金曜日, 4月 30, 2010

Apple、米国最大の携帯電話メーカーに

 Appleが頑張ったと言うよりは、かつての大メーカーだったMotorolaが落ちぶれただけとも言えるが、1〜3月期に875万台を出荷したAppleが米国最大の携帯電話メーカーとなった。今後大きく売上を落とす可能性も低く恐らく年間を通してAppleが首位をキープすることになるのだろう。

結論:昔日の面影は...

iPhone OSのライバルはwebOS?

 iPhoneやAndroidの攻勢に押されて風前の灯だったPalm。HTCやLenovoに買収されるのではと噂されていたが、蓋を開けてみればHPがホワイトホースとして名乗りを上げた。世間的にはオープソースのAndroidがiPhoneの対抗馬と考えられているが、AppleのNewtonに起源を持つPalm(Newton miniの開発者達がスピンアウトして起業)。ユーザインターフェイスに関しては、Androidよりも優れているとさえ言われている。技術的には優れていたが経営的にはダメダメだったPalmはスマート端末のその他大勢に過ぎなかったが、HPが買い取れば話は変わってくる。Windows 7を搭載すると言う失敗ですっかり笑いものになったHPだったが、webOSを手に入れることでiPad対抗のタブレットさえ自製可能になるのである。

結論:また、Microsoftに逆風が吹いたのだ。

コンセプト・ビデオなら誰にでも作れる

 昨年秋に、MicrosoftのEntertainment & Device部門がぶち上げたコンセプトである”Courier"は、開発が中止された。というより、最初から開発されるかどうかも分からないレベルの話だったのだろう。二画面を指とスタイラスを駆使して操作するそのコンセプト・ビデオは、もし実現されればそれなりにインパクトのあるものだったかもしれないが、時期尚早と判断したか、実現不可能と判断したかは不明だが結局日の目を見ることはなくなったのだ。

結論:Appleは、Siriを買収していよいよ"Knowledge Navigator"を現実のものにする射程距離に入って来た。そのコンセプト・ビデオをスカリーがぶち上げたのは1987年。21世紀までに開発すると言っていたが...Microsoftは、大風呂敷を広げてユーザを落胆させたAppleと同じ道を順調に進んでいるようである。Courierを止めてSlateじゃ話にならないと思うのだが。

木曜日, 4月 29, 2010

何で私はiPhone 4Gと書かないのか

 世間ではiPhone 4Gとしているところもあるが、使用する回線は3GのままなのでOSが4になろうが、ハードとしての大きな違いは高解像度(ディスプレイもカメラも)なので、断固HDなのだ。

結論:今度の動画は720Pに対応だと思う。

6月7日iPhone HD発表

 6月7日からWWDC 2010が始まるが、その初日に「iPhone HD」を発表し即日発売開始するのではないかと噂が出ている。当初、22日と言われていたが、ほぼ最終モデルと同規格と言われる端末の情報が漏れてしまったために発売を早めることにしたのだろうか。6月7日と言えばiPad 3Gが発売された直後。使い方が違うとは言え、互いの売りい上げに影響があるようにも思えるのだが。

結論:22日に出ても大した違いではないか。

HP、Palmを12億ドルで買収

 どうにも立ち行かなくて身売りを考えていたPalmをHPが買収するそうだ。12億ドルが安いかどうかは結果次第だが、AndroidにせよWindowsにせよ自社ではコントロール不能な他社のOS。他社に依存しているとボロクソに叩かれているSlateのように醜態を曝す事になってしまうことが身に染みたのだろう。Windows 7なんか使わなければSlateだってもう少しましだとは...Atomじゃあんなものか。

結論:自社製のOSを持たなければAppleに勝てないと判断したのは正しいだろう。気付くのが遅かったかも知れないが...もう忘れてしまったかも知れない(全く知らない?CEOがフィオリーナの頃)が、そHPはiPodも売っていたんだよな。

iPhone OS 4はビジネス活用のためのOS

 地味な機能なのであまり取り上げられていないがiPhone OS 4では、iTunesやApp Storeを経由せずにワイヤレスでアプリケーションの配布が可能になる。企業ユーザであれば社内のイントラの中で端末への業務アプリの配布が可能になる。メールや添付ファイルの暗号化も標準になり、SSL VPNが正式にサポートされるのもビジネスユースにとっては欠かせないだろう。
 
 更に。Mobile Device Management APIによって、iPhoneやiPadの運用管理も可能になる。現状ではiPhoneの設定を行うためのiPhone構成ユーティリティを使った構成プロファイルでしか端末の一元管理が不可能だったが、Mobile Device Management APIを使えば構成ユーティリティなしに、設定の変更や端末のリモートロック、リモートワイプが実行可能になり、RemoteDesktopによるMacの運用管理と同様の運用管理が実現するのだ。

結論:業務での使用を考えている人達にとってiPhone OS 4.0はなくてはならないOS。これが出れば、iPhoneであっても社員のおもちゃにされる事は無くなる。iPhone HDが登場したら全社員に配るか。

iPhoneのiChatはWi-Fiのみ?

 アップデートされたiPhone OS 4.0β版から、iPhoneのビデオチャット機能に関する記述が明らかになった。エラー・ダイヤログのテキストから判断する限りiPhoneのiChatはWi-Fiで繋がっている時だけに有効らしい。現状の携帯の通信速度では安定して品質を保てないからだろう(FOMAやSoftBankが提供していたテレビ電話は酷いものだった)。
 
 通常の音声通話は携帯や電話が通話相手になるが、Wi-Fiを使えばPCとのやり取りも可能になる。わざわざビデオを使わなくともVoIPで音声通話だけで十分となれば従量制の音声を使わずにiChatで会話を済ませる事が多くなるのは間違いないだろう。

 OS 4.0ではマルチタスクが可能になるので、iChatとSkypeを立上げておけば電話を使わなくとも、プッシュ通知で通話は可能になるのである。

結論:docomoもパケットARPUが経営の根幹になると考えているようだが、否も応もなくAppleがそちらへ持っていってしまうのである。

iTunes Storeが全米の音楽売上の4分の1を占める

 前年度より13億ドル売上げの減少し170億ドルになった世界の音楽売上。デジタルダウンロードは3億ドル以上増え43億ドルになっているらしい。中でも北米におけるiTunes Storeのシェアは既に25%を越え全売上の4分の1以上を占めているとのことである。

結論:1位になったのは随分前だが盤石の態勢に入ったようである。今後の課題は独禁法指定を回避することになるかもしれないのだ。

水曜日, 4月 28, 2010

iPad向けSIMカード発売へ

 iPadの価格も未発表の段階でSIMカード販売を発表したdocomo。Amazon以外のApple製品のネット販売を停止したApple。

結論:iPadはApple(USA直営のリテールとオンライン)の独占販売になりそうだ。

Android用Flashツールよりも

 Appleから排斥されたFlashをiPhoneアプリに変換するツールの開発を取りやめ、今後はAndroidに注力すると宣言をしたAdobe。Flashアプリの開発者から見れば大歓迎の決断だろうが、私だったらそれ以上にHTML5やJavaScriptで動くアプリを開発するツールに注力するのにと思うのだ。Flashは素晴らしい技術だったかも知れないが、Flashを真っ先に捨てなければいけないのはAdobeだと思うのである。

結論:パラダイムシフトはもう起きてしまったのだ。

キャリアは土管屋

 携帯キャリアは囲い込みのためにせっせとサービスを増やし、全てを自社の中で完結させるビジネスモデルを構築してきた。そのために、各キャリア用にアレンジしないiPhoneは不倶戴天の敵と捉えてきたのだが、iPadで遂にAppleのビジネスモデルの軍門に降る時が来たと判断したのだろう。今回のdocomoの発表は明らかに土管屋宣言。iPhoneに対して土管屋宣言を早々としていたSoftBankだけに儲けさせるわけにはいかないと判断したのだが、正しい判断だと思うのだ。

結論:AndroidとiPhoneの共存発言は、土管屋宣言と読み替えれば良いのである。

ついに動いたdocomo

 docomoがiPad向けにMicro SIMカードを出す準備を始めた。SIMロックフリーが前提条件と言うことだが、iPadはそもそもそう言う仕様の端末。もしかして、iPadはAppleが独占で販売だったりして。

結論:SoftBankとのSIMカードとキャッシュバックの競い合いになりそうである。購入予定者には喜ばしい事この上なし。これで純益でSoftBankに負けたauもiPhoneに乗り出すぞ。

iPhoneと鍔迫り合いをしているのは?

 iPhoneと鍔迫り合いをしている携帯と言われればXperiaだろうと考えるかも知れないが、意外なことに「らくらくホン」だそうである。もちろんスマートフォンとして鍔迫り合いをしているわけではなく「ユニバーサルデザイン」(国籍、性別、身体的なハンディを使える事)の機能でだ。
 
 「らくらくホン」といえば高齢者に使い易いもの(年寄用)と考えられがちだが、視覚障害者用としても人気があるそうだ(視覚障害者の8割が使用)。iPhone対抗でスマートフォンを各社が出してきているが、iPhone以上に格好良く(見映え重視)動く端末はあるが、ユニバーサルデザインで作られている端末は未だに出ていない。画像の表示拡大や、音声による操作だけではなく視覚障害者用にメールを音声で読み上げてくれる機能は「らくらくホン」とiPhoneでだけ提供可能なのである。

結論:iPhoneは、ただ格好が良いだけではない。

火曜日, 4月 27, 2010

iPhone HDとiPhone OS 4.0が意味するもの

 iPhone HDの開発モデルにフロントカメラが搭載され、iPhone OS 4.0でマルチタスク(例えプリエンティブでも)が可能になることによって、iChatによる通話(VoIP)がiPhoneのメインになる日が近いことが明らかになった。振り返ってみればiChatがデファクトになるVoIPだと騒ぎ続けて早4年。
 
 バックグラウンドで常にiChatを立上げておけば、相手の状況はリストで確認出来るので音声でもビデオでも文字でもチャットが可能になる。twitterは便利かも知れないが不特定多数の相手に情報が流れるデジタル時代のマスコミュニケーションツール。iChatは、プライベートコミュニケーションのツール(Windows PCは除外?)として独自の進化を遂げるだろう。

 SoftBank同士は通話は無料は今までの話。パケット網を使ってもiChat同士(Skypeでも良いのだが)は通話が無料がこれからの...CDMAだろうがLTEだろうが通信網はどうでも良くなる...当然、iPodもiPadも。
 
結論:iPhoneがマルチキャリアになる今年がIPを利用した通信の元年になるのである。

Google、Verison版「Nexus One」を中止

 「Nexus One」発表の時にはそれなりに鼻息の荒かったGoogleも「Nexus One」の販売実績を目の当たりにして、Verison版の「Nexus One」の提供を中止し、HTCの「Droid Incredible」を購入するようメッセージを出したようだという論調の記事が見受けられるが、前にも書いたように「Nexus One」のそもそも目的は、Android OS 2.1のベースモデルを出すことによって、未だにバージョン2.1以前のモデルに独自に手を入れてAndroidフォンを開発しているメーカーにハッパをかけること。HTCの「Droid Incredible」や「Desire」のような製品が出てくれば、もうGoogleが新しい端末を出す必要はなくなったのだ。

 HTCのようにAndroidを理解し、その機能を最大限に引き出せる端末を製造出来るメーカーが出てくれば、何もハードウェアに手を出すリスクを冒す必要などどこにもない(成功したとしてもAppleのように利益を生み出せるとは思えない)ないのだから。開発者に無料で「Nexus One」を配っているようだが、「Nexus One」発表時に私が指摘した正しい方向を選択したと考えるべきだろう。

結論:OSがバージョンアップされてもマルチタッチが不可能な端末(Xperiaみたいな?)だらけになったのではGoogleとしてはたまったものではないのである。

Barnes & Nobleのnook、出荷台数でKindleを上回る

 Android搭載のnookが米国内でKindleを上回る出荷台数になったそうだ。Barnes & Noble店舗内で「立ち読み」が出来る(1日1時間まで)「Read In Store」やAndroidアプリが実行出来る事でKindleとの差別化は更に進むだろう。3月(iPadは未発売)は電子書籍リーダの52%を占めたのだが、4月以降はそこにiPadが加わる形になるがどこまで付いていけるかが、今後の課題だろう。

結論:Barnes & Nobleから「nook for iPad」が登場する日は、果たして来るのだろうか。SONYからは絶対に出ないのだ。

iPhoneが登場するまでのスマートフォン

 Blackberryか、Windows Mobileしか選択肢の無かった頃はスマートフォンはニッチなデバイスであり、一般のコンシューマが手に取るようなものではなかった。要は、出来るビジネスマン(時間に追われていると言う意味)のマストアイテムと言うポジションだ。理由は簡単でBlackberryにはコンシューマが必要な機能がなく、Windows Mobileは出来損ないのWindows PCだったからだ。
 
 Blackberryはビジネスに必要な機能だけに特化したスマートフォンと明確にポジショニングされていた(そのためにユーザは限定された)。もう一方のWindows MobileはPCとスマートフォンの切り分けさえ明確ではない(何がしたいのかが不明。強いて言えばWindows端末だとわかれば良い)存在価値のない代物だった。どこでもWindowsという特殊な人種(病人。何でもMacの私も同様に病人だが)以外に使える道具にはなっていなかった。

結論:iPhoneが登場するまでスマートフォンはBlackberry(ビジネス用)しか存在しなかった。Windows MobileはスマートフォンではなくWindowsオタク専用のおもちゃに過ぎなかった。Appleは、多機能携帯とスマートフォンを合体し、その上に使い易さ(決して見た目ではない)を載せ、スマートフォンを再定義することに成功した。もうお分かりだろうが大事なのは機能ではなく使い易さだったのだ。

月曜日, 4月 26, 2010

Mac App Storeの噂、Jobs氏が否定

 OSX 10.7ではMacアプリケーション用のApp Storeが導入される可能性があると噂になっているらしいが、9 to 5 Macの読者がメールで、Steve Jobsに直接メールで問い合わせたところ「事実ではない」と回答されたそうである。
 
 いずれは、MacでもApp Storeが立ち上がる日が来るかも知れないが、それにはiAdがビジネスモデルとして成功し、アプリケーションの利益構造が変革される必要があるだろう。現状のiPhone OS端末(iPhoneやiPod、iPad)ようにAppleによる完全なコントロール下に置くことが不可能なOSXでは不可能なのだろう。

結論:10.7では駄目と言うことは間違いないようだが、11では吝かではないと受取っても良いのではないだろうか。いずれは、OSもアプリも限りなく無料に近くなると考えた方が良いのだ。

金曜日, 4月 23, 2010

オープンでスタンダード

 Appleをクローズだと批判したAdobe。Appleは、そんなAdobeに対してFlashこそクローズで独占的だとコメントを発表した。HTML5も、CSSも、JavaScriptも、H.264もAppleが開発に絡んだかもしれないがどれも標準化規格(オープン)。WebKitだって...

結論:レガシーだと切って捨てたのは失礼だったかもしれないが、特定の企業の技術に縛られるのも如何なものかと。

次世代iPhoneにマストなもの

 ITMediaに表題の記事が掲載されていた。全部で10項目だが、本物だと判明した起き忘れ”iPhone HD”と引き比べてみたいと思う。
 
1.アルミニウムデザイン
背面はプラスチックかセラミックで作られ外周部分にアルミニウムを使用
2.前面カメラ
 解像度は不明(恐らく120万)ながら背面とは反対の位置に確認
3.フラッシュ
 フラッシュ付きを確認。製品版で外す理由はどこにもない
4.マイクの改良
 既にノイズキャンセリング切り換えスイッチらしきものを確認
5.ディスプレイの向上
 Android以下と言うことはありえない
6.バッテリーの長時間駆動
 強力なバッテリが搭載されていることは確認済み
7.フラットな背面
 フラットですっきりしているのは写真で確認済み
8.ストレージの増量
NANDは既に倍容量が量産体制
9.テザリング
 Jobsはないと解答済み
10.フル機能のiPhone OS 4.0
 これが、無ければ意味がない
 
結論:と言うわけでマストアイテムは殆ど揃っている。開発バージョンとは言え、本物が出ちゃった後だからな。

iPhone国内累計230万台出荷

 MM総研がiPhoneの国内累計出荷台数が230万台になっと発表した(SoftBankからは公式発表は未だにないが)。スマートフォンに占めるiPhoneのシェアは72%で1強+その他と言う状況になっている。携帯全体に占める割合はおよそ8%。単一モデルしか出していないでこれだけのシェアがあれば十分だろう(Appleはそう思っていないから6月にHDを出すのだが)。

結論:たった8%と見るか、いずれ主流になる(日本は一度動き出せば全てがそちらに流れる国)スマートフォンの大半(72%はそう言っても過言ではないだろう)と見るかはあなた次第である。

Wired.comモバイル・ユーザーの26%が『iPad』

 Wiredのアクセスユーザの中のモバイル・ユーザに占める「iPad」ユーザが26%になったとの記事を目にし自分のところはどうだろうと確認してみると、流石にそこまでの比率ではなかったものの既にiPadからのアクセスが確認出来た。既にWindows mobileからのアクセスよりは多いことが分かったが、全アクセスに対してiPhone OS端末(iPhone、iPod、iPad)からのアクセが12%を越え、モバイル端末に占める割合ははなんと96%であった(OSX系で61%)。blogの内容が偏っているのだから当然と言えば当然なのだが。

結論:これからも、宜しくお願いいたします。

木曜日, 4月 22, 2010

HPのSlateは買ってはいけない10の理由

 ファースト・インプレッションがCult of Macに出ていたHPのSlate。真のパーソナル・コンピュータはタブレットになると言われている昨今(私が言ってるだけかの知れないが)。カタチがタブレットならばそれで良いと思ったのかは知らないが、駄目なものは駄目。買ってはいけない10の理由を...

買ってはいけない理由 
その1:OSがWindows 7。

結論:10個も買ってはいけない理由はいらなかった。OSが駄目なだけで十分である。題名に偽り在り。Loopyと言われそうである。

HPのSlateではネットブックにも勝てない

 貧弱なCPU(Atom)に重いOS(デフォルトでタッチパネルに対応していないのだから更に遅い)を載せたHPのSlateのファースト・インプレッションが出ていた。HPだって500ドルで消費者が手に取ってくれるような代物ではないと認識しているWindows 7ベースのタブレットマシーン。次はタブレットなのはAppleであってPCメーカーではないと考えるべきだろう。
 
 こんなものを出したら戦う前に虐殺されるだろうとさえ書かれている。ハードウェアはまだしもタッチインターフェイス用に設計されていないWindows 7。iPadのようにストレスなく動作するなど所詮無理な話。本当のところはどうなるか分からないWindows Phone 7(Silverlightがそんなに素晴らしいか?)が載ったとしてもiPhone OS以上に素早く動く保証などない。

結論:厚化粧で見た目を変えようが使ってみれば全てがバレてしまう。実機をリリース出した段階で自爆なのである。きっちり設計しなおして3年後ぐらいにまともなものを出すべき。はっきり言うがWindows 7ベースのタブレットPCはiPadと同じ土俵に乗せるような代物ではない。

Apple、ARMの買収を検討?

頂いたコメントにお答えするカタチで既に書かせて頂いたのだが、AppleがAMDを買収するのではと言う噂が出ているようなので個人的な見解を。

設計だけで製造しない方が身軽で良いが、iPhoneファミリー(iPhone、touch、iPad、次期Apple TV)で使われるチップの量を考えると委託生産では供給に問題が発生すると踏んだとすれば、十分に可能性のある話だろう。

 ARM製のチップを使っているメーカーからすれば、まさに驚天動地だろうが、Intelを始めSamsungなど多くのメーカーで造られているARM系チップがすぐさま消えてなくなるわけではない。但し、Appleが完全にARMを吸収してしまえば外向きに新たにARM系のチップが出てこなくなる恐れがあるのも事実(Appleが買収したP.A. SemiのようにARM系のチップを設計出来れば良いようにも思うがライセンスをされなければアウト)である。
 
 他社(Intel)に主導権をとられたくないAppleとすれば自社製のチップは十分に射程範囲内の選択肢。JobsがPowerPCを捨てたのもApple(Jobs)の要求に応えられなくなったからだが、Intelと心中する気などはなくAMDとも交渉しているという噂なども含め、長期戦略上チップに手を入れてくるのは十分ありうるだろう。

 Androidが出てくるまでは半独占も可能だったARM系チップの供給も、雨後の竹の子のようにAndroid端末が登場してくれば、最大の取引先であるAppleでも独占が不可能となれば内製を考えても不思議はない。

結論:ビジネスにおいて情け容赦も、血も涙もないApple。Jobsが通った後は死屍累々が当たり前になりそうな雲行きなのである。

水曜日, 4月 21, 2010

日本の家電は、なぜ“多機能”なのか

 表題の記事がITMediaに掲載されていたので詳細はそちらをご覧頂くとして、個人的な見解を。
 
多機能の理由
・機能が多い方が販売店が売り易い
・追加されたハードウェアで買替を促せる
・海外の格安商品との差別化
・顧客が何を欲しがっているかが分からない
・自分たちが開発に絡んだハードウェアをねじ込みたい
・下手な鉄砲も数打ちゃ当たると考えている

と色々と屁理屈は考えられるが...

結論:日本の家電が多機能なのは、経営者にビジョンがないからである。

AndroidとiPhoneは共存 〜追記〜

 最後に付け足すつもりだった大事なことを書き忘れていた。

結論:docomoはiPhone HDを取り扱う(自社の中で共存)と言うサインのようである。それと、SoftBankがiPadを扱うのは既定のことのようである。勿論、docomoも動いている。

火曜日, 4月 20, 2010

やっぱり本物だった

 GIZMODOのiPhoneは本物だろうと踏んでいたのだが、正式にAppleから返却を求める連絡が入ったようでやはり本物だったようである。

結論:大きく変わらないなら是非1台。決して、がっかりさせません。

iPhone HDが欲しい

 Appleのソフトウェアエンジニアであるグレイ・パウエル氏が紛失したものだとされるiPhone HD。背面が平らになりセラミックのような素材で作られているらしい。バラして中味も確認されているのでフェイクではなく最終モデルかは別にしてAppleが作ったものであることは間違いなさそうである。現行のモデルの方が握りやすいのかも知れないがデザインは今回の噂のモデルの方が私好みauからCDMA版が出るなら是非手に入れたい。マイクロSIMらしいのでもしかしたらiPadと1枚のSIMで使い回しができたりして。

結論:噂のモデルと違うデザインだったら1年待って(来年の夏にはSONYの8Mカメラモジュールが載る?)一気にLTE版か。

3Dに騙されるな

 何も策(知恵)が無いので降ってわいたようにカスゴミが騒いでいる3D。そんなもので本当に買替需要が起こると本気で思っている(本当にそう思ってるならバカだ)のかはしらないが、現在の3Dは虚仮威しの技術。本当にリアルな画面をみたいなら3Dよりは4Kとかの超高解像度のディスプレイの方が...まだコンテンツはほとんどないが...

結論:そもそもテレビは暇つぶしの道具だから虚仮威しで良いのかも知れないが、テレビの進むべき道は3DではなくiPadの方向だと思うのだが。3Dで半日もテレビを見続けたら体に悪いのである。

Dellのタブレット?

 CESでちょと大きなiPhoneといった感じのタブレット(5インチ版のStreak)を発表していたDellが、iPadと直接対決になる7インチ(今年下旬に発売)と10インチ(来年発売予定)を出すという情報が漏れたようである。

結論:見た目は、まんまiPad。間違って買われるのをねらったのか?何で売れないものを作るんだろう。

Kindleの知名度は低い?

 JIC(インターネットコム)が実施した「電子書籍リーダー」に関する簡単な読者アンケートの結果が発表された。お題は、電子書籍を読むなら「iPad」と「Kindle」のどちらが欲しいかと言うのもだったが、結果は約半数(46.8%)が「iPad」と答え、12.7%の「Kindle」を大きく引き離したものだった。「どちらも欲しいと思わない」が3分の1で、「どちらも欲しい」の7%も加えると(加えなくても)「iPad」が欲しい人は半数以上だった。大差がついた理由はKIndleの方がiPadよりも知名度が低いせいかとも考えたが、ネットアンケートに答えるような人が知らないと言うことは少ない筈なので、単に端末としての魅力の差が表れたのだろう。

結論:iPadと比べればKindleの知名度は低いだろうが、大差がついた理由は、読書以外の使い道の方とインターフェイスに魅力を感じているからなのだ。

AndoroidとiPhoneは共存

 無理をしたためにiPhone以上にバッテリー消耗が激しいXperiaの話は置いておく(そう言いながら書いたが)が、「Android Developers Forum in Tokyo」の中でAndroidとiPhoneは戦争ではなく共存の関係になりたいとの発言があったようである。Appleはエッジを目指し、Androidはコモディティに寄れば棲み分けられると言うことで、その考え方は正しいだろう。
 
 しかし、Androidで起死回生を狙うメーカーにとってはちっとも嬉しくない話であることも事実。エッジを目指すAppleは独自のOSによって他社との差別化を常に図れ、価格競争の外側で利益を享受できるのに(タネが尽きればその限りではないが)、Android陣営は結局余計なハードウェアの搭載と価格競争で勝負をせざるを得なくなり他社を、駆逐出来ない限りは大きな利益を得ることはできないと言われたわけだ。
 
 今回の発言は、メーカーではなくAndroidの開発者に対するものだったかも知れないが、Androidが美味しい市場ではなさそうなことをはっきりさせてしまった。生き残る方法としてAndroid独自のアプリではなくHTML5+JavaScript(ECMAScript 5)+CSS3でアプリを開発する方が良い(Windows Phone 7以外のスマートフォンなら動くし、IE以外のブラウザーでも動く)とサジェスチョンしてあげれば良かったのにと思うのだ。

結論:儲からない市場で頑張るなら共存出来ると言われて喜ぶ人は少ない。そうかといってエッジに打って出ればそれこそ自爆だが。AndroidとiPhoneは共存は出来るが、残念ながら共栄は出来ないのである。

月曜日, 4月 19, 2010

iPad次期モデル開発開始?

 まだ初号機も手に入らない状態だというのに第2世代「iPad」の開発がスタートしたという噂が出ているようである。次期モデルは、2年近く前に既に第1世代と一緒に作られていたのだが、使われているOLED(同じサイズならば価格差は10倍)がネックとなり市販化は先延ばしされたのだが2011年になれば価格が大幅に下がると判断されたのだろう。但し、同じディスプレイサイズだと来年になっても5倍近くの差がありそうなので、一回り小さい7インチモデル(過去に7インチの目撃証言もある)となるのではないだろうか。
 
 「iPhone HD」と同じデザインコンセプトだと言われているが、たった1年でモデルチェンジをするとは思えないので、「iPad Pro」のような上位機種(製造コストを考えると200ドル近く高いはずだ)としてラインナップに加わるのかもしれない。

結論:チップはApple製のダブル・コアのA5か?

iPad 3Gは。5月7日に発売開始?

 あまりの売れ行きに1カ月販売が延期されたiPad。アメリカだけ予定通りに発売されたのではという怨念が実を結んだのかは知らないが、iPad 3Gの発売が当初の予定よりも2週間ほど遅れそうだとの噂が出てきた。海外は5月末に同時発売と今のところ言われているが、そうなるとアメリカ国内の出荷数を減らさなければいけなくなるので余計に飢餓感を煽ることになりそうな雲行きである。
 
 20日には、Appleの第二四半期の財務報告があるが、その場でiPadの出荷台数が正式に発表されることだろう。

結論:100万の大台に乗っているかどうかは、そこで明らかになるのだ。

Microsoftの”Kin”はWindows Phone 7ではない

 突然、アナウンスされたMicrosoftの”Kin”。約束を守れれば(しばしば守れないが)年末にはWindows Phone 7の端末が登場すると言うのにアプリの拡張性もない(デフォルトのみ)全く別物の端末を発表したのかが理解出来ない。Windows Phone 7端末との差は、iPhoneと多機能携帯との差と同じくらいにあり両者の間に相互に移行する手段も用意されていないようなのだ。どう言い訳をしようが、10年前のAppleの(ここ暫くのSONY?)ように社内がバラバラに動いている証拠だろう。恐らく今回の”Kin”の元となったProject Pinkの連中はWindows Phone 7(明らかにiPhoneやAndoroidがターゲット)の発表に驚いたに違いない。
 
 自分たちがモバイルフォンの開発者の主流だと考えていたのに、ゲーム部門がいきなり名乗りを上げて、全く異なるプラットフォームを派手にぶち上げたのだから堪ったものではない。慌ててKinを出して来た理由はそんなところだと思うのだ。

結論:VAIO Pocket(覚えてますか?)、PSP、Walkmanと立て続けに別なフォーマットのプレイヤーを出して共倒れになった何処かのメーカーの真似をして何か良いことでもあるのだろうか。まあ、単なる意地の張り合いだとは思うが。

日曜日, 4月 18, 2010

何でiPhone OS 4は、マルチタスクでHTML5なのか

 バッテリーの消耗や処理速度を考えたらマルチタスクは駄目だと拒否してきたJobs。今回のマルチタスクはプリエンティブなものでAppleの望む条件を満たさないものが勝手にマルチタスクを実行できるようにはなってはいない(それでもかなりの事が可能になったが)。
 
 先週末、HTML5の関するセミナーに参加したがその場でもFlashはバギーなのでいずれは主流ではなくなるだろうとの話だった。ネットの主体がモバイル端末に移れば大半のマシーンは、WebKit(Appleが開発したWebエンジン)を使いHTML5に準拠している。合わせてJavaScript(ECMAScript5)とCSS3を使えばブラウザーがプラグインを使用せずにプログラムを実行する環境になってしまうのである。Flashをレガシーだと言うのはそういう事なのだ。

結論:Flashを閉め出してマルチタスクとHTML5をOS 4に載せたのはiAdのためだったのである。

金曜日, 4月 16, 2010

2G終了などで“携帯難民”1200万人 流出阻止へ各社が躍起

 利用者の3割近くが2Gを利用しているKDDI。2G終了でユーザに逃げられたら困ると考えているなら、端末代無料でiPhone HDを提供したら誰も逃げないと思うのだが...

結論:是非その線でお考え下さい。

iPad売り切れ中

 奥の手を使って手に入れようとしているiPad。Apple retail Storeでも在庫が切れているようでApple Storeで注文して貰いました。流石のAppleもiPadの初期購入者が引けた後は落ち着くと思っていたのに、蓋を開けてみたら収まるどころか購入者がどんどん増えて玉が足らない状態になってしまっているようである。
 
 米国外の発売を正式に発表してしまったので、流石に今度は米国内の供給量を絞ってでも海外に振り分けるだろうが、需要をカバーするには今の生産体制では全く対応出来ないのではないだろうか。

結論:日本のメーカーに製造を委託したりして...

木曜日, 4月 15, 2010

MacBook Proも売れてます

 iPadが売れ過ぎて海外投入が延期になっただけではなくひっそりと発売開始されたMacBook Proも予想以上に売れているようである。特にローエンドの13インチは好評のようで一部の販売店では品切れになっているそうだ(オンラインショップで2〜3日待ち)。

結論:iPhoneのハロー効果恐るべし。

待ち切れずに...

 iPadの発売が一カ月も伸びるとは、待ち切れずについに奥の手を...と、言ってもAppleからこっそり入手など出来る筈もなく(一介のAppleフリーク)。

結論:パスポートが切れてて買いには行けない非グローバルな私は、潔くアメリカ法人の支配人に購入をお願いしました。

水曜日, 4月 14, 2010

XperiaにZylo?

 ソニエリが何を血迷ったかXperiaを出したばかりなのに、Walkman携帯のニューモデルを発表(第3四半期に欧米で発売)してきた。Xperiaはスマートフォン(Walkmanではない)で今回のは多機能ケータイだからかぶらないと考えているのかもしれないが、同じ会社の中で縦割りで全く別物(Walkmanと非Walkman)の端末を開発するなんて...
結論:やってることの意味が分からない。

もうどうにも止まらない

 最初の1週間で55万台を売ったiPadはもしかしたら、未だに週に数十万台売れているのだろうか。間もなく3Gも発売開始になるというのにWi-Fiも勢いが落ちていないのだろう。この勢いだと今月中に100万台は突破、5月中に200万代も夢ではないのでは。

結論:もうタブレット戦争は決着が着いたようである。前のタイトルと今回のタイトルを見れば年は隠せないのだ。

売れすぎちゃって困る

 「需要に供給が間に合わない」

結論:他のメーカーは、「一度は言ってみたい」と思っているに違いない。

iPadの発売開始は1ヶ月延期

 アメリカ以外への供給が間に合わないくらいに売れているのかは知らないがiPadの発売がいきなり一月延びてしまった。5月10日から先行予約が始まるので取り敢えず注文は入れるぞ。

結論:6月22日にはiPhone HDが出るしおちおち仕事もしてられない?

MacBook Pro 13インチにCore i3を使わなかった理由

 MacBook Proの15インチや17にはCore iシリーズを搭載したApple。どうせなら13インチにもi3を載せれば良いのにと考えてしまうのは貧乏性なせい(或いは最新式は全てにおいて良いと言う幻想)だが、13インチにCore 2 Duoを採用した理由を聞かれたJobsは対して差のないCore i3を載せてコストが上がるよりはディスプレイ・チップを強力なものに置き換えて全体のパフォーマンスを上げる方(描画速度が80%高速になった)が理にかなっているからだと答えたそうである。

結論:こけ威しのカタログスペックのためにCore i3を採用しなかったJobs。13インチで良いかなって気持ちになってきたのだ。

AdobeがAppleを提訴する愚

 Flashを排除しただけではなくクロスプラットフォームコンパイラーまで排除されたことを受けてAdobeがAppleを提訴するのではないかという噂が出ている。はっきり言うがこんな事を言い出したAdobeは間抜けだ。そもそも、iPadやiPhoneがFlash向けの端末としてAdobeと共同開発されたデバイスであればAdobeの言い草にも一理あるが、ハードウェアもOSもAppleが独自に作り上げたもの。何を採用し、排除しようがそれはAppleの戦略であってAdobeに気を遣う必要などどこにもないのである。
 
 Appleは元々、アプリケーションのインターフェイスにもガイドラインを設け厳格に管理することによってユーザビリティを確保してきた企業。開発者の利便性ではなく最終ユーザの利便性を考えた上で言語や開発環境を指定しているのだから、Adobe(Adobeのツールで開発している業者)の都合など二の次どころか考慮の対象でもないのである。
 
 それは、AppleがJavaをCoCoaから排除した段階で明らかだったのだが、クロスコンパイル・アプリとかVMが必要なアプリケーションは本来持っているマシーン(OS+ハード)の能力を最大限に利用出来ない出来損ないのもの(最大公約数的なアプリしか作れない)である。私が関わったCGシステムもLinuxマシーンとの併用を前提にJavaを言語として利用したため、「アプリケーションが遅いのはMacのせいではない」と思わず叫びたくなるような鈍足の代物に仕上ってしまったのだ。

結論:Flashがどうしても必要ならばAppleはAdobeと共同でiPhoneやiPad用に開発をした筈である。Flashが必要だと思っているのはFlashで簡易にアプリを開発している連中であって、ユーザは快適に使えれば、それが何で動いているかなどは関係ない。タッチインターフェイスを前提に作られていない(Flashお得意のポインタの遷移によるアクションを画面に触れずにどう実現する気だ)Flashでは、iPhone OSの魅力を全て生かすことは不可能だからAppleは排除しただけの話なのだ。

火曜日, 4月 13, 2010

GoogleのタブレットはAndroid端末?

 「iPadなんてただのデカい電話」と笑ったエリック・シュミットCEOがタブレットを開発しているそうだ。タブレットに使われるOSは噂のChromeではなくAndroid。Appleが拡張性はアプリでという戦略をとったのと同じように何でもありのChromeではコントロールが効かないと思ったのかはしらないが、Android Marketで曲がりなりにもコントロールが可能(オープンソースなので縛りが緩過ぎると思うが)なOSを選択せざるを得なかったようである。

結論:タブレットはNokiaやHP、MicrosoftもiPad対抗機種を準備中だが間違ってもPC用のOSなど載せないように。タブレットは”ただのデカい電話”じゃなければダメなのだから。

Mac OS X 10.7は来年までお預け?

 WWDC2010でβ版が配布されるのではないかと噂されていたOS X 10.7はどうやら2011までお預けになるようだ。Appleは、iPhone OS 4のリリースに資源を集中させAndroidやWindows Phone 7などのスマートフォンOSの追撃を阻止し、出来るなら息の根を止めようという戦略を立ててきたようである。幸いPCのOSには10.6を脅かすようなライバルは存在せず(シェアではなくユーザインターフェイスで)時間的な余裕が出来た為に更新のペースを遅らせることにしたのだろう。

結論:空中分解を防ぐためにペースを遅らせざるを得ないAndroidに、年末に間に合うか分からないWindows Phone7と、売却騒動のPalm。そして対象が全く異なるBlackberry。ここで一気に引き離すつもりらしい。情け容赦は無用?

iPhone OS 4からGoogleが消える?

 別にGoogleで検索ができなくなるわけではないが、今までSafariの検索のデフォルトがGoogleで、検索窓に”Google”と表示されていたもの(デフォルトをYahoo!にすれば"Yahoo!”と表示し検索ボタンも検索エンジン名だった)がOS 4からは”Search”に変わるようである。流石に”Bing”やApple独自の検索エンジンではないのだが、明示的にGoogleだとは分からないようにするのは、蜜月が終った(GoogleはAppleに年間10億ドル支払っていたが更新金額で折り合いがつかなかった?)からだろうか。単にもっと多くのエンジンが加わるからかも知れないが...

結論:そう言えばマカーの世界では常識となっているGoogleがAppleにお金を貢いでいる件(年間10億ドル)は、世間ではGoogleがそんなことをする筈はなくAppleが払っていると思われているようだ。GoogleをSafariに組み込む見返りだったはずである。

月曜日, 4月 12, 2010

Palmが身売り?

 Palmが身売り先を探しており、HTCが買収を考えているらしいとの噂があるようだ。買収の噂を受けて株価が急騰したようだが果たしてどうなるのやら。

結論:HTCが自分たちでコントロール出来るOSを手に入れようとしているようだ。WebOSが欲しいだけである。

Appleの商品をフールプルーフだと思っている限り

 趣旨の6割くらいは頷けるが4割は間違っていると断言出来る記事
がTechCrunchに掲載されていた。

 筆者は、現在のAppleの製品も過去と同じようにフールプルーフなニッチな商品だと思い込んでいるが、それは現在から過去を見ての判断であって現在から未来を見た場合にそれが成り立つかと言えば大きな誤りである。Appleの製品を買う消費者をフールプルーフ(馬鹿でも使える)を求める金持ちと規定しているが、これからのPCの主流は技術者から見てフールプルーフと言われる人達が何も考えずに操作を誤らないものへと移っていく。PCは使いこなすことに意味があるのではなくそれで何を生み出すかが重要になる。操作を覚えるために時間を空費するくらいこの情報化時代に無駄なことはないのである。過去のPCの問題はそれまで人間が手にしてきたインターフェイスで操作出来なかったことにある。そして、技術者たちは自分たちが出来ることを出来ない人達をリテラシーの低いフールプルーフな連中だと蔑んできた。その結果が他のメーカーよりも価格の高いApple製品の趨勢だ。
 
 Appleの製品はフールプルーフなわけではなく、道具としてのインターフェイスを極めた結果、そこに辿り着いたことを見ようとしていない。最終ユーザの満足感を満たそうと考えれば開発者目線での商品開発は意味を成さない。開発者ならば使用感に不満があれば自分で手を加えて使い易いものに変えるだろうが、普通のユーザならばゴミ箱に捨てるだけだ。ITリテラシーの高い人達がリードをしてきたのはPC黎明期の名残に過ぎない。これからは開発者が使い易いPCがニッチな存在になる(開発者以外には不要なPC)のである。

 簡単なものを勿体ぶって難しく見せることは簡単だが、難しいものを簡単に見せることは容易ではない。エラーが発生しない(発生しても重大なエラーにさせない)ように設計するのは並大抵の事ではない。知識を持っている人だけが使えるものを作るのは物づくりとしては一番低レベルだと思うのだが...
結論:Appleの製品をフールプルーフだと思っている技術者が物づくりの主体になっているメーカーしかいない限りAppleは安泰である。Xcodeの開放で開発者の裾野が広がったが、恐らくAppleは未来型のハイパーカードをいつかフールプルーフと言われている人達のために提供してくれることだろう(アラン・ケイの願いでもある)。

今週も大騒ぎ?

 iPadを発売開始したばかりだと言うのに、いきなり次期バージョンを発表したApple。それがiPadに直接影響するかと言えば、そんなことはないが新しいiPhoneが夏には出ることを示唆しているのは間違いない。iPhoneのマルチタスクはプリエンティブではないと木下誠さんが指摘されているが、大幅に機能が強化されることは間違いないのである。と、言うわけで足を引っ張りかねない怒濤の発表があったばかりなのに、今度は火曜日のも新しいMacBook Proが出るのではないかとの噂が出ている。それだけではなく、日本でのiPadの正式発売日も今週中にアナウンス(これも、火曜日)されるのではないかと噂になっているが、確かに今週中にも販売価格とキャリアを発表しなければ月末迄の間に先行予約をかけることも出来なくなってしまうのだ。

結論:少し前に今年は2週間に一つの発表があるのではと書いたが、1週間に二つとは流石に考えてもいなかった。それも、2週続くとなったら財布の中味が...

土曜日, 4月 10, 2010

Xperiaはマルチタッチではない

 現在Xperiaはマルチタッチではないが、使われているスクリーンがハード的にマルチタッチに未対応のため、たとえ0Sが2.1になってもマルチタッチにはならないことがはっきりしたそうだ(前から分かっていたように思うのだが)。マルチタッチが必須かどうかは知らないが、それを期待してXperiaを購入した人たちからすれば裏切られた気持ちで一杯だろう。

結論:tweetで非対応を初めて知ってキャンセルした人もいるようだが、そういうことは買う前に調べるべきだと思うのだが...だからハードとソフトがコントロールされていないからAndroidはダメだって書いているのに...SONYファンが私のblogを読むはずはないか。だからて、iPhone 3GSは買わないように6月になればiPhone HDが出るのだから今買ったら、またバカを見ることになるのだ。

金曜日, 4月 09, 2010

iPhone OS 4とiAdの本当の意味

 GIZMODOの記事に画面の8分の1を広告スペースに割くのは酷いという趣旨の記事が掲載されていた。確かにそう言う側面もあるが、恐らくAppleが目指しているのは広告収入によるソフトウェア(他のコンテンツも)の無償化と、更にはその先にあるハードウェアの無償化なのではないかと思うのである。そこまで、大きなものだからiPhone OSの発表とは分離して行うのではないかと勘ぐったのだが、どううやらそうしないことによってこっそりと未来に向けた種を仕込む戦略をとって来たのだろう。
 
 良く考えれば、私のように正攻法(大々的に将来像を示した上でiAdを発表)で持っていったのでは当然既存の企業の総攻撃を受けて潰されかねないが、GIZMODOのように単なるアフェリエイトの変形だと思い込んでくれるような誰でも考えそうな機能追加に見せかけて発表すれば...気付いた時には独り占めも可能(同じことを考えているのはGoogle位だが、あちらは独占企業と見られているので下手には動けないという弱点がある)。こんなことが可能なのもAppleが、GoogleやMicrosoftの様にシェアの大きな寡占企業ではないから。全てを手に入れてから解体されるかも知れないがその時は...

結論:売れれば売れるほどiPhoneやiPadの価格は限りなくゼロに近付いて行くのに、利益は大きくなって行く。そんなビジネスモデルを考えつくとはJobsは本当に恐ろしい存在なのである。本当の意味に気付いた人はまだ少ないと思うけど。

iPhone OS 4を発表

 マルチタスクに、iAd、VoIP(標準でこれがあればtouchは電話になる)が正式に公開された。iBooksの発表などどうって事ではないと言うくらいに大きいのがiAdとVoIP。ある意味通信キャリアと広告代理店から飯の種を奪う暴挙だと言えるだろう。iPad用のiPhone OSは秋になると分かったので、先日触れたバージョン4.01がCDMA2000端末用で4.1がiPad用だと言うことも明らかになった。

結論:混乱(分裂)を減らすためにAndroidはリリースのペースを今までよりも遅くするらしいが、今後Appleは恐らくペースを速めてくるだろう。コントロールされているからこそ進化の速度を速めることが可能になるのである。

iPad、日本での立ち上がりに慎重な見方

 「購入動機が弱い」ので日本ではiPadが爆発的に立ち上がることはないのではと、BCNのアナリストが慎重な見方を示しているそうだ。小型ノートPCと同じくらいの売れ行きだろうと言うのだが、その理由は日本ではアメリカのような電子書籍がそろっていないからだと...
 
 カメラがないとか、電話が掛けられないとか、USBがない(これはコネクタが既にある)も理由になるのかも知れないし、Flashが動かないからなどと、貶す気ならいくらでも欠点を上げる事は...

結論:実際、立ち上がりはどうでも構わない(個人的には爆発的に売れると思うが)。次のモデルが登場するまでの一年間でどれだけ売れるかの方が重要なのだ。一年後には、ネットブックや他のデバイスを買う人間は好奇の目で見られる(私だけがそうするのかも知れないが)ようになっていると思うのだ。

分裂が『Android』の成長を阻害する

 急成長を続けるAndroid。Androidは、オープンソースだから素晴らしいと手放しで評価する間抜けもいるが、それはハードウェアの開発者にとって素晴らしい(好き放題が可能だから)だけで、エンドユーザやソフトウェア開発者にとっては傍迷惑以外の何物でもない。
 
 現在、流通しているバージョンだけでも互換性のない4つ(1.5、1.6、2.0、2.1)が存在し、Googleにはそれらに互換性を持たせようという気は全く無いのだ。だから、Googleはダメだと前から私は書いてきたのだが、全く同じ意見の人は当然たくさんいて、今回の表題も、アナリストの記事の題名を拝借した。

結論:OSの進化は完全なコントロールの上でしかありえない。Androidはコントロールを放棄したことにより何れ行き詰まり、Microsoftはコントロールを知らなかったために既に行き詰まっている。コントロールを理解しているのはAppleだけ。暫くはppleの天下が続くのは間違いないようである。

木曜日, 4月 08, 2010

SONY、Walkman用ドックスピーカーを拡充

 SONYがWalkman用に360度サラウンドのドックスピーカーを4月24日(iPadが出る日に対抗?)に発売するそうだ。サードパーティが周辺機器を作ってくれない(作らせない?)からなのだろうが、たくさん売りたいならiPodやiPhoneに対応したモデルも作った方が良いと思うのだが...

結論:マカーの私だってSONYのイヤフォンは買う(今はAKGのIP2だが)。自ら商圏を狭める戦略が私には、全く理解出来ない。日本以外ではiPod用の周辺機器を堂々と売っているでしょSONYさん。

広告もコンテンツの一つ

 音楽を支配し、ビデオや書籍も手中に収め、放送を搦め捕ろうとしているAppleの最後の牙城は広告である。明日のiPhone 4.0の発表会で発表があるのでは無いかと噂されているiAd。恐らく、別の機会になるだろうと思うのだが...

結論:もしかしたら、iPhone OS 4.0の目玉機能が広告だったりして。そう言えば日本のApple StoreのMacBook Proの出荷が7〜10日に変更になった。アメリカは未だに24時間だが、来週MacBook Proのニューモデルが出るのだろうか?

iPadの原価率は52%

 ソフトウェアやライセンス費用を含まないiPadの原価率は52%だろうと、iPadを分解したiSuppliが調査結果を発表した。複数のサプライヤーから提供されているのはディスプレイやメモリだろうが、恐らくどこも同じ金額なので概ね今回の調査結果を上回ることは無いだろう。
 
 原価率を低いと見るかどうかは人それぞれだが、粗利益が4割以上取れている商品が数日で数十万台(既に60万台は越えた筈である)を売り切ったのだから、開発費の回収も直ぐに終るのだろう。
 
 Apple以外のメーカーがこんな商品を売り出したら500ドル以下で売ることなど出来ず、その上同業他社との価格競争に陥りとてもではないが原価率を52%に押えることなど不可能なのである。

結論:Appleの強みは、ハードウェアの設計とソフトウェアの設計を一社で行なえることにある。その上どこにもライセンスしないのだから価格も自由にコントロールできる。誰もが欲しくなる商品を言い値で売れるというのは誰にでも出来る芸当ではないのだ。

水曜日, 4月 07, 2010

iPhone HDを予想(妄想)する

 iPhone OS 4.0が発表されるのを受けて次に来るのはiPhone HD。既に多くのサイトで色々な噂が飛び交っているが、概ねその線に沿った端末が登場するだろうと言うことで取りあえず、次のiPhoneを個人的に予想してみたいと...

その1:3.5インチディスプレイで960×640の高解像度(2倍と書いているサイトがあったが、縦横2倍なのだから4倍の解像度)
その2:iSight用のフロントカメラ(既存のiPhoneやiPadとの差別化の胆)
その3:A4チップ(iPadと同じARM系チップ)
その4:CDMA2000にも対応(これで、VerisonやauだってOKになるのだが)
その5:SIMロック・フリー(これからは、マルチ・キャリアもうロックする段階は終わり)
その6:裏面にもマルチタッチ・センサー(個人的にはアルミ筐体にして欲しいのだが)
その7:より長時間のバッテリー駆動時間
その8:無線(Wi-Fi、Bluetooth)を使ったRendezvous(他の端末やiTunesとの同期を無線で)

結論:コミュニケーションのとり方が、また進化するのである。

iPad以降のパーソナル・コンピュータは

 1歳児でも操作できる(使いこなせると迄は言わない)PCとなるiPad(iPhoneやtouchもそう)。今までのPCを使ってスキルを蓄えてきた人から見れば中途半端なPCとバカにしてみたいところだろうが、PCスキルを蓄える前にiPadが登場した世代から見れば、今までのPC(当然Macも含め)など糞みたいな出来そこない(インターフェイスと言う意味で)のデバイスだと言われるようになるのだろう。
 
 そんなことはないと思う方は胸に手を当てて考えてもらいたいのだが、私の子供の頃のコンピュータとは汎用機だったが、今コンピュータと言われて汎用機をまず始めに思い浮かべる人はいないし、PCと言われてMS-DOSを思い浮かべる人も恐らくいない筈だ。何故なら、今PCを普通のツールとして使っている人の多くはWindows以降にPCを使い始めた世代だからだ。

 情報化が進みセキュリティ問題が発生した現在、多くのまともな神経をした企業では会社のデータを自宅に持ち帰る(自宅から持ち込むのも同様)ことは禁止事項となっているはずだ。会社のデータを持ち帰って自宅で作業をする必要が無くなれば会社のPCとの互換性など不要になる。それなのに面倒なPCをわざわざ使って時間の無駄遣いを...

結論:パーソナル・コンピュータは、PCからiPadのようなデバイスに移行するのである。

火曜日, 4月 06, 2010

iBooksは本当に凄い

 iBooksに標準でバンドルされている「熊のプーさん」。ページをゆっくりと括ると挿し絵が、まるで本物の紙の本のように裏移りしている。昨日見させてもらったKIndleはiPhone用の青空文庫のビューアー(iSky)のように横にスライドするだけだったが、Appleが作り込んだアプリケーションの質感は段違いなのが、こういうところで如実になってしまうのである。

結論:ソフトで質感を表現するのは理屈ではなくセンスの問題なのだ。裏移りの表現などは絶対にJobsのダメダシの成果である。

iPadは「完ぺきな滑り出し」

 アナリストの予測を大幅に上回る販売台数を記録したiPad。笛は吹けども何時までたっても芽の出なかったタブレットPC市場は、Apple一社だけでメイン市場になろうとしている。J・P・モルガンはAppleの予想株価を300ドルも可能と引き上げたようだが、このままのペースで推移すれば恐らく今年中に300の半ばを越えることになるだろう。
 
 これで、タブレット市場が花開いて他のメーカーも一儲けと考えているのかも知れないが、それは単なる幻想。今までタブレットPCが壊滅的だったのは、専用のOSもなく(PC用のOSにタッチスクリーンを付ければタブレットOSになると思ったら大違いだ)常識外れの価格(こなれていないデバイスを使えば機能は低いのに価格は高くなる)で売ろうとしたから。iPadは、一番重要なその部分をクリアした初めての端末。欲しいと思う機能を欲しいと思える価格でAppleが出してきた(iPhoneの実績は大きい)のだから、売れたのであって他のメーカーが真似をしても売れるものではないのである。

結論:本命(3G)が、登場していないのにこの騒ぎ。もう成功は間違いないのだ。

Flashなんていらない

 殆どのサイトがFlashを使っているのだから、それをサポートしないiPhoneやiPadはダメだとHTML5未対応のブラウザーしか使ったことのない人々(IE使う方が悪い)は宣う。フラッシュ未対応だと見えないページばかりになってしまうとAdobeは宣うが、Flashをかかすことの出来なかったビデオサイトはどんどんHTML5+h.264に対応している。開発者の数はまだ、多いかもしれないがHTML5でなんでも出来ることが分かればAdobeのツールに頼らずにウェブページを構築する人はあっという間に増えるのだ。

結論:大手が先を競ってHTML5に対応している。そう言うサイトは存在しないと認識すれば、対応しないサイトがあっても一向に構わない気がするのである。

新しいMacBookも今月中?

 ゾンビ状態のくたばりぞこないPowerBookを騙しだまし使って、MacBook Proのニューモデルを待ちわびていた私には朗報であるはずなのだが、iPadと同時にMacBook Proも買うと言うのはいくら何でも良心の呵責が...

結論:iPadとiPhone HDは会社貸与にすべく動くしか方法は無さそうだが、そのプロジェクトは私の手のうちに...そんなに世の中甘くないか。

iPhone OS 4.0を披露

 Appleが正式にイベント開催(それもiPhone OSの未来を披露という)を発表したのだから、少なくとも3.2ではないバージョンのiPhone OS(4.0)に関する発表がある筈だ。既に、4.0だけではなく4.01や4.1というバージョンもネット上で観測されているらしいが、4.01や4.1は6月に発売されるiPhoneの第4世代ではなく秋に発売されるCDMA版iPhoneに対応するOSなのだろう。

結論:iPadが順調な滑り出しをしたと思う間も無く、矢継ぎ早にiPhoneを繰り出してくるなど、今年のAppleはまさにアグレッシブなのだ。売れるかどうかも分からないのにわけの分からんくらいにモデルを細分化する(Z、S、C、G、T、FだEだってノートだけで9シリーズも。一体、何がやりたいのだろう)メーカーだってあるのだから良いか?

初日の販売台数は30万台

 先行予約も含めて初日のiPadの販売台数が30万台を超えたとAppleから正式にアナウンスがあった。メインターゲットである3Gモデル発売開始は今月末だが、Wi-Fiがあまりにうれてしまうと3Gモデルの売上に影響が...

結論:同じ人が3Gモデルも購入というパターンが一番多いかもしれない。

256なのか512なのか?

 既にバラシも行われているのにiPadのメインメモリはiPhoneと同じ256Mだという意見と512Mだという意見の二つが存在する。カスタマイズされたA4がSnapdragonよりの処理が高速(2割から3割)なことはベンチマークで確認されているようなのだが、X線を使ったというFixitを512M信じて良いのだろうか?

結論:全然分からない。

月曜日, 4月 05, 2010

iPad 3Gは買ってはいけない

 本日午後iPad Cafeに参加。主催者の株式会社ゴーガの小山さんは成田から直行で1時間遅れ(5台のiPadを持参)、その前にExt Japanの直鳥さんがサンフランシスコで手に入れたiPadに触れていると日テレの取材が急に入り、夕方のニュースに...一瞬だけ映っていたようで...仕事だったので顰蹙を買うことはなかったのだが...
 
 iPadの操作感はスピーディー。よくぞここまでと言うくらいにサクサクと。YouTubeやビデオも流石にハイクォリティ。GPSが入っていないのに疑似コンパス機能付き(CoreLocationの機能か?)でGoogle Mapが画面の中でクルクルと方向を変えていた。中鳥さんは既にiWorkも購入済みで、Keynoteを使い続けていると動作が緩慢になるとのことだった。
 
 そろそろ、本題に。何でiPad 3Gを買ってはいけないかだ。iPad Wi-FiならばiPadを補うためにiPhoneが必要だが、iPad 3Gを購入したらiPhoneは必要なくなる。あの大きな画面でサクサクと動いてくれるのだからiPhoneでネットをしようなどと言う気持ちは失せるのは間違いないのである。

結論:SoftBankは、iPhoneと3G無しのiPadを抱き合わせ販売とiPad 3Gの特別割引、DoCoMoはiPad 3GでiPhone解約を戦略にすべきだろう。auは、iPhone HD(CDMA)を死ぬ気で販売するしかない(もしも、扱わなかったら死ぬ気ではなく死ぬと思う)。

iPadの販売台数は60〜70万?

 先週末に全米で発売開始されたiPad Wi-Fi。3Gモデルはまだ出ていないのというのに週末だけ(先行予約分も含む)で60〜70万を販売したとの報道も見られる。でかいtouchだ中途半端なPCだとの批判をものともせず、堂々の売上だろう。
 
 Apple製品の真価を理解できない(PCの価値観しか持ち合わせていない気の毒な)人には、iPadの意味は分からないのだろうがMS-DOSがWindows(似非Mac)に駆逐されたように、ネットブックやタブレットPCは一部のマニアを別にしてiPadに駆逐されることになるのだ。

結論:道具に理屈が必要なのはごく一部の人間だけ。何も考えず(マニュアルなど読まず)に使えるツールがあるなら、それに越した事はないのである。本日午後、業務としてiPad Cafeに行ってまいります。やっとiPadに触れる。

金曜日, 4月 02, 2010

コマーシャルを見る限り

 4月1日の発売を機に、Experiaの新しいCMがテレビで盛んに流されている。CMで嘘は付けないのだろうが、指の動きよりも少し遅く動き出す画面遷移がそのまま流れているのを見てイラチな私としては到底我慢できないとの感想を持ったのである。

結論:アプリで細工するとこうなるという見本だ。まあ、実機で試したわけではないので本当のところはどうかはわからないのだが...もしも、そのままならお話しに...

Apple社タブレットの分解に成功

 WIREDに、「Apple社タブレットの分解に成功」という記事が載っていた。Appleのタブレットと聞けば条件反射的に「iPad」と考えるのが常識となりかけているのだから、手に入れた「iPad」を早速バラしたか...元記事は4月1日掲載なのでウソかと思ってバラされたタブレットを見れば、根っからのマカーには直ぐ分かる懐かしい端末の哀れな姿が...

結論:Newton MessagePad 2000は、間違いなくApple社のタブレット。iPadだと決めつけてしまう位にAppleのマーケティング戦略(一般には洗脳と言う)は凄いのだ。検索サイトもこれくらいの厚みのあるジョークを飛ばせないものだろうか。揃いも揃って3Dって...

木曜日, 4月 01, 2010

「iPad」、初年度に1,000万台?

 App Storeもない状態で登場したiPhoneでさえ74日で100万台を売り切った事を考えると、発売前に利用可能なアプリケーションが15万も存在するiPadの2010年の出荷目標が1,000万台に上方修正されたとしても何ら驚くにはあたらないだろう。既に先行予約で40万台が受注されたとも言われているiPad。最初の2カ月でKindleを越えることは間違えないだろう。

結論:iPadをターゲットに新しいビジネス・モデルを構築できるかどうかが重要。私も頑張らねば(何を?単なるiPad購入だったりして)。

「Xperia」、予約だけで5万台

 docomoの「Xperia」が予約だけで5万台も受注したと言うことらしく幸先の良い出だしを切ることが出来、非常にめでたいことである。

(追加)予約だけで終ったりして...

結論:問題はどんどん売上が増えるかどうか。恐らく一般消費者から見たらSONYのiPhoneという範疇。iTunesが使えない、App Storeが使えないって言われるんじゃないの。

iPhone HDとiPhone OS 4.0

 数カ月前iPhone OS 3.2と4の存在が明らかになった時に、iPadが4(マルチタスク)になると勘違いしていた私だが、6月に発売開始される「iPhone HD」はOSが4.0にアップされ、皆が期待していたマルチタスクがいよいよ現実になるようである。
 
噂されているiPhone HDの仕様
その1:解像度960×640のAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)ディスプレイ(圧倒的に省電力)
その2:5メガピクセルのHD動画対応カメラ
その3:64GBのNANDフラッシュメモリ(次期iPod touchは128G?)
その4:背面タッチ入力可能な両面タッチインターフェイス
その5:長時間駆動
その6:フロント・カメラ搭載
その7:より薄型
その8:CPUは、A4(当たり前の話?)
その9:CDMA2000対応モデルも
その10:セキュアなマルチタスク

 別に驚くような仕様ではない。仕様だけ見ればその程度と思われるかも知れない。他のスマートフォンでは考えられないのは内部メモリの大きさだけだろう。
 
結論:Appleの強みは仕様ではなく使用感。驚くような形で操作性の向上が図られていることだろう。ソフト・キーボードなしでも操作できるOSになっていたりして...それは次か?

Xperia vs Desire

 CNETの「AndroidとiPhone、買うならどっち?」以上に醜い言い合いになっている「Xperia vs Desire、買うならどっち?」。Desire支持者から見ればXperiaは見てくれ(女の子に受けないことに気付いていないようだが)は別にして時代遅れの端末(OSで出来ないことをアプリでカバーしているなんちゃってAndroid 2.1)。片や、Xperia支持者から見ればキャリアがSoftBankだと言うのが一番の問題点(それ以外では全てに負けているので、そこを突くしか方法がない)と攻め立てる。
 
 Xperiaを支持する人は2.1にアップデートすればDesireより良くなるという保証もない論拠で優位性を唱えるが、希望通りにアップデートされるにしても2.1上で今と全く同じ操作感にするには相当の時間が必要なことを理解していないようである。

 端末を売る上で一番大事なことは女性に受けるかどうかなのだが、その観点で見たらどちらの端末も落第。過去に私の大好きだったMotorolaの黒一色の棚末なんて女性が買うわけのない端末。いくら男どもが騒いでも女性が欲しいと思わないものでは仕方がない。女性の方が多いという大事な事に気付いていないのに争っても意味がないと思うのだ。

結論:6月に出る「iPhone HD」が、XperiaやDesireに見劣りすることが無いことだけは確か。それでもAndroidに拘る理由が私には理解できない。iPod nanoみたいなスマートフォンが出たら、全部持っていかれちゃうと思うのだが...