木曜日, 8月 27, 2009

Snow Leopardは、WIndows 7じゃない

 Leopardの焼き直しみたいに思われているSnow Leopardは、WIndows Vistaのクレームに対処したSP3の様な代物ではない。OSそのものを一から組み直した完全な新製品と考えるべきだろう。勿論、見た目はほとんど同じなので見掛けだけでは別物とは分からないだろうが使ってみればその違いは肌で感じる事が出来るはずである(て、まだ使ってもいないのに何といい加減な)。Leopardから2年で良くここまで来たと言いたいところだが、恐らく開発開始はLeopardとほとんど変わらない時期だったのだろう(勿論、別なメンバーが開発を開始し、Leopardが出来た段階で合流したのだ)。

結論:さあ、明日早速インストールするぞ。

アップル製タブレットの開発、ジョブズ氏自らが指揮か?

 WSJで、「アップル製タブレットの開発、ジョブズ氏自らが指揮か」と言う記事が出たようだが、そんなのは当たり前の事であって疑問の余地は微塵もない。Jobsがタッチしないで発表された商品など一つもないと言い切ったって間違いではないはずだ。

結論:Jobsが納得しなければ決して、お披露目される事はないのである。

水曜日, 8月 26, 2009

レコーダーで録画した映像をケータイに転送する機能

 BD(Blu-ray)レコーダーで録画した映像をauケータイに転送して外出先で視聴出来る機能付きの機種を秋冬に出すそうだ。要はテレビの録画を外で見られるというもなのだが、そこまでして見たい番組がどれ位あるのだろうと言うのが最初の疑問である。

素朴な疑問 
その1:同じ番組を見ていないと仲間外れにされると言う苛めでも横行しているのだろうか?
その2:通勤の合間に溜まってしまった録画を見終わるほど遠くから、勤めに言っているのだろうか?
その3:今迄費やしていたメールも出せないほど生活に困っているのだろうか?

結論:要は、au BOXのコンテンツがテレビ以下だと言う話である。何でネットでやらないのかって?日本のiTunes Storeでビデオが発売になったら一網打尽だからだ。

月曜日, 8月 24, 2009

予想通り

 大方の噂サイトの予想通り28日にSnow Leopardが発売される。

結論:Microsoftのように煽る事も、勿体ぶる事も無いようである。

AppleTVが家庭に入る

 9月9日の発表は音楽絡みだけで終るのかも知れないが、データセンターの件で触れたようにAppleの次のターゲットはFull HDのビデオ配信。巨大なデータセンターから送り出されるのは放送レベルのデータなのではないだろうか。日本では全く意味を成さないAppleTVが本当にTVのSTB(セットトップボックス)になるには、ケーブルテレビと地上放送、そしてゲームの統合。サブスクリプションは、音楽ではなくテレビ放送にこそ相応しいサービス。現に日本でもケーブルテレビは当たり前になって来ている。録画機能を持ったAppleせいのテレビも1年以内に出るのではないかという噂も上がってきているが、間違った予想ではないと思うのである。

結論:その前に日本でもビデオの販売を始めて欲しいものだ。

金曜日, 8月 21, 2009

Appleのデータセンター

 Appleがノースカロライナに世界最大規模のデータセンターを建設するようだが、iWorkを利用したクラウドコンピューティングやMobileMeの拡張だけではないのではないかと思うのだ。じゃあ、あれだけ凄いものを何のためにと問われれば正直分からないのだが...

結論:Full HDのストリーミング(要は次は放送の支配)だったりして。

ミカジメ

 元々詐欺と守銭奴の塊(所詮広告屋ですから)だとは分かっているが、電通が音頭を取ってスタートされるiPhoneに対して始められる雑誌の有料配信の配信手数料はなんと30%だというのだ。Appleが30%取るのはボッタクリだとは思わないが、その上電通が30%もはねると言うのは明らかにボッタクリ以外の何物でもないのである。単なるPDFではなくDRMが含まれているのだろうが、そんなものを付加するだけで30%もとるなんてまるでテレビの広告手数料じゃないか。そもそも、テレビ屋が下請け苛めをするのも電通がスポンサー料を抜いているからだと思っているくらい(単にテレビ屋の性根が腐ってるのだとは思うが...)の私にとって電通は広(告)域暴力団に過ぎないのである。ヤクザのミカジメだってこんなに高くないぞ。

結論:死ね。

木曜日, 8月 20, 2009

The Beatlesエディション

 iPodにU2スペシャルエディションがあったように、もしもThe Beatlesの楽曲提供があるとすればプリインストール済みのエディションがあっても良いのではないだろうか。

結論:後10日の辛抱である。

供給不足?

 カナダやオーストラリアでiPhoneの品切れが起こっているようだ。日本でもどうやら在庫が足り無くなり始めているようで、世界的に品不足が起こっているのだろう。

結論:touchの生産が影響しているのだろうか?ほとんどの部品が同じだからな。

水曜日, 8月 19, 2009

9月9日に発表されるもの

 SONYは予想通りより薄型でHDD容量の多いPS3の発表と値下げで終了だったようだが、Appleの9月9日はiPodの刷新だけではなく余り待たされたのですっかり忘れていたThe Beatlesの楽曲のダウンロード開始が組み込まれるようである。The BeatlesのAppleと揉めていた頃から、これでAppleがThe Beatlesを扱う事になると書いていたのだが、版権を持っていたマイケル・ジャクソンとの問題もあって中々実現しなかったのが、ここに来て急展開。遂に日の目を見る時が...

結論:iPod、iTunes 9、Cocktail、The Beatles。Tabletは後回しでもネタは十分なのである。

火曜日, 8月 18, 2009

SONY、PS3関連の発表はあるか?

 ドイツのケルンで行われるゲームイベントでSONYがPS3に関連した何らかの発表を行うのではないかという噂が出ているらしい。噂の内容もしょぼい(スリムタイプの発表)のだが、びっくりするようなネタがないのだから致し方ないだろう。

結論:値下げとモデルカラーの追加くらいしかないんじゃないの。出なきゃ良いのに...touchの方がよっぽど面白いゲーム機だよな〜。

出鼻をくじく

 MicrosoftのZune HDの発売開始が9月15日だと言うのに、Appleの新しいtouchは9月9日に発表(同時発売?)される。Jobs復帰後最初のイベントでiPodのモデルチェンジとiTunesの新たなコンテンツの発表とは...

結論:容赦ないのである。Tabletはクリスマス前のお楽しみらしい。

こんなもんしか売れない

 日本では売れない(3Gはトータルでは売れたと思うのだが)と言われていたiPhone 3GSは、7月のケータイランキングでベスト10に2機種がランクイン。32Gモデルは堂々の1位獲得だった。

結論:ワンツーフィニッシュじゃなかったので大した事は無いとも言えるか。

無条件降伏

 無条件降伏と言っても別に終戦記念のことではない。独自フォーマット大好きのSONY(Appleだってそうだが、それをデファクトにしてしまうところが違う)が、随分前から手を付けていた(出たり入ったりしてるようだが)電子書籍のフォーマットをなんと業界標準のEPUBに移行すると発表した。業界がSONYに追随しないと言う事を漸く悟ったのだろうが、標準フォーマットを使えば売れると言うものじゃないと誰か気付かなかったのだろうか。

結論:もうこれからは、Cocktailだと思うのだが...AppleのCocktailは音楽アルバム用の規格じゃないぞ。

月曜日, 8月 17, 2009

何で業績が上がらないのか

 Appleなどを見ているとどんな経済状況であろうと利益は出るものだと勘違いしてしまいそうだが、数多の企業がそうではないことを見ればそんなに甘くない事は間違いない。商品のパッケージにさえ一切、手を抜かないAppleは一見するとデザインなどの見た目で売れているように思われがちだが(それで手に取ってもらう機会を増やしているのは間違いないが)、そんな甘い考えで商品開発など行ってはいない。操作感、使い勝手、見た目、そしてエコシステムの構築。使い心地を高めるための手段に妥協は無く、そしてタイムリーに商品を発表している。Appleの全てのオペレーションは計算し尽くされているのだ。
 
 その他大勢のプレイヤー(Microsoftも含む)が太刀打ち出来ないほど盤石の態勢を敷いているように見えるが、そんなAppleだっていつ10年前の状態に戻るかも知れない。何も考えずに他社に追従する企業が多いが、そんなことでは独自のビジネス・モデルなど出来ようもないのだ。

結論:小手先でどうにかしようと考えてるのだから業績が良くなる訳はないのである。

Apple Tabletの使い道

 中嶋聡氏のblogで、AppleのTablet(iPad)に関する話題が上がっていた。iPadを成功させるには、Amazonのようにちまちましていたのでは埒がない。教育市場に切り込んで教科書にする位のことをしなければ出す意味が無いと言うことである。
 
 確かに数多のTablet PCは討ち死にしてきたが、それはもっと小さなtouchインターフェイスのデバイスでも同様だった。ケータイやハンドヘルド・デバイスにタッチセンサーを搭載しても結局萎んでしまったが、ニーズが全く無かった訳ではなくiPhoneやtouchで再び日の目を見た。

結論:ニッチがメジャーになるかどうかは分かりやすさと使い心地に掛かっているのである。

コンテンツビジネスのビジネス・モデルの組直し

 今迄のビジネスの常識からすれば人気のあるものから利益を得るのが正しい商売のあり方だったが、これからはニッチな物から利益を上げるという形に改める時代になってきたように思える。他所に類似品(サービス)があるものではお金は取れないし、人気のあるコンテンツから料金を取ってはいけない。要は人気のあるコンテンツは撒き餌なのだ。
 
 廃盤になっているアナログ版はネット・オークションでとんでもない取引価格になることが多いが(私が中古屋にアナログ版200枚を5,000円で引き取ってもらった中の数枚はそれだけで数万円で売られていた)、そういったニッチなコンテンツは通常の流通経路に乗せてもペイ出来るものではないからこそネットでのビジネスが成り立つのだ。
 
 良い事ではないが過去の人であった酒井法子の旧譜が、覚せい剤事件でクローズアップされたためにiTunesで売上1位を獲得するなどと言う現象が起こった(現在は全データを停止)。恐らくCDショップには殆ど並んでいなかっただろうから、iTunesから購入した訳だ。

結論:中古市場(本来の古本など)の価格を見れば分かるように、ベストセラーには本当の価値はない。リミットを設けそれを越えたら無料にするというのが、デジタルコンテンツの正しい売り方なのかも知れないのだ。

touchの差

 新しいtouchが9月のイベントで発表されるのは動かし難い事実だが、予想通りカメラ付き(GPSは付かない?)で16〜64M。噂通り価格が199〜399ドルとなると、邦貨にして2万5千円以下〜4万5千円。初代のtouchユーザの買い替え需要や買い増しだけでも十分な数が売れるのではないだろうか。キャリア(Softbank)が嫌いでiPhoneに手を出さない潜在ユーザもこれで一挙にtouchに群がるのではないだろうか。
 
結論:戦略的な価格付けをしてきそうな雲行きだが、それはiPodユーザを根こそぎtouch(iPhone)ユーザに替えようと言うAppleの戦略なのである。9月15日にMicrosoftがZune HDを発売開始するが、タッチの差ではなく雲泥の差が付く(もう既に付いている?)と思うのは私だけだろうか。

ケータイOSの迷走

 KCP+が駄目だから仕方が無いと言えばそうなのだが、今更LiMoと言われてもしっくり来ない気がする。JavaVMもどきのAndroidもベースのカーネルはLinuxだから仲間だと言えば仲間なのだが、そうなるとLiMoの良さはAndroidほど重くないと言う事なのだろうか。LiMoが、スマートフォンまでカバーされるのかどうかは知らないが、auの唯一のスマートフォンのOSは、Windows mobileだしこのまま中途半端に多くのOSに手を出すと言うのでは、何のためにKCPに統一しようしていたかが...

結論:ババを引いてしまったのは間違いないが、それにしてもどうしようも無い迷走状態。キャリアと一蓮托生のメーカーこそババを引かされたと思っているに違いない。戦略はあったのだろうが戦術を練る能力は無かったのだ。

水曜日, 8月 05, 2009

こういうのを商売と言う

 世界の携帯電話市場の売上規模で僅か8%のApple(それでも凄いが)が、携帯電話市場の営業利益の3分の1のシェアを取っているとは、流石に驚きである。”世界に一つだけの花”って1等賞を取れない負け惜しみの言い訳に使われる

結論:端末当り4割の営業利益を上げているApple(粗利はなんと6割だ)。このご時世にこう言う商売が出来れば笑いが止まらないだろうな〜。勿論、Appleは何処の会社よりも真剣に事業に取り組んでいるからこう言う芸当が出来る訳だが。

諦めた訳ではない

 日本のスマートフォン市場をiPhoneに全て浚われたDoCoMo。4〜6月期の決算発表で、『HT-03A』はスマートフォンの中で一番売れていると言う事だがケータイの中で一番売れている機種と比較しなければ何の意味もないと思うのだが。
 
ドコモ歴代のiPhoneキラー
その1:『プラダフォン』「我々にはプラダフォンがある」。もう何処にもない。
その2:『SH-04A』「日本製iPhoneの対抗機」。UIの酷さに討ち死に。
その3:『Blackberry bold』「米国よりiPhoneのライバル登場」。発売1週間後に発熱で発売中止。
その4:『T-01A』「日本の本気!iPhoneキラーの大本命」。発売2日後に不具合で発売中止。
その5:『HT-03A』「iPhoneに対する1つめの武器だ」。過去の4つのiPhoneキラーは一体何だったのだろう。

 『HT-03A』のAndroidとiPhone OSは比較するのも可哀想なくらいに現状で開きがあるが、AndroidがiPhone 3.0で留まる事などありえないので、果たしてその差が縮まる事などあるのだろうか。

結論:山田社長はiPhoneをまだ諦めてはいないと答えていたようだが、正直な話他のスマートフォンは諦めたと言うのが本当の気持ちではないだろうか。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

 iPhoneを手に入れられないキャリアや端末メーカーはAndroidに夢を託したいようであるが、中嶋聡氏は今の勢いでHTML5が進化。浸透してくるならばわざわざ移植コストをかけてAndroidやWindows Mobile向けにネイティブアプリを開発するよりもHTML+Javascriptでインタラクティブアプリを開発する方が可能性があるとblogに書かれていた。
 
 Androidが、Javascriptの超高速で超小型のエンジンなのかと期待していたらJavaVMもどきだったので拍子抜けしてしまったためだとも書かれている。FlashとJavaでアプリが作れる事とiPhoneのObjective Cを同列に捉えるような薄らバカは別にして、アンドロイドで電気羊の夢を見ようと言うのは、Javaで夢を見た人達の残夢のように思えるのである。

結論:少なくとも中嶋聡氏は、Androidの先に夢は見ていないようである。まあ、夢ではなく現実でやるべき事がいくらでもあるから、そんなことに手を出す暇はないと言うだけだとは思うのだ。

月曜日, 8月 03, 2009

9月に発表11月に発売

 9月のイベントでは新しいサービス(Cocktail)の発表と第3世代のtouch。そして、iPad(仮称)の11月発売の発表となるのはタイミング的にも良いのでは無いだろうか。touchやMacとiPadは直接競合する商品では無いので、買い控えを起こす恐れは非常に少ない。ネットブックは中途半端なノートPCに過ぎないが、iPadはフルスペックのメディア端末(成功するかどうかはApple次第だ)。問題はどこまでニーズがあるかなのだが、コンテンツの再生に特化することで新しいデバイスとなれるのではないだろうか。

結論:AppleTVは、据置型のゲーム機になるのだろうか?