月曜日, 11月 30, 2009

Mac Proは、i9?

 2010年前半に登場すると言われるCore i9。Mac Proの最上位機には、i9が搭載されiMacに並ばれた現状を打破するつもりのようである。MacBook Proは上位機にi7を載せ、廉価版はCore 2 Duo?

結論:EXPOがないので1月の頭に発表されるかどうかは分からないが、遅くともあと1カ月半の辛抱だろう。

バルマーは何処まで行ってもバルマー

 思いの外売上げが好調なのでご機嫌なスティーブ・バルマー。年次株主総会の席上でもご機嫌だったのだが、「このところMacやiPhoneのApple人気に押されている風潮をどうみているか」というぶしつけな質問にぶち切れたらしく、「あんな取るに足らないシェアで騒ぎ立てるな」と顔を真っ赤にして吼えたそうだ。

結論:取るに足らないシェアだったら怒らなければいいのに。相変わらずバルマーはバルマー(猿踊りの名手というか猿?)である。

土曜日, 11月 28, 2009

工人舎、10.1型液晶2台のデュアルディスプレイノートPC

 PCのメーカーがどんなものを作ろうが大きなお世話なのだが、工人舎が2つのディスプレイをスライドしてデュアルディスプレイで使えるノートPCを出した。

結論:デュアルディスプレイをどう使うかというアンケートに答えるとメモリが1Gプレゼントされるらしいが、美しくないものはいらない。

NHK、番組ネット配信低迷 収入「想定の半分以下」

 NHKのテレビ番組をインターネットで有料配信する「NHKオンデマンド」が始まって12月で1年。当初見込んでいた想定額の半分にも満たず16億の赤字に終わりそうらしい。民法も含め各放送会社がオンデマンド放送に失敗しているが、これは予測の通り。各社が独自に立ち上げたのでは上手くいくはずがないのである。
 
 テレビ放送は無料でデジタルレコーダも普及しているのに見逃し番組ならお金になると考える方がおかしい。それに各社がバラバラのサービスなのだから視聴者の手間は半端ではないはず、そんな思いまでしてテレビが見たい人を相手にするなど、まともに考えれば最初から商売になるはずはないのだ。

 見出しでは想定の半分以下と言うが、今迄の視聴回数は124万回ということは良くて総額で3億。確かに半分以下には違いないが実際は想定の10分の1位。サバを読みすぎなのだ。

結論:iTunes Storeで売れば間違いなく商売になる。何故ならランニングコストはApple持ちだからだ。アメリカで上手くいっているのはアメリカだからではなく一つのチャネルで全てが完結しているから。料金の徴収もAppleが受け持つのだからコンテンツホルダーにとってこんなに参入の敷居の低い話はない。デジタルコンテンツで利益を上げたかったらiTunes Storeで売れば良いのだ。

金曜日, 11月 27, 2009

Macが売れている訳

 Windows 7が発売開始されVistaの2倍も売れているそうだが、Macの売上には好影響だけ与えてくれているようである。どうしてそんな事になってしまったかと言えば、Vistaを忌避したXPからWindows 7へのアップデートの道が、ディスクフォーマットを強いるクリーンインストールしか用意されていなかったからだ。
 
 Vistaがお話にならなかったのでアップグレードしなかったXP(Vistaが搭載可能なマシーンはダウングレードでXPにしていた)からWindows 7に乗り変える手間は、恐らくMacに乗り換えるのと大差がないはず。データをMacに移して、XPをサブマシーンとして残しMacに乗り換える方が精神衛生上良いのは間違いないのである。MacにしてBootCampやVMでWindows 7を使う方が賢いのではないだろうか。Macなら設定の手間はWindowsとは比べ物にならないくらい簡単だから、Windowsのアプリが必要ではない作業は全てMacで行えば良いのだから。

結論:VistaとWindows 7がどれほど違うかは知らないが、自分たちのヘマが原因で乗り換えが進まなかったOSなんだからXPから簡単にアップグレード出来るようにするのが筋である。こんな事だから価格は高いのにMacが売れるのだ。

木曜日, 11月 26, 2009

半分はMac

 ネットブックしか売れないPCを尻目に、iMacをアップデートしたAppleはデスクトップ機のシェアをアメリカで着実に伸ばしている。PCのデスクトップ機が全然売れない事が原因なのだが、全米で売り上げたデスクトップ機の半分がMacだとは恐れ入ったものである。それぞれの平均価格はPCのデスクトップが500ドルに対しMacは1,300ドル。その差が3倍近いと言うのに、良く売れるものだ。良くみたら売上ベースのシェアであった流石にまだ半分の台数ではないようだ。それでも、凄い事に違いはないが。

結論:デスクトップ機は、Apple以外はなくなってしまうのではないだろうか。

水曜日, 11月 25, 2009

ブラックフライデー

 ブラックフライデーと言ってもドラマのブラックマンデー(細菌テロ)やブラックサーズデー(株式市場の大暴落)のように縁起の悪い話ではなく、Apple恒例の感謝祭翌日の大バーゲンセールの話である。ブラックフライデー自体は、Appleだけの話ではなくアメリカでは当たり前の年末商戦の開始日(仙台の初売りのようなもの)なのだが、今回はiPodが30%引との噂もあり、Macも25%offと言われたのでは店頭に行列が出来るのは間違いないだろう。

 オンラインでも一日限りのスペシャル・ディールになるのだが、残念ながら開催されるのは、耶蘇教の国(欧米諸国)だけ、銀座に前の日から並んでも仕方ないのだ。

結論:毎年恒例の福袋は、日本だけのスペシャル・ディール。世界統一商品しか出していないAppleだが、昔から結構こう言うところは”郷に入っては郷に従え”を実践しているのである。今は無くなったけどSystem 7迄は、松の内に起動すると”あけましておめでとうございます”が起動画面だったのだ。

火曜日, 11月 24, 2009

3月までお預け?

 Qualcommのチップを搭載したiPhoneが来年夏までには出るのではないか言われている昨今。ビデオユニットの問題でカメラ搭載が見送られたと言われた第3世代のtouchの発売は3月になりそうだともっぱらの噂である。無くても死ぬような商品ではないのだから第3世代が出るまで購入しない方が良いと奨めた時には、3ヶ月もすれば出ると考えていたのだが、噂通りなら半年のお預けを食わせてしまって非常に申し訳ないと考えている。

結論:あと少しだけお待ち下さい。決して後悔はさせません。Tabletを買っちゃうって?目的が違う商品なので、そちらも一緒にご購入下さい。

iMac 27インチの実力

 発表から発売開始まで随分待たされたCore i5やi7の搭載されたiMac 27インチが遂に出荷された。どちらもQuad Coreだがベンチマークから伺い知れるその性能は2009年初期モデルの2倍の処理速度とiMacの中でぶっちぎりなだけではなく、現行のMac Proでさえ凌駕するレベルなのだ(公平に見ればメモリを6G1枚しか積んでいないProが不利なのだが)。Mac ProをiMacと同程度の構成にすれば軽く50万をオーバーしてしまうのだから、その3分の1の価格(20万でおつりが来る)で遜色のない処理が可能なiMacのQuadモデルはミラクル・マシーンなのだ。
 
結論:27インチを考えている人は僅か数万円の差なのだからCore i5を手に入れるべきである。Proもこの状態で黙っているわけはない。年明けに発表されるProは、モバイルもデスクトップもスピードアップは確実。MacBook ProはQuad、Mac ProはNehalem-EXで8コアになるのではないだろうか。

火曜日, 11月 17, 2009

Androidを搭載したガラパゴスケータイ

 シャープが、DoCoMoやau、Softbankの新製品発表会を開催し、その場でおサイフケータイや、キャリアメールが利用できるAndroid端末の開発を国内キャリアと連携して進めていると明言した。オープンなOSを使いながらガラパゴスとは、OSのライセンスコスト削減のためだけのAndroidということだろうか。単純にAndroidだけでは国内でやっていけないのは間違いないが...

結論:どうしても国内だけでやっていこうというのなら、そう言う選択もありうるだろう。好きなようにすれば良いのだ。

意味が分からない

 Microsoftが、スーパーコンピュータ向けのExcelを開発しているらしい。通常ならば計算に数週間も要するスプレッドシートでもわずか数時間で稼働するようになるそうだが、そもそもスプレッドシートにそんな計算をさせる方が間違っているとは、考えないのだろうか。世の中には文章でも画像でも、何でもExcelで保存しようと言う強者(強情なバカと言う意味)がいたりする(Wordで文章を作るよりも楽なのだろうが、それはExcelが凄いのではなくWordが駄目なだけなのだ)が、そんなExcel以外のアプリを使えない人用に売ろうとでも言うのだろうか。
 
 多量のデータを扱うならDB、文書はエディタと使い分ける方が理にかなっていると思うのだが...
 
結論:餅は餅屋。スーパーコンピュータにはもっと重要な仕事があると思うのである

火曜日, 11月 10, 2009

クリスマス・プレゼントの目玉は

 もう少し待てばカメラ付きのiPod touchが出るからまだ買わない方が良いと欲しがる人達を説得したのは数カ月前。MacBook Proのアップデートは年内にはないが、touchの3Gまで来年になるとはフィル・シラーも言ってはいなかったと判断している。

 クリスマス前に本来出したかった形のiPod touchが発売開始されそうな気配である。これが出ればまた来年の秋までニューモデルを出す必要はない。同時にThe Beatlesも遂にダウンロード開始か?

結論:価格も据置なら飛ぶように売れるかも知れない。秋に買った人が暴動を起こすか?

Android携帯では商売にならない

 最高64Gまでのストレージ容量(実質はそれより少なくなるが)が、用意されているiPod touchなら数やアプリケーションサイズを気にせずにインストール出来るが、Android携帯は256Mしかアプリケーション用ストレージが用意されていない(全容量は512M)ため、それ以上のアプリをインストールすることは不可能らしい。更に外部メモリとしてmicro SDカードが使えるのだが、ここにはアプリケーションは入れられない仕様らしい。
 
 こんな少ししかないストレージにおさまるアプリの数は限られる。10万以上もアップされたApp Storeで自分が登録したソフトを買ってもらうのは至難の技だが、たった256Mしかないストレージに収めてもらうアプリを作るよりは可能性がある。Androidのベースはオープンソース思想。ビジネスにしようと考えてはいけないようである。Ajaxなどを使ってWebアプリを開発するのがスマートなビジネスになりそうだ。

結論:Androidはスマートフォンではあるが、モバイルPCにはなれないようである(少なくとも現行の仕様では)。

木曜日, 11月 05, 2009

AppleとSONY考え方の違い

 現在のAppleとSONYの一番大きな違いは自社の技術に拘泥するかどうかだろう。デファクトになれなかったメモリスティックやATRACを何時までたっても捨てられないSONYに対して、自社で作ったfirewireをばっさりと切ってしまう(プロ仕様のマシーンには残っているが)Apple。自社のどうでも良い(消費者に認められなかったと言う意味)技術にこだわる暇があったら素直にデファクトを取り入れて他には真似の出来ない新しい事に利用しようと考えるかどうかが商品力に繋がっているのである。

結論:Blu-rayを殺すようなもの(新しいデバイスではなく考え方)を平気で出せるようになれば、SONYもAppleのようになれるのだ(と言う事は絶対なれないと言う事か?)。

どっちが先?

 年が明ければiPadが発表されるというのが定説になっているが、最新のデベロッパー用の10.6.2には遂にMacBook Pro6.×のコードが二つ追加された。現行機種は5.xなので明らかに新しいモデルである。筐体は少し手を入れたばかりなので、CPUのアップグレード(Core i5やCore i7が載るのだろう)。年内にはもう出さないとフィル・シラーが言っていたのだから、メインがタブレットで脇を固めるのがMacBook Proという布陣なのだろうか。そういえば、サポートの消えていたAtomが今回のビルドで復活したらしいが、タブレットにはP.A. SemiではなくAtomを載せるのだろうか。

結論:年明けも話題が豊富なようである。

火曜日, 11月 03, 2009

電子書籍リーダーは出版業界を救えるか

 SONYが最初に手を染め手を引いた電子書籍(アメリカではkindle後にSONYが再参入)。アメリカではAmazonが絡んでいるのでそれなりに売れてはいるようだが、出版業界が乗り気ではない(権利関係がうるさい上、再販制度が足枷になっている)日本では何度やってもうまく行くとは思えないのである(だから、国内ではSONYは静観)。電子インクは紙の節約にはなるが、それなら書籍ではなく新聞の宅配を止めるために使うべきだろう。
 
 タブレットで電子書籍をコンテンツに加えるのではないかともっぱらの噂になっているAppleは、現状の出版コンテンツには魅力がないと一刀両断。メディア・コンプレックスを前提にしたフォーマットでなければ、新たなデバイスを開発する意味がない事を暗に示しているのである。iTunes LP(音楽)やiTune Extras(映画)で採用されたCocktailはまさにそう言ったニーズに応えるフォーマットの基準になるもの。テキストと静止画しか頭にない出版社がデジタル時代に覇者になる事は無理な話なのである。

結論:紙に代わるだけなら全く意味が無いのだ(押し紙や返本が無くなって資源の無駄は減るが...)。

iPhone用のモーション・ポートレートアプリ

 大分以前に木原研のモーションポートレートに少しだけ絡んだ事があるのだが(別に私が開発したのではないので威張る話ではないが)、その時には音声はテキストからの合成音声だけだったのでこれを肉声で自動で口パクが出来るようになれば良いのにとお話した事を覚えている。iPhoneアプリとして今回登場した「PhotoSpeak」は、どうやらその辺りを解決したうよう(以前にも解決は出来たのだろうが、ただでさえライセンスが高かったので御破算になったのだ)である。

結論:今度は頑張って下さい。陰ながら応援しています。

Mac OS X 10.6.2でIntel Atomプロセッサのサポートが省かれる?

 Mac OS X 10.6.2でIntel Atomプロセッサのサポートが省かれるという噂が流れている。年明けに発表されるタブレットに備えて無許可のネットブックへのOSXのインストールを防ぐための措置ではないかと言われているが、iPadは開発版で使われていたAtomチップを搭載しない事が決まったのでサポートチップから外したのではないかと考えている。もしもAtomで行くのならばもっと早くに発表されていてもおかしくなかったからだ。

結論:iPadはApple製のチップ(P.A. Semi設計のPower PC系チップ)が本命なのだろう。これならばiPad用のOSをネットブックに入れる事は不可能なのである。Atomは省かれたのでは無く芽が消えたのだ。