火曜日, 2月 14, 2017

Appleにまつわる噂

最上位機種はワイヤレス給電、OLEDとなるとの噂の流れていたiPhone 8だが、最新の噂だと全てのモデルがワイヤレス給電でOLEDになりそうな勢い。実際どうなるかは噂をしていても意味がない。Appleに関しては根も葉も無い噂でもDis流だけでもページビューが稼げるので有る事無い事アップしているのだろうが、それに踊らされて勝手に期待だけを膨らませてしまう人も未だに多い。Appleが約束もしていないことを実現していないと文句を言う人が後を絶たないのはひとえにいい加減な情報を拡散するメディアがあるからだ。

Appleにまつわる噂
その1:次期iPhoneのディスプレイはOLEDになる。Samsungへの発注の噂が事実ならiPhone SEの後継機(出るなら)や継続販売されるiPhone 7以外の新しいiPhoneにはOLEDが搭載されるだろう。マイクロLEDは次世代の技術
その2:ワイヤレス給電に関しては全モデルに搭載とは考えづらい。Appleが独自に開発を進めている磁界共鳴方式は現状実用レベルではないためQi 1.2.2準拠(15W)の電磁誘導方式になるだろう。AirPodsがW1チップによって通常のBluetooth以上の性能を示しているのと同じように何かしらの拡張の可能性はある
その3:Tim自らARに言及し今までにない製品の登場が期待されるがそれが2017年になるかは分からない。他社のメガネ型のウェアラブルデバイスを買い集めて研究しているところから察するにARデバイスはメガネ型になりそうである

結論:周辺情報から推察するのは自由だが少なくとも大手メディアは実現性の高い話だけを取り上げるよにしてほしい。これはスタートアップ系のクラウドファンディングにも言えることだが。

金曜日, 2月 03, 2017

Apple Watchの一人勝ち

いつまでたってもAppleから公式の販売数量が発表されないApple Watch。調査会社の推計では第1四半期に520万個を販売しそのシェアは63%とのこと。その期間に7,800万台を販売したiPhoneと比較するのもはばかられる数字にも見えるが十分ビジネスとして成り立つ立派な結果だと思う。ウェアラブル全体で見た場合にはFitbitが圧倒的に強いようだがスマートフォン同様、ローエンド市場はFitbitが押さえ(Appleは活動量計は作っていない)ハイエンドはAppleの独占に近い状態なのではないだろうか。

スマートフォンで圧倒的なシェアを持つAndroidはタブレット同様ウェアラブルの世界では勝ち組には慣れていない。Android Wear 2.0のリリースが遅れたのも原因の一つではあるだろうがAppleに先を越されるわけには行かないと慌ててリリースした製品が壊滅状態になったことで各社が及び腰になっていることの方が大きいはずだ。

Apple Watchと比べてその先進性が一般ユーザーにまで届いていないAirPodsもウェアラブル市場の大きな伏兵。ワイヤレスイヤフォンの範疇でカウントされるのであれば恐らく世界で一番売れているイヤフォンになりそうだがウェアラブルと捉えればウェアラブル市場形成の大きなコマに化ける可能性が高い。現行モデルはハートレートなどのセンサーを載せていないのでヒアラブル以上ではないがユーザーインターフェイスを変えるためのツールであることは間違いないのだ。

結論:言葉ばかりで実際にそんなものがあるのかと言われるウェアラブル市場だが現状を見る限りビジネスになっていそうなのはAppleだけ。今後大きな市場となるかどうかはAppleの行方にかかっているのである。

水曜日, 2月 01, 2017

Appleが好調で過去最高の売上を記録

キャリアの実質ゼロ円販売が終了しiPhoneの売上がガタ落ちだとか、代わり映えのしないデザインのiPhone 7ではなく次期モデルのiPhone 8待ちで売れていないと書かれていたAppleが2017年の第1四半期の決算を発表した。結果は売れていないはずのiPhone 7は歴代のiPhoneの中で最高の売上台数となりiPhone 7 Plusの比率が高かったために売上金額も最高となった。頭打ちのはずだった国内市場も蓋を開けてみれば前年比で20%増の売上を記録。確かに昨年度全体は決して良い数字ではなかったが昨年の第1四半期も実は過去最高の売上を記録している。それをさらに上回ったのだから決してジリ貧とは言えない状況なのである。

一昨年はiPhone 6がバカ売れした中国が売上上昇の牽引車だったため中国の売上減が取り沙汰されがちだが2015年の中国が異常だったのだと冷静になレバ良いだけの話なのである。steveが亡くなってからAppleからイノベーションが消えたというのも常套句だがApple以外のメーカーからもイノベーションと呼べるような製品は一つも登場していないのが現実。先に新しい部品を載せることがイノベーションだと勘違いしていないユーザーはお為ごかしの記事に踊らされることなくApple製品を賢く購入しているのである。

iPhoneの売上だけに依存しているAppleは危機的状況だと批判されるが、iTunesで始まったサービス部門も着実に売上を伸ばしている。iPodの売上はどんどん減っているしiPadも売上が右肩下がりだがそれでも四半期で1,600万台を超える台数が売れている。他のメーカーで年間にタブレットを1,500万台販売しているところがどれだけあるかは知らないが他社と比較して出来過ぎの台数であることは間違いない。iPhoneの市場シェアがダントツなのは日本だが、アメリカの第1四半期のiPadの市場シェアは85%。Surface Proはタブレットにカテゴライズされていないからと言っても意味がないくらいの大きな差がついているのである。

結論:どんなにディスろうがAppleが一人勝ちを続けているのは動かしようのない事実なのだ。そろそろ最高の売上記録したではなくApple Watchの販売実数を発表した方が良いかもしれない。