチップで動くゲーム機)。ゲーム用SDKをXcodeに追加
妄想6:LeopardをMicrosoftにライセンス

結論:何が起きても不思議ではないJobsマジック。今までのAppleが序章に過ぎないと言うのだからとんでもないことが起るような気がする。携帯電話で終わりなんてことはないのである。以前Jobsが、ドイツのテレビ局のインタビューを受けMicrosoftに聞かれた時に”マイクロソフトの唯一の問題は、彼らにセンスがないことだ。(中略) 彼らは独創的な発想をせず、製品に文化が込められていない”と語ったそうである。多いにセンスに期待したいのである。

水曜日, 1月 24, 2007

ものは言いよう

 PS3の在庫は潤沢だそうだ。要は在庫がだぶついている(売れない)と言うことなのだが、需要に供給が追いつくようなったと言いたいようである。その上でPS3は何年も続く商品なのでと長期戦を強調している。確かにPS2が出た時には、”Wii”のような強力なライバルが不在だったため結果的に勝つことが出来た訳だが、今回はそんな甘い考えでは通用しないことは当のSCEが一番わかっているだろう。

 出だしの動きを見て、各ゲームメーカーは既にその主力を任天堂にシフトしたことは間違いない。任天堂と組めれば、”DS”と”Wii”の両方で儲ける事が出来るからだ。このまま指をくわえていれば任天堂はコンテンツフォルダーとしてSCEを凌駕する恐れさえあるのである。

結論:ものは言いようとは言うが、そんな良い訳をしている余裕はない。自分たちが負け組であることを認めた上で、それを覆して見せると言う決意の言葉が聞かれないと言うことはかなり不味いのである。ソフトも無いのに新しいゲーム機を買いかえるバカは少ないのである。

機能の多さ

 ITに限らず商品の価値を決める要素として一番大きな物が機能の違いである時代があった。何故過去形かと言えば、もうそんな時代は終わってしまったからである。使えない機能や使わない機能が価格を高くしていることをユーザはとっくの昔に感じていたのだ。それなのにメーカーは新しいデバイスを売り込むために、こんな機能、あんな機能と相も変わらず無駄なものを付け加えてきた。そしてどのメーカーも横並びに、そうであれば五十歩百歩の差違から商品を選ぶというセオリーが成り立ち、自分たちの居場所を確保することが出来たのである。そして最後は体力勝負の価格競争だ。実は価格競争は競争ではない。ゼロにするかお金を付けるか結局行き着く先は商売ではないのである(まあ最後には騙して利益を出すのだが)。

 しかし、そんなメーカーの押しつけの時代は1月9日に遂に終わったのだ。実は、iPhoneにはありふれた機能しかない。比較をすれば他社のスマートフォンの方が優れた機能を搭載しているだろう(EXCELやWORDをビュー出来るのが優れた機能とは思わないが)。iPhoneは、当たり前のことが当たり前に出来るように設計されたUI(ユーザインターフェイス)が搭載され、マニュアルを読むこと無しに慣れだけで操作ができる。ただそれだけのことで時代のパラダイムを変えてしまったのだ。

結論:ソフトウェアとはハードウェアの下請けではなく、ハードウェアの統率者なのだ。ソフト会社なのに、それがわかっていないMicrosoftはいつまでたってもマウス以外に見るべきハードウェアを作る事が出来ないのである。

木曜日, 1月 18, 2007

出来過ぎ

 Appleの四半期決算の報告があった。iPodは10〜12月期に2,100万台を販売。前年同期比で50%のアップ。Macも160万台と大幅(26%アップ)に販売数を伸ばした。iPhoneの売り上げ予想を1,000万台とするのも頷ける数字である。iTunesでのダウロード販売数も年間12億曲(単純計算で12億ドルということは全世界でダウンロード販売金額合計20億ドルの6割以上がAppleの販売と言うことになる。実際売上数でAmazonを越えた)とまさに破竹の勢いである。

結論:儲かってまっせ。

水曜日, 1月 17, 2007

モバイルとブロードバンドと

 携帯電話で音楽をダウンロードしている人間は、携帯サイトとiTunesの違いを理解していない。パケ放題契約をしていれば確かにここのダウンロードには料金は発生しないが、48Kbps(LISMO)と160Kbps(iTunes)の音質の違いはいかんともしがたい。低い音質に対して高い料金を払うというのがそもそも理解しがたいのだが、きっとLISMOを利用している人間はiTunesの便利さを知らないだけなのだろう。

 iTunesでは、ブロードバンドを使って文字通り通信費無料で、高品質で低価格の音楽を手に入れられ、全てのコンテンツ(音楽もビデオもオーディオブックも)を一元管理してくれる。データの転送はユーザを煩わせる事なくドックかケーブルにデバイスを接続するだけだ。あとはどんな馬鹿でもデータの転送を失敗する事はない。

結論:PCを持っていないならば話はわかるが、持っているのにiTunesを利用しないとしたらそりゃ単なる白痴(たわけ)である。

いよいよApple登場

 本当かどうかは知らないが、バレンタインデーにiTunes Storeにビートルズの楽曲が登場しそうである。まさか、Apple Corp(ビートルズの会社)とApple Inc.(Jobsの会社)が統合なんて事はないだろうが、あっても驚かないのがマッカーなのである。

結論:最初の3ヶ月間だけiTunesの独占になると言う事らしいが、恐らくその時に新しいiPodも発表されるだろう。あまりに新しいnanoとshuffleが売れているためにiPodの売上合計額が下がっているらしい。ここらで真打ちの登場と言うことだ。

月曜日, 1月 15, 2007

パテント切れ

 iPhoneの商標権を持っているのはうちだとCiscoが訴えたのだが、どうもAppleがiPhoneという名前で携帯電話を出しそうだと言うので、パテント切れのあとの猶予期間を使って商品発表を行ったようである。

結論:パテントが切れるまで商品を出さなかった場合。商標権は消えてしまうと言う事だ。どうやらCiscoには余り勝ち目はないようである。

金曜日, 1月 12, 2007

iPhoneは日本では受け入れられない

 今すぐにでも国を捨ててアメリカに移住したいとさえ考える筆者としては非常に残念な事なのだが、日本でiPhoneがあのまま形でリリースされる事は無いような気がする。その大きな理由は、Ciscoの訴訟でもかいま見ることができる。どういう話かと言えばCiscoとの交渉の同意条件であるCiscoのシステムとの連携(要するにCiscoのシステムに合わせろということ)には賛成できないからAppleが交渉を打ち切った事に由来するのだ。

 つまりAppleは今回アメリカにおいてCingularを選んだ理由は全米一だからと言うのは関係ない。iPhoneのサービスはCingularの用意するサービスを一切利用しなくても実現できることを条件としてCingularが飲んだ事によるのだ。翻って日本のキャリアは自社の提供するサービスで課金することを利益の源泉にしているためiPhoneのように基本はWiFiを利用したネットサービスを行われては困るわけだ。iTunesを使って音楽をダウンロードされたのでは日本のキャリアのビジネスモデルは通用しない(日本ではハードを売って儲けるビジネスモデルは未だにない)。だから日本のキャリアはどこも(Docomoだけではない)、ハードは欲しいがAppleのサービスは非常に困るのだ。だから音楽配信や映画の配信と同じで日本ではすぐには実現しそうもないのである。

 Appleのスマートフォンが日本に登場するには既存のサービスを捨てる決断が必要だ。今の日本のキャリアにそれを期待するのは少し無理がある。やはりあの電話を使いたかったらアメリカに移住しかないのだろうか。

結論:たったひとつの方法はWiFiサービスを行っているキャリアと手を結んで携帯の電波無しにサービスを始めてしまう事しかないだろう。そんなことをしそうな会社はYahoo!だけだ。いずれ携帯電話は時代遅れになる(恐らく2011年のデジタル元年あたり)。その時に手を挙げても遅い事をキャリアが分かっていれば良いのだがと思うのは私だけだろうか。

Intel入ってない

 iPhoneに使われているチップはIntel製ではないと正式にコメントが発表された。PowerPC系のチップを使ってないとしたらAppleのOSXは様々なチップで使う事が出来るものだと言う事になる。

結論:OSXはもしかしたら化け物OSかもしれないぞ。

木曜日, 1月 11, 2007

OSX

 iPhoneの発表の中で使われているOSは、”OSX”だと公表された。恐らくMac OSXのサブセットだろうと高を括っていたのだがインタビューでOSXその物だと答えていた。つまりあの大きさのデバイスにフル機能のOSX(これがLeopardのコアの部分だ)が全て載っているのだ。それだけではない。Jobsは”Mac OSX”とは呼ばずに”OSX”と発表していた。

 勘のいい人は気付いたかもそれないが、この発言はまさに新しいAppleの誕生を示す重要な言葉なのだ。つまり”OSX”はMacのOSからApple製品全てに実装されるOS(SONYや松下も家電用OSを開発しようとしている)へと進化したことをちょっぴりと示したわけだ。但しそのことに言及していたのは松田純一氏だけ。私も流石に見落としていたのである。社名を変えた理由もそこにある。つまり今後Appleから出てくるデジタル製品には全てOSX(サブセットではない)が載り、それらはMacをコントローラーとして同期されると考えるべきなのだ。

結論:Appleはもうコンピュータ会社ではなく。デジタル家電のOSを持つ会社に生まれ変わったのである。OSXはもうMacだけのOSではなくなった。完成したOSを持たない家電会社はもう勝ち目はないのである。そう言えばJobsは前から”Mac OSX”をライセンスする事は絶対無いと言ってきたが、これからはMacが付かないのでライセンスをしても嘘を付いた事にはならない。Jobsとは、そう考えておいた方が良いくらいに凄いのである。

iPhoneからiPodを除けば

 昨日はiPhoneからPhoneを取ったらと言う話をしたが、さて今日はiPodの機能が無かったらどうかを考えてみたい。

 ボタンのない構造(今までにワン・ボタンの携帯電話などなかった)、OSXをベースとしたシステム(サブセットと考えていたがフル機能のOSXを実装。Windows CEとは話が違うのだ。Machも、OpenGLも、Cocoaも、Core Animationも実装しているしCPUもIntel製だ)、今までにないUI(スマートフォンやPDAにはキーボードやスタイラスペンが必要だった)。どれをとってもそれだけで通用する機能を含んでいそうだ。

 サードパーティ製のアプリや自作のプログラムをインストールできないと言われているが、Google Mapがアプリとして提供されているように、iPhoneのアップデート機能によって新たなアプリケーションやWedgetsが逐次追加される事は間違いないだろう。Docomoの”Iアプリ”のようにユーザが自分で購入する形になるのかどうかは分からないが、Appleの目の届かないところで勝手な事はさせないと言う意味と考えれば良いのである。

 今のところサポートしていないVoIP機能もiPhoneの玉数が市場に溢れた頃に当然標準装備される。そんなことは分かり切った事だ。W-CDMA版の開発も行われていると一部に出ているが、CDMA2000方式の方が通信方式としては優れている部分もある。日本で本当に登場するその日までキャリアがどこになるかなどと考えても仕方がないのである。

結論:ただの携帯電話と考えても確かにJobsの言うようにスマートフォンの”再定義"と考えるべきだろう。

iPhoneで”サージェント・ペッパーズ”を選んだわけ

 キーノート・スピーチのDemoでiPod機能を使っている時にJobsが、ビートルズの”サージェント・ペッパーズ”から1曲目を選んだのが気になった。結局キーノート・スピーチでポール・マッカートニーが登場する事はなく気を持たせるのもいい加減にしろと感じたかも知れないが、それはiPhoneではなく次期iPodの発表の時のお楽しみと言う形になるのではないだろうか。Ciscoとの交渉もまとまってもいないのに”iPhone”という名称を勝手に使う事に決めた(商標権はCiscoの子会社が持っている)位だから、そんなことは意に介さないというか逆に早く交渉に出て来いと言うJobsからのメッセージと考えるべきだろう。

結論:デジタル家電の進む道を出井氏にサジェスチョンして反感を買ったよう(結果はJobsの方が正しかったのだが)に、Jobsは意味の無い事はしないし必ず交渉は行っている。但し相手がそれに従わなかった時に相手を無視するというのが彼のやり方なのである。Ciscoがいくら怒っても”iPhone”という商品はもうAppleの携帯電話の事になってしまったのである。

水曜日, 1月 10, 2007

iPhoneからPhoneを除けば

 今回のiPhoneから携帯電話機能を外せば、それが新しいiPodだ。つまりiPodは手の中に入るMacに生まれ変わるのだ。携帯電話以外のワイヤレス機能を実装していればPDAなどという時代遅れのデバイスはもういらないのである。

結論:iPhoneは携帯電話機能が載っている事に意味があるのだが、無くても十分に売れるデバイスなのである。

iPhoneは、携帯電話+iPodではない

 Appleが発表した(発売はまだ先だ)”iPhone”とiPod機能のついた携帯電話だと言う間違った定義づけを行っている馬鹿がいる。これは日経BPだけではなく多くのメディアがそう捉えているようだが、明らかに何も分かっていないのだ。iPodと携帯をドッキングさせた商品は既にMotorolaから出ている。これが所謂、Walkman携帯と同じジャンルの商品だ。”iPhone”とは携帯電話とドッキングしたMacであってiPodではない。だからこそOSXのサブセットが組み込まれているわけだ。

結論:これが日本で発売されたら私は間違いなく買う。そしてノートPCを持ち歩かなくなるだろう。そう言う意味を持った商品なのだ。木を見て森を見ない(森が見えないか?)連中が世の中には多過ぎるのである。次期バージョン(気の早い話だが)では、iChatが組み込まれる。他のアプリだって搭載されるに決まっているのだ。

AirMac Extremeのニューモデル

 毎日使っているのでその有り難みがよく分かるAirMacが802.11n(gの5倍の速度と2倍の距離で通信可能)のドラフトを正式にサポートを表明した。これでこっそりバージョンアップされていたCore 2 DuoマシーンとAppleTVが高速無線LANで結びつけられる事になったわけだ。

 これは地味な製品かも知れないが実はこれがあれば、ディスクなどというレガシーなデバイスは必要なくなるのだ。理論値としては秒間30メガバイト近く(ビットではない)のデータを無線に載せる事が出来るのだから、夜間などのMacのアイドリング時にダウロードしたフルハイビジョンの動画さえストリーミング転送させることが出来るのである。

結論:こいつは実に地味だが凄い。もしかすると次にAppleはアナログレコードを蘇らせるデバイスを作ったりするかも知れない。少なくともBDよりもコンテンツは腐るほどあるのだ。私がJobsならきっと出す。

JobsついにApple ComputerのCEOを辞める

 かねてから一部で噂されていた事だが、Steve JobsがApple ComputerのCEOを辞める事になった。今後はAppleと言う会社のCEOだ。

結論:今までコンピュータ会社の余技のように思われていたコンシューマー商品をどんどん発売するために社名からコンピュータを外す日がとうとうやってきたのである。これから噂されている大型ディスプレイ(要するにテレビ)などがどんどん売り出される。うかうかしているとSONYは全ての分野でAppleにやられてしまうかも知れない。

Appleが出すからには

 待望の”iPhone”が正式に発表された。OSXのサブセットを組み込んだ完全なスマートフォンだ。NG(次世代)のiPodで使われるかも知れないと噂されていた技術を全て”iPhone”につぎ込んでしまったのだから次のMacがどうなるか分からなくなってしまうくらいの驚きだ。

マルチタッチ:タッチセンサーはマルチタッチでフィンガーアクションで画像の拡大縮小を行える
モーションセンサ:縦横を判断し画面を自動で回転させる
マルチタスキング:完全なマルチタスクで処理を行える
ワイアレス:Bluetooth、802.11b/g、EDGEネットワークを使えば携帯電話としてネットに接続する必要はない
フルアプリケーション:SafariやWeidgetがMacと同じように使える
iPod:完全にnano以上の機能を搭載している
連携:iTunesだけでなくMacのアドレスと同期
入力機能:QWERTYを使って(テキストフィールドにフォーカスすると自動的に表示される)

結論:言葉ではその凄さが伝わらないかも知れない。是非Appleの”iPhone”のページで確認して欲しい。これとWalkman携帯は全く次元の違うデバイスだ。比べる奴はただの馬鹿だろう。どれも既にある技術だが、それを組み合わせてこれだけのプロダクツにするセンスは申し訳ないが今のSONYには無い。

月曜日, 1月 08, 2007

Windowsじゃやっぱりダメ?

 久しくMac用のビデオ編集ソフトから手を引いていたAdobeが正式にMac版を復活させる事になったが、理由は単純でWindowsのシェアとビデオ作成者は関係ないと、商売を始めてみて今更の事に気付いたのである。要するに誰もが使うわけではないソフトではAppleのシェアはぶっちぎりに大きかったと言う事だ。Appleに冷たくした(侮ったともいう)ためにMacユーザーは一気にFinal CutなどのApple純正のソフトに一挙に言ってしまったのだ。Apple純正のアプリに問題が無いわけじゃないが、選択肢として、それしかなければユーザーはそれを使う。単純な話なのである。

結論:今からプロ用を出して間に合うのかは定かではないが、世の中には健全な競争があった方が良いのである。

金曜日, 1月 05, 2007

Vistaを使う奴なんて...

 満を持して(時間切れとも言う)発表されたWindows Vistaの評判は芳しくない。大体OSが原因でスペックが高いマシーンが必要となるのはMicrosoftの伝統なのだが、出来る事が変わらないのに見た目のために金を出さなければいけない理由がどこにあると言うのだろう(ないと思うぞ)。

 Leopardが出ていないので軽々しく言えないのだが、LeopardがPowerPCで使えないほど重くなるとは思えない(世代落ちのマシーンにもインストール可能)のと比べ、どうしちゃったのという状態なのである。Macでサクサクと行える事が行えないOSって設計ミス?と突っ込まれても仕方のない状況なのだ。いくらPCが売れていると言ったて既に世間に出回っているマシーンにインストールできないのでは売れる数など知れている。バンドルでしか出ないOSなんて本当にいるのだろうか。

結論:PC Watchで好きになれないと書かれるようじゃ、日本じゃ売れないぞ。