水曜日, 3月 31, 2010

9月にCDMA版iPhone?

 6月に発表される「iPhone HD」と同じ仕様でCDMAに対応するiPhoneの発売開始は9月になるだろうと言う噂が出ている。春商戦は各社Androidをメインに据えようとしているが、夏(auは秋)以降はiPhoneで顧客の囲い込みに走る積もりなのだろうか。

結論:全てのキャリアがiPhoneになると価格競争に陥るだろう。iモードやEZWebが使えないから通信料が安いと言う苦しい言い訳でiPhoneだけ下げるのだろうか。それともiPhoneを完全無視?

iPadは4月24日に発売開始?

 Appleのカナダの直営店の従業員に対し4月24日には全員出社するようにとの指示が出されたという情報があるらしい。日本ではどこがキャリアになるかも未発表だがSIMロックが無いのだから最悪裸の状態でも発売する気なのかも知れない。

結論:問題は日本に回せるほど玉があるのかどうかである。

火曜日, 3月 30, 2010

「ソフトウェアとおもてなしがやたらと得意な家電メーカー」

 中嶋聡氏のblogの中に今回の題名となった言葉が書かれていた。たった一行の言葉で、現在のAppleを表すとは、まさに慧眼の士。未だにiPhoneやiPadがPCメーカーのお遊びみたいに捉えている(バカな)メーカーもあるが、アイテム数は少ないが出している商品がトップシェアを押えている(PCはまだだが)AppleをPCメーカーと思っていたのでは将来は真っ暗なのである。
 
 バッティングする商品を持たないから大丈夫だとたかを括っている家電メーカーが何時足下をすくわれてもおかしくない状況になっているのだ。既にAppleはMicrosoftやSONYを、追いつかなければいけないライバルとは考えていない。3Dでどうにかして利益を出そうとしている家電メーカーも鼻で笑っている筈だ。画像が飛び出す前に全てのコンテンツを飲み込める仕組みを自社でカバーすることがAppleの真の狙い。
 
 既得権益に縛られたマスコミや広告業界、ソフトウェア業界を破壊するのがAppleのこれからの仕事なのである。

結論:ソフトウェアもコンテンツも究極はフリー。その上で利益を出せるビジネスモデルがこれから始まろうとしているのだ。

月曜日, 3月 29, 2010

Xperia潰し

 4月1日にdocomoからXperiaが発売させるのを見計らって、「HTC Desire」を売り出すSoftBank。Xperiaは良くできている(ハード的に)が所詮はAndroid 1.6。2.1にバージョンアップが出来るかは不明なのにDesireは最初から2.1。iPhone潰しみたいに思われがちだが、潰したいのはdocomoのAndroidフォン。DesireがiPhoneのように爆発的に売れるとは考えてはいないのである。

結論:国内メーカーのAndroidフォンは未だに1.6ばかりなのでSONYが安心していたら、いきなり2.1である。SoftBankは底意地が悪いのだ。

初回出荷は既に売り切れ

 4月3日の販売に合わせてどれだけの出荷数を見込んでいたのかは分からないが、先行予約の出荷予定日は4月12日に変更され初回出荷分は既に底を突いたことが明らかになった。店頭に割り振られる分もBest Buyは1店舗当りわずか14台と言うことだし、日本での販売時にも同様の動きになるのは間違いないだろう。

結論:直ぐに欲しくても手に入らない恐れがある。日本で発売が正式にアナウンスされたらとにかく予約を入れるしかなさそうである。キャリアがSoftBankだったらWi-Fiモデル。docomoも乗ってくるなら3Gモデルだ。

Netscapeには勝ったがMozillaには負けるかもしれない

 今の若いものにNetscapeなどと言っても何のことだか分からないだろうが、IEがWindowsと抱き合わせになる前にはウェブブラウザーと言えばNetscapeだった。バージョン7まで辿り着いたところで息絶え、その遺伝子はMozilla(Firefox)に受け継がれオープンソースとして生延びてきたのだが、時代遅れのIEに対しFirefoxを含む様々なブラウザが登場しIEは徐々にそのシェアを落とし始めている。既にHTML5をサポートするIE9もアナウンスされているが、サポートの終了したIE6、失敗作だったIE7に現主力のIE8と複数のバージョンが混在し、個別のバージョンでみるとFirefox(Firefoxは大抵最新版が使われている)がトップシェアに躍り出ているのだ。
 
結論:スマートフォンの世界ではWebKit(Safariのエンジン)がデファクトになろうとしている(スマートフォンの世界ではWindowsは負け組だ)し、Netscapeの敵をFirefoxが取る日は以外に近いのかも知れない。

金曜日, 3月 26, 2010

「Nexus One」が「iPhone 3GS」に勝てない理由

 WIREDの記事を真似して私なりに勝てない理由をまとめてみたいと思う。

理由
その1:キャリアが悪い
 何でVerizonではなくてAT&Tなのだと批判されたiPhoneよりも非力(弱小とも言う)なT-Mobileでは乗換えは期待できないのである
その2:最新のOSを使っているから
 1年前に発表された1.6でシコシコ作っている人がまだいると言うのに未知数の2.1。開発キットさえ十分に浸透していない状態では2.1の良さを分からせるアプリが出てくるわけもない。国内のメーカーを見れば解るようにやっと1.6に辿り着いたばかりなのだ
その3:価格が高いから
 iPhoneもSIM無しモデルを買えばトンでもない価格だが、そんなバカな買い方をする人はいない。大幅にディスカウントされたiPhoneを買わずに「Nexus One」を買えと言うことに無理がある
その4:iPadが発表されたから
 消費者の気持ちは既にスマートフォンではなくiPadに移ってしまった。スマートフォンの戦いは既に消費者の意識の上では終ってしまったのだ
その5:ゲームが少ないから
 暇つぶし用の無料アプリやジョークアプリ(一発ギャグ用)の数が圧倒的に違う。話し下手の人でも無料アプリを入れるだけで話の切掛けを得られるのは大きい
その6:オタクの評価が高いから
 昔はApple製品を使っているだけで変わり者のオタクとされたが、今はApple製品を使うのは一般人。オタクに絶賛されればそれだけで普通の人なら引いてしまうのだ。
その7:Androidなんて知らないから
 一般人にとってOSなどは存在しないも同然。WindowsとMacの違いさえ分からなかった人間にiPhoneとAndroidの違いなど分かるわけが無いのだ(別に消費者をバカにしているわけではなく消費者にとってOSの優劣は機能ではなく使い易さなのだ)。恐らく、一般消費者にとってはiPhoneとそれ以外のケータイ(スマートフォンでもない)でしかないと思うのだ
その8:Apple製ではないから
 「Nexus One」をAppleが出していればOSがAndroidであっても飛ぶように売れていただろう。最新ではない機能を最高の機能と言い切ってしまう「Jobsマジック」がないのだから売れないのは仕方がなのだ

結論:一番大きな理由は、間違いなくその8。今回は8つです(ごく一部の方にだけ分かるジョークです)。恐らく、「Nexus One」を作ったのはAndroid OSの開発をJobsに裏切り者と罵倒された事に対する腹いせ。本気でずっと作り続けるとは思えません。

木曜日, 3月 25, 2010

iPadで変わるもの

 iPodが音楽の楽しみ方を変えたのが10年前。日本の出版業界はこれから電子書籍のあり方を変えようとしている(電子書籍リーダは日本のほうが早く手を付けたが時代が間違っていた)が、Kindleで花開いた電子書籍の世界はiPadに収束するのは間違いないだろう。
 
 AmazonはKindleを販売しているのでAppleと全面戦争になるなどと日本のメーカーは考えているのかも知れないが、Amazonが心配しているのはKindleがiPadに負けることではなくAmazonの電子書籍販売がiBook Storeの後塵を拝することだけなのだ。Amazonの基本は書店、コンテンツが売れればどんな端末で読まれようが全く意に介することではないのである。
 
iPadが変えるもの
その1:出版社がいらなくなる
iBook Storeを使えば売れるかどうかは別にして個人で本を出版できる。文庫本や新書は全て電子化して、置物としての価値もある装丁本以外は印刷されなくなる
その2:アプリだけでは利益が出せなくなる
App Storeはソフトウェアの流通革命。会社が大きいことが命取りの原因になる時代を切り開いてしまった
その3:ONY以外は電子書籍デバイスから撤退するS
 ハードで儲けるしかないSONYはWalkmanのように止めるわけには行かないが、AmazonやBurns&Nobleなどは自社の電子書籍が読めるデバイスが必要だっただけで、それがiPadであろうが構わない。2010年中に勝負が付くので来年までにはハードから撤退するだろう。勝負は電子化したコンテンツの量と使い安いiPadアプリにかかっている
その4:iPadをネットブックやタブレットPCと比較する人がいなくなる
 iPadが発売されていない現在は、iPadとネットブックやタブレットPCと比較するバカ(大抵はWindowsやLinuxのヘビーユーザ)がいるが、実物が販売され普及すれば全く違うデバイスだと言うことが世の中に浸透する
その5:何れWebからFlashは消える
 現状がどうあろうと一旦流れができればあっという間に変わってしまうのがデジタル時代。iPadで見得ないページは存在しないページと認知されるようになる
その6:iPhone OSがメディアOSの覇者になる
 音楽からアプリ(ゲーム)、書籍から動画、その先にはテレビの未来がある。
 
結論:もう次の時代に入った。既得権益は死んだのだ。

「紙と共存共栄を」?

 国内大手出版31社が「日本電子書籍出版協会」発足させ、KindleやiPadのj狼陸に備え電子書籍のフォーマットを統一しようと動き出したようだ。失敗に終っているパプリ(まさか単なる時期尚早だなんて考えていたりして)だけでも3つも4つもフォーマットがあるのに、その上で統一とは言えもう一つ作る理由が私には全く見えないのだ。どうせ今までのフォーマットは温存するのだろうし。自分たちの権益を確保したいからiBook Storeに電子書籍を提供する気はないのだろうが、手間を増やすだけで何も生み出さない気がするのだ。
 
 日経みたいに紙(新聞)を売った上で電子版で儲けようと算段しているのかも知れないが、電子版で儲けた上で紙の書籍を続けられるビジネスモデルに組替えるのでなければ間違いなく破綻してしまうだろう。電子版をオマケみたいに考えているからビジネスとして成り立たないことに早く気付いて欲しいと思うのだ。まあ、カスとゴミしかいないから無理な話かもしれないが。
 
 「紙と共存共栄」ではなく「デジタルとの共存共栄」。もう主語は紙では無くデジタルの方に動き出している。

結論:統一フォーマットなど、縦書きをサポートした上でePUBで良いと思うのだが、何か問題でも?電子書籍を成功させるのに必要な事はフォーマットの統一ではなくコンテンツのボリュームなのだ。もしかして、未だに出版社を通さないと出版できないとでも思っているのだろうか?バカじゃないの。

水曜日, 3月 24, 2010

もう勝負はついた

 まだ発売も開始していない段階でユーザの認知度が65%になったiPad(既に発売済みのKindleと同じ認知度)。その人達の向こう3ヶ月以内の購入に関しては15%が検討と言う解答だった。既に販売されているSONYのReaderの認知度は次点だが一気に下がって39%と言う結果。iPadの発売日にPocket Readerを値下げするらしいが、最初から価格帯で被るようなものでは無い(199ドル)のに、こんな策しかないとは情けない話なのだ。

結論:iPadでは、iBook StoreにKindle、ePUBに青空と電子書籍としてのバックアップ体制が整えられ始めている。雑誌や新聞もいずれはiPadに相乗りをするだろう。商品が発売される前に勝負はついてしまったようである。

火曜日, 3月 23, 2010

次のiPhoneは、4Gではなく3DS?

 2011年3月期(2010年6月)にデビューさせる任天堂の新型携帯ゲーム機は、「ニンテンドー3DS」(仮称)になることを発表した。肉眼で3D映像のゲームを楽しめるのが一番の特徴だそうだ。

結論:任天堂とAppleの見ている方向は非常に似ている(SONYは全く違う方向を見ている?)ので次期iPhoneの名称は、"iPhone 3DS"。何てことはないと思います。あったりして。

マードックのお墨付き

 Kindle或いはHPのタブレットPCとの比較が中心となっている(BenQのQCM-330も比較されているが)iPad。マードック氏曰く、動的コンテンツも静的コンテンツも同じように扱えるiPadの表現力が今後はより重要になり、何れオールドメディアはiPadに集合することになると言うことらしい。私も全く同意見だが、私の寝言とマードックのご託宣では発言の重みは全く違う。大きくなったtouchに過ぎない、中途半端な大きさで中途半端な機能(PCと比べて)などと思っていると時代に乗り遅れるのは間違いないだろう。

結論:日本のコンテンツ屋ももう少し目先を利かせないと自滅してしまうのだ。コンテンツにぶら下がって殿様商売がいつまでも続くなんて考えるのは単なるアホなのだ。

1,300万台のiPad用ディスプレイを注文

 Korea Timesがネタ元なので話半分に聞いた方が良いのだが、SamsungとLGの間で合計1,300万台のiPad用ディスプレイの供給の契約をAppleが結んだらしい。

結論:合計で10億ドルを越える契約になるが今のAppleにとっては端た金に過ぎないのだろう。

iPhoneのゲームシェアはPSPを越えた

 あくまで米国内の話ではあるが2008年に僅か5%であったiPhone(iPhone+touchなので台数で既にPSPを凌駕している)のゲームシェアが19%になりPSPの11%を越えてNo.2の座を得たようである。米国ではコンソールゲームが市場の70%を占めているので全ゲーム市場におけるiPhoneのシェアは僅か(5%)かも知れないが、goの失敗(現段階での)で失速気味のPSPを尻目にAppleが伸びていることが証明されたのである。
 
 ケータイばかりか家電もガラパゴスになってしまったと言われるの日本で同様になるとは言い切れないが、世界的な潮流はそっちの方向へと向かっているように思うのだ。

結論:SONYはまた後出しじゃんけんに負けるのだろうか。今後1年感でAppleの予想株価は最高で400ドル台の半ば、最低予想額の325ドルでも時価総額は世界最大になってしまう。いくらなんでも流石にこれは行き過ぎだと思うのだが...少なくともSONYは、もうライバルではなさそうだ。

月曜日, 3月 22, 2010

iPhone用にFlashなしのページを用意する

 iPhoneに媚を売っている分けではないのだろうがFlashなしのページを用意するサイトが増えてきたなと思って入間もなく、HTML5準拠のIE9が間も無く登場する。今までは動画を埋め込むためにFlashが必須だったのだが、h.264がそのまま埋め込めるのだからそのためにFlashを使うというのはなくなっていくのだろう。
 
 Windowsの世界ではFlashを使っても重くならないというテスト結果もあるようだが、Safari上では確かにお荷物扱い。Jobsが怒り狂ったからではないだろうが、どうやらiPhoneだけではなく世の中全体で、Flashはジ・エンドへと向かっているように思えるのである。

結論:FlashなしではWebが成り立たないなどと考えれているのはAdobeのMacroMediaチームだけのように思うのだ。iPhoneでOKなら他は全部OKという時代になりそうである。

日本でもiPadは電子書籍リーダーのリーダーになる?

 日本では始まらない恐れのあるiBook Storeだが、ePUB形式の電子書籍が読めるiPadにはもう一つ「青空文庫」があると言うことで、中嶋聡氏がクラウド本棚付きのeBook ReaderをiPad向けに無料で配布する準備を整えたそうである。
 
 出版社が権益確保に走る積もり(書籍の電子化を拒む)なら、著作権の切れた文書を電子化することで対抗すると言うのもひとつの方法だと思うのだ。

結論:まずは、「青空文庫」のPDF化を協力しよう。

金曜日, 3月 19, 2010

SONYのPSP go、目論み外れ苦戦?

 SONYのPSP goがSONYの目論みとは違い苦戦しているそうである。週に1,000台そこそこしか売れていないのだから、そりゃあてが外れたのは間違いないが、そもそもPSP goが売れると目論んでいた事自体目論みと言うよりは、「単なる虎算用だろうよ」と突込みを入れたくなるのは私の根性が曲がっているからだろうか...

結論:PSPと互換性が無くてソフトを買い直さなくてはいけないだけでアウトだと気付くと思うのだ。iPhoneでゲームのダウンロードがこれからの王道だと思ったのかも知れないが、どこをどう考えるとPSP goとiPhoneが同じビジネスモデルだと思うのか、私がバカなせいか全く理解できないのである。SONYの目論みは外れたかも知れないが、私の予想通りだったのだ。

Windows Phone 7って何なの?

 Microsoft以外のアプリケーションがマルチタスクで使えないマルチタスク(それって単なるマルチスレッドなんじゃないの?)。コピペも出来ない最新OS。

結論:見た目がどうかは別にしてiPhone OS 2.0並だと思うのだが。SilverLight使うとそんなものしか作れないってことなのだろうか。

大人の対応

 電子書籍ではライバルのように書き立てられどちらが勝つのかと言う書き方をされるAmazonのKindleだが、iPhone用だけではなく、Mac、iPadの両プラットフォーム用のKindleを準備しているAmazonは非常に大人な対応をしている。自社のハードウェアだけに拘ったためにガラパゴス以外では全く相手にされなくなってしまった某メーカーがあったが、ルビコンを渡る前にもっと大人の対応をしていればいくらでもAppleを利用して利益があがったと思うのである。

結論:ケータイ以外の家電製品も完全にガラパゴス化しているのが日本もメーカーの現状。Appleと一緒にやろうと言うくらいの気概がないと成功など覚束ないのだ(独自のビジョンがないのだから)。

Google TVって?

 突然持ち上がったGoogle TV。機能も書いたようにSONYが組み立てるらしいが、中味はAtomにAndroid。もしかして、次のApple TVのCPUがARMベースでiPhone OSになるから慌ててこさえたのだろうか。

結論:成功したとは言えないApple TVだが、明らかにトロイの木馬(テレビを置き換える物)。2匹目のドジョウを今のうちにとでも考えているのかもしれないが、そうは問屋が卸さないように思うんだが。

Androidアプリは、所詮Javaアプリ

 Androidで一括りにするなと書いたが、同様にiPhoneアプリとAndroidアプリを、同じアプリだと一括りにするのも間違いである。iPhoneアプリはネイティブ・アプリケーションだが、Androidアプリは所詮Javaアプリ。JavaVM上で動くアプリとネイティブに動くアプリを同じに扱うのは間違いである。中嶋聡氏の指摘されているようにGoogleがHTML5を無視することなど100%あり得ないが、AndroidやChromeはお金にならなければ見捨てられる存在だと理解しているのだろうか。

結論:ハードとOSを組み合わせた上でエコシステムを利用して商売にしているAppleに対して、一番肝心なOSを人任せにしているメーカー。自分たちの未来が他人任せで心配じゃないのだとしたら長期的な戦略など持っていないと言う事なのである。

iPadの予約台数は1週間で40万台?

 AppleStoreでの先行予約は初日に12万台だったのではないかと予測されていたが、リテールでの予約を加えると1週間で40万台に達したのではないかとの予測が発表されたようだ。BCNランキングの1クリック投票の解答でも39.4%の人が出たら直ぐに欲しいと答えたようで(ちなみにiPadを知らない人は僅かに0.8%だった)、欲しくても手に入らない人が大量に発生しそうな雲行きである。

結論:SONYもGoogle TVの組み立てなどやめてiPadを作った方が儲かるんじゃないの?

木曜日, 3月 18, 2010

SONYのGoogle TV

 SONYとGoogle、IntelがAndroidを搭載した「Google TV」と呼ぶセットトップボックスを共同開発しようと取り組んでいるらしい。Google ChromeでネットにアクセスしGoogleアプリが動くのは構わないが、チップはIntelのAtomだし、OSはGoogle。SONYは、ただ組み立てるだけで何のメリットがあるのと言うだろう。cellでも提供するのなら話は別だが、共同開発だったcellを続けているのは東芝だけで、PS3用のチップを東芝から買っているるに過ぎない。
 
結論:まさか、Apple TVに対抗してるつもりなのじゃないよな。プレステのゲームでも動くのだろうか?そうだとしたらプレステが売れないし...組み立て屋なんて中国の電気屋じゃないんだから...SONYも落ちたものだ。

何でAndroidで一括りにするのだろう

 SONYのXperiaの発売開始が、4月1日に決まったそうだ。Android OS 1.6をベースとしたスマートフォンとしては非常に良くできた端末である。デザインだって悪くはないが、それとXperia用のアプリケーションが作られるのとは別の次元の話である。既に、Android OSは、Xperiaで使われている1.6の後継に当る2.0と2.1が用意され、さらにSONYが独自に手を入れているハードウェア向けのカスタマイズ無しに魅力的なアプリが作れる保証はない上に、Xperia用のAndroid 2.0や2.1が提供されるかどうかも全く分からない状態だ。
 
 Xperiaに限らず、Androidのアプリケーション開発者は複数のOSとハードウェア仕様の混在を目の前にしてお手上げ状態になりつつある。iPhoneであれば売れるかどうかは未知数にしても、もしも爆発的な人気になった場合にユーザが数千万いると単純に虎算用が可能だが、Androidでは作ったアプリケーションの潜在的なユーザがどれ位存在するかが、全く闇の中なのである。

結論:自分用のアプリを作るのではない限り私ならAndroid用の開発など絶対にしない。メディアはAndroidと一括りにして報道するが、実態はiPhoneがジャイアントパンダだとすればAndroid犬。チワワと土佐犬が同じなんて誰も思わないのでは?

Windows Phone 7用のアプリを作るバカなどいない

 見た目がどうかとかはどうでも良い話なのだが、Webのデファクト技術だと言われているFlashでさえ今後は利用しないアプリが主流になりそうだと言う矢先に、MicrosoftはAppleのビジネスモデルを踏襲することで勝ち組に慣れると言う妄想を抱いている。前にも書いたようにITに3番目は存在しない。そして、既に1と2はiPhoneとAndroidと決まってしまった。まだだと思う人もいるかも知れないが、既に次のStepに踏み込んでいるAppleがMicrosoftに負けるなどあり得ないことなのである。

結論:Silverlightなど、どこの誰がサポートすると思っているのだろう。Microsoftが開発資金を提供して利益から一切の上がりをとらないと言うのならば、小銭稼ぎに利用するかも知れないが...

水曜日, 3月 17, 2010

新たに明らかになったiPadの機能

 先行予約が開始されたiPad。予約開始と同時にiPadの情報も更新され、スクリーンの回転ロックボタンや電子書籍の読み上げ機能があることが明らかになった。Macで標準で用意されているVoiceOverを使って自動音声変換して視覚障害者をサポートしてくれるのだ。
 
 この機能は、Kindle2にも搭載されているがオーディオ・ブックが売れなくなると出版社から圧力がかかっていたものなのだが、Appleは健常者用ではなく障害者向けの機能だと謳うことで、全米の障害者協会のお墨付きを盾に著作者たちと渡り合っていく積もりのようである。
 
 日本では何時になっても花開かないのではないか(映画やテレビドラマのように)と危惧されている「iBook Store」だが、別アプリの形でePUB形式の電子書籍を同様に扱えることも明らかになった。これで、「iBook Store」が始まらなくてもiPadは、「青空」にePUBで立派に電子書籍として利用できる。個別のアプリ形式で雑誌や書籍も加わるだろうから、何れは日本でも「iBook Store」を始めざるを得ないだろう。

結論:もう権利ビジネス(著作権)で泡銭を得る時代は終ったと気付かないといけないのである。

やっぱり売れていないNexus One

 発売開始から74日で100万台を売った初代”iPhone”と”Nexus One”の勝負はダブルスコアどころか7倍の差を付けて”Nexus One"の完敗に終った。同じAndroid陣営の中でMotorolaの”DROID”は、同じ期間で105万を売上げているのだから”Nexus One"が...

結論:噂では”Nexus One"を売るなと言う圧力がAndroid陣営のメーカーが入ったとも言われているが、だとすれば何故出したのかが理解できないのである。売れないように出荷をしていないのが原因なのか、本当に人気が無いのかは日本からは伺い知れないのである。iPadの初日の先行予約数よりも少ないのでは...話にならない?

AdobeだってFlashだけでやっていけるとは考えていない?

 「FlashはWebのデファクト技術だ。それに対応しないiPhoneはバカだ」と主張しているAdobeだが、それだけで将来もやっていけるとは思っていないのも事実のようで、”DreamWeaver"は着々とHTML5、CSS3への対応を始めているようである。
 
 Jobsが怠け者と罵ったのは、Adobeに買収されたMacroMedia(Macromindをオリジンとする)部門。ビデオワークス、ディレクター迄は良い仕事をしていたのだが買収を繰り返すうちに優秀な連中は外へ...残った連中は合の引っ張り合い...

結論:同じMacroMedia出身だってDreamWeaverチームは、Flashが必須だなんて思っていないのではないだろうか。

月曜日, 3月 15, 2010

Microsoft社員の1割がiPhoneを所有?

 スティーブ・バルマーのお達しで禁止されているはずのiPhoneによりMicrosoft社内へのアクセスが全従業員の1割に及んだと言う調査結果が出ていた。ユニークでそれだけの人数だったのか、単純にアクセス総数(グロス)でそう判断したのかは分からないが、少なくともMicrosoftの従業員にもiPhoneユーザが多いことは間違いないのだろう。

結論:Microsoftの社員でも、もののと良し悪しを判ると言うことである。家族にiPhoneは持たせないと言っているゲイツだってiPhoneユーザだと思うのだが。

「iPad」の初日の予約台数は12万台

 「iPad」の初日の予約台数は12万台になるのではないかと報告された。多いと見るかどうかは人それぞれだが、初期投入が60〜70万台と言われているので、このペースで行くと初期ロットは予約だけで捌けてしまうかも知れないのだ。

結論:4月末の国内販売時に玉が揃っていれば良いのだが...

金曜日, 3月 12, 2010

iPadは今晩から先行予約開始

 Appleの広報担当者から、米国で先行注文開始が本日からと発表があったそうである。日本からは注文できないが(キャリアも価格も決まっていないのだから当然だが)、アメリカ経由で購入可能な方は是非。

結論:会社の同僚にも言われたのが、「Apple製品が売れたらバックフィーがあるのですか」。それがあるなら勤め人はやめているかも知れないのだ。会社だけで何台ののMacを購入したことか...

木曜日, 3月 11, 2010

Mac Proは来週?

 新しいMac Proは来週の火曜日に発表されるとの噂が出てきた。CPUは、「Core i7-980x」を搭載すると言うことで、やっとiMac 27を凌駕(CPU速度で)するデスクトップの大御所の登場である。最上位機は、Core i7を2発載せだろうか...

結論:個人的には、MacBook Proの方を早く出して欲しいのだが...Airも欲しいなー。

それがどうした

 ドラフトではあるがHTML5を基本的にサポートしているiPhoneにFlashはいらないと言うのは一つの理屈になるが、HTML5を完全にサポートできているとは思えないWindows Phone 7がFlashに対応しなければいけないのは必然(Silverlightのページなんてほとんどないし。もしかして沢山あるの?)。Adobeにしたら、新しいモバイルOSがFlashをサポートすることをアナウンスしたいのだろうが...

結論:負け組がサポートしたって自慢にはならないと思うのだ。

不正アプリの配信実験で8,000台のiPhoneとAndroid携帯にダウンロード

 セキュリティ研究者が、無害な天気予報に見えるiPhoneとAndroid携帯向けの不正アプリを使ってユーザをどれ位だませるかの実験を行った結果、約8,000人のユーザ情報を集めることが出来たとセキュリティカンファレンスで発表したとITmedeiaに書かれていたので元記事を確認した。
 
 どちらの端末がどれぐらいの台数だったか調べて見るとiPhoneが7,700台、Androidが700台だった。Androidの10倍も引っ掛かったiPhoneの方がユーザが多いからとか、セキュリティが甘いからと考えてしまうかも知れないが、今回のアプリをダウンロードしてしまったiPhoneは、ジェイル・ブレイク(脱獄)してApp Store以外のアプリケーションをダウンロード可能にした特殊(不正とも言う)な端末。真面目なあなたが同じ被害を受けることはないのである。

 元記事を見れば詳細は分かるのに何で具体的な台数をあげなかったのだろう。何か思惑でもあるのだろうか?
 
結論:それにしても、ジェイル・ブレイクしている人って結構多いんだな。iPhone OSをアップデートすればまたジェイル・ブレイクは塞がれるのだが...今回みたいなこともあるので普通にお使い下さい。

水曜日, 3月 10, 2010

Google、「Google Apps Marketplace」を発表

 Google Appsスイート上で動作するサードパーティ性のアプリケーションを販売する「Google Apps Marketplace」が発表された。1回きりの手数料100ドルを支払うことで、ストアを通じたアプリケーションの販売が可能になるそうだ。上納金は、アプリケーションの売上の2割。Androidよりも儲かりそうな気がするのだが。

結論:AppleもADCをやめて、MDP(Mac Developers Program)に変更してきた。同じことをやろうとしているのは間違いないのだ。

Windows 2000とXP SP2の延長サポートが7月に終了

 Windows 2000とXP SP2のセキュリティサポートが7月で終了(XP SP3は大丈夫)なのに、Vistaは4月でサポートが終了と発表された。一瞬、無かった事になっているVistaだからもうサポートがないのかと思ったらRTM版が対象で、SP2は、流石にまだサポートありとのことだった。

結論:Vistaなんて使ってる方が悪いと言われればその通りなのだが、先に出ているXPのSP2より早々とサポートが切れると言うのはどうなんだろう。

Androidの一番の問題は機種依存

 Android系のスマートフォンの総数は、いずれiPhoneを抜くだろうが、それとAndroidが勝者というのは違うという話を書いたが、余計な事ばかり書いてしまったせいか真意が伝わらなかったと反省している。言いたい事は実にシンプルで、Android陣営は自社の端末を他の端末と差別化するためにハードに手を加え、当然OSに手を入れる(そうしなければ独自のハードが使えないから)から、サードパーティはユーザが持っている端末にどんなハードが載っているのかが分からないから、ハードに依存しないアプリケーションしか作れないのである。
 
 これでは作れるアプリケーションは、限られてしまい直ぐに飽和状態になってしまうのだ。

結論:ハードとOSがコントロールされないAndroidでは機種依存が発生し、ぐちゅぐちゃのカオス状態に陥ってしまうのだ。Androidは開発者にとってはいじりがいのある面白い端末だが、ユーザにとっては分けの分からない端末。プラットフォームが統一されなければ大きなビジネスにはならないのである。

土曜日, 3月 06, 2010

ADCがMac Developer Programに変更

 今まで、ADC Select/Premierと別れていた開発者向けのメンバーシップがMac Developer Programに変更され、年間99ドルへと大幅に値下げされた。iPhoneアプリ開発でCocoaに触れた開発者をMacに引き込む作戦だろうか。

結論:いよいよMac用のアプリもApp Storeで販売開始か?

AndroidがiPhoneに勝つことはない

 多くのメーカーやキャリアに支えられているAndroidフォンがAppleのiPhoneに勝つことなどありえないと私は思っている。何故なら多くのメーカーはAppleとは違い、Androidを選んだ理由が、自分達がやろうとしていることが可能なのはAndroidだからという前向きな理由ではなく、独自のOS(KCP+のように失敗する事もある)を作ったりMicrosoftのOSを使うよりも安上がりという後ろ向きな発想と皆で渡れば怖くないという事なかれ主義に始まっているからである。
 
 AppleとGoogleのOSに対する考えは全く違うと言う一番重要なことにメーカーやキャリアは気付いていない。Googleは、GoogleEngineを使ったアプリケーションが動くデバイスを増やすためにOSを開発したのであって、AppleのようにOSの魅力によって自社のデバイスを販売して収益を得るためではないと言うことである。
 
 AppleでOSを開発しているメンバーは、Appleのトップエンジニアだが、GoogleでAndroidやChromeを開発しているのは、トップエンジニアではない(Googleの収益源ではないのだから当然の事だ)。メーカーやキャリアがAndroidに本気でないのと同様に、GoogleもAndroidやChromeに対してAppleのように命がけで取り組んでいる訳ではないのだ。

結論:Appleは、iPhoneやiPadを売るために本気でOSをブラッシュアップし続けるが、Googleがそこまでしてくるとは到底思えない。せいぜい、Appleの後追いをするだけなのである。そして、メーカーはそのOSを手に入れてから製品を開発するのだからAppleを追い抜くことなど出来ないのだ。Appleが考えもしないような事でも思いつけば少しは可能性もあるがOSを持っていないのだから、それは他のAndroid陣営との差別化に過ぎないのである。それでは、Appleにはいつまでたっても勝てないのだ。

iPadの次はiTV?

 「三種の神器」(2つしか出せなかったが)で、書いたようにAppleがiPadの次に出すのは、大きくなったiPadと踏んでいる。家庭の外に持ち出す情報端末がiPhoneならば、家庭内で持ち歩く端末がiPad。そしてリビングに据え付けて動かさないのがiTV(大きくなったiPad)だと、私は考えている。
 
 昨年の日本のtwitterでテレビに関して一番多く呟かれたのが「Cell REGZA」(テレビに関する呟きの70%がREGZA)だった。3DだらけだったCES以前の呟きなので、今は3Dが一番なのかもしれないが、3D映画が未だに際物の領域を出ていないのにテレビの進化の先が3Dなどとは到底思えないのである。3Dとは言うが本当に360度のどの方向からでも映像を見ることが出来る訳ではなく単なる立体映像。専用のメガネを掛けなければ見ることが出来ないだけでもうダメなのである。
 
 「Cell REGZA」は、全ての地上波を同時に録画出来、テレビ放送をライブ・ストリーミング・コンテンツからアーカイブ・コンテンツへと意識を変革させる起爆剤となるデバイスである。但し、価格が超弩級なのとハード内にアーカイブを作ると言うメーカー思考から、脱却できていないのは明らかなのである。
 
 対するAppleのiTV(私の仮称)は、ライブ・ストリーミングだけではなく、アーカイブ・コンテンツもクラウド上に置き、いつでもどこでもアクセス可能にするデバイスの中の一つとなると考えている。ゲームも映画もテレビも一つのインターフェイスで操作出来、全てが同じポータル(iTunes Store)からダウンロードが可能なのである。他の家電メーカーが、分かっていないのはインターフェイス(OSの善し悪し)がハードウェアよりも重要だという一番大事な点なのである。

結論:iPadは、iPhoneとiTVの間を繋ぐデバイスであるが、実はAppleがiPodの次に手を付けたのがiTVであり、それは既に販売されてる。失敗だと言われているApple TVが、それである。「何故、Apple TVを続けているのか?」と質問されて「Appleの趣味」だとフィル・シラーは答えていたが、Apple TVは全てのテレビをiTVに換える魔法のデバイスだと言うことを隠しているだけである。Appleの目指す先にあるものがiTVでなければ、Apple TVを残しているはずはないのだ。

iPadの発売開始は4月3日

 3月26日に発売が開始されるのではないかと言われていたiPadの発売日が4月3日になることが正式に発表された。日本国内の発売は4月末となったが、今のところどのキャリアが3Gに対応するのかは明らかになってはいない。
 
 真っ先に前向きな発言をしたDoCoMoとSoftBankがキャリアになり、auは...

結論:iPadはビジネスに有効な端末。4月末に日本でWi-Fiと3Gが同時発売されるが何をさせるかを考えるのが4月からの私の仕事に...Macバカとして頑張らねば。

金曜日, 3月 05, 2010

次の、「三種の神器」

 明日(3月5日)、UIEジャパンの中嶋聡氏が「DTV/STB開発ソリューションセミナー2010 Spring」の中で講演をされる。その中でテレビが今後どう進化していくのかという話と、次の「三種の神器」はどうなるかという話をされるそうである。暇があればぜひ講演を聴かせていただいた上で、お近づきになろうと思っていたのだが、それどころではないので非常に残念である。
 
 中島氏が問題提起されているのは、一つはテレビの進化がどうなるかで、CESでは各メーカーが次は3Dテレビだと騒いでいるが、その方向ではないと中島氏同様に私も考えている。じゃあ何なのだと聞かれればヒントはcellとiPadにあると謎掛けをしてみたい。
 
 という訳(どういう訳だ?)で、私の考える次の「三種の神器」を提示して上の質問(誰も私に質問はしていないが...
 
次の、「三種の神器」
その1:もっと大きなiPad(Apple TV)
 GIZMODOのネタに、iPadが大きなったiPhoneなのだから次はもっと大きくなってiBoardになり、それが更に大きくなってiMatになるというのがあったが、実は結構いい線を突いているのだ。3Dテレビは徒花にすぎずテレビの本当の進化形は大きくなったiPadになるのである。単純に言えばそれはPC化したテレビである。PCとテレビの融合などと言うとテレビにブラウザーが入ったものか、テレビチューナーの入った大画面のPCしか頭に浮かばない連中には想像もできないだろうが、次のテレビはcellテレビや巨大なiPadのようなPC化したものになるだろう。PC化したテレビとは、簡単に言えば持ち運べない大きさのコンテンツ端末。今までのテレビは放送局単位で時間に縛られて視聴するものだったが、これからのテレビは時間も放送局も関係なくコンテンツ単位で自由に見られるものに変わるのだ。ニュースのように速報性を重視されるものはライブ・ストリーミングが主体になるが、通常の番組はアーカイブを再生するスタイルになるのだ。コンテンツ選びは音声によるサーチで可能で、選び出される結果は動画、音楽、Webやメール、雑誌であろうがコンテンツアイコンとして画面上に並列に表示され、どれも簡単なコントローラで実行できるのだ。申し訳ないがPC化するといってもMS Officeが動くと言う意味ではないのと、大きいiPadと言ってもタッチパネルではないのだ(コントローラと音声で操作)。
その2:環境に応じて音場を変化させるミュージック・プレイヤー
 一つの音楽ソースを環境に応じて自動的にイコライジングする音楽プレイヤー。どういうことかと言えばノイズキャンセルの進化形。ノイズキャンセリングは、マイクで拾った音の逆位相を再生している音に加えて外の音を消す機能だが、逆位相を作り出すだけではなく同時に環境音から得られる反響、減衰などのデータを元にその空間の音響特性を割り出し一つのソースをイコライジングして聴く場所によって全く違う臨場感を作り出してしまう音楽プレイヤーだ。簡単に言えばコンサートホールで聴くとライブのように聴こえ、4畳半で聴くと侘しく...勿論オートではなければ4畳半でもコンサートホールの設定を選べるのだが。勿論、スマートフォン機能はあるが当然ケータイではなくIPフォンなのだ。
その3:そのうち書きます

結論:2つしか書いていないのに「三種の神器」では詐欺なのだ。

水曜日, 3月 03, 2010

iPad Wi-Fiの発売開始は、3月26日?

 iPadの発売開始は、3月26日になるのではないかと言う噂が出てきた。発表会でアナウンスされた発売時期を考えれば、妥当な発売日だろう。既にリテールストア向けの教育も開始されているようだし、後3週間の辛抱と言う事で。

結論:ということは、来週末にはMacBook Proのニューモデルが発売開始?既に現行モデルの在庫日数を先週段階で2週間にしているようだし...人工心肺で無理やり使っているPowerBookを早く成仏させて上げたいのだが。

Windows Phone 7 Siriesへのアップグレードは不可能?

 Windows Mobile 6.xがで現在動作中のスマートフォンにはWindows Phone 7は入らないと報道されているようだが...今のところMicrosoftは言葉を濁して入るとも入らないとも公式に発表をしていないが、冷静に考えれば設計思想の全く違うOSが入ると考える方に無理がある。PCのOSのアップグレードさえまともに行った試しのないMicrosoftがスマートフォンだけ上手くやり遂げるなどあり得ないと思うのだ。

結論:ハードウェア要件の縛りがきつくなっているが、要は現行の端末を全て対象外にする思惑だと思うのだが、如何だろう。今の端末が生まれ変わるなどと夢を見ても仕方がないのである。

iTunesのクラウドサービス大手映画会社とも交渉

 ストリーミング・サービスのLaLaを買収した時に、Appleはクラウド・サービスによってどこでも自分が購入したコンテンツを利用できるようにするつもりだと書いたが、音楽レーベルだけではなく映画会社とも交渉をしていると言う事はいよいよ本当にサービスを開始するのではないだろうか。テレビ番組も1話1ドルでテスト販売をしそうだし、この様子だとサブスクリプションはやらないつもりかもしれない(どこも上手く行っていないのは事実なのだ)。

結論:取りあえず日本国内でドラマや映画をダウンロードできるようにして下さい。それだけでも文句はありません。

Virgin America、iPhoneユーザ向けにFlashコンテンツを廃止

 Virgin AmericaのCTOが新しいウェブコンテンツでは、iPhoneでもフライトをチェックできるようにFlashコンテンツを廃止したそうである。

結論:段々。こう言うのが増えてくるような気がするのだ。

火曜日, 3月 02, 2010

PS3が自爆?

 最初から批判しかしてこなかったPS3が遂に閏年バグが原因でデータまで破壊してしまうという飛んでもない問題を引き起こしているらしい。PS3を持っていないので具体的な症状はネットで調べてもらいたいが、実機で確認すると全てがおじゃんになるので決して電源を入れてはいけないそうだ。

結論:栄華を懐かしむためかは知らないが、2月28日から3月1日へと日付が変わったとたんに2000年1月1日に時計が戻り、購入したソフトウェアのプロパティを書き換えデモ版になってしまうなどはまだしも、保存データ(ゲームや音楽)が破壊されるというのだから致命的である。