金曜日, 8月 29, 2008

iTunes Storeでは売らない

 iTunes Storeは、全米でダウンロード販売される楽曲の90%である。その多くは、シングルで販売されアルバムを主体に売りたいアーティストに取ってみれば痛し痒し。利益を確保したいlabelは売れそうなアーティストに関してiTunes Storeにアルバムを提供しないという判断を下し始めたようである。

結論:長い目で見ればメディアで供給すると言う形は無くならざるおえないが、それでもすがりたいと言う気持ちは分からないでもない。バラ売りが可能なiTunes Storeでアルバム単位で買いたくなるような曲を作るしかないのである。

水曜日, 8月 27, 2008

悪気は無いのに

 iPhone OSで標準でサポートされないコピー、ペースト機能を実装するために開発されたOpen clip。どうやら次のiPhone OS 2.1にOpen clipを無効にする機能を組み込むようだ。コピー、ペーストと言った機能はシステムが標準で実装すべきものだが、Appleの中でもどうすれば一番良いかが決まらないために未実装なのはわかるが、何時実装されるかがアナウンスされていればOpenソースで開発する必要などないもの。だんまりを決め込んでいるからOpenソースで開発に乗り出したことをもっと反省すべきである。バージョン2.1で機能を殺すのならば、誰もが納得のいくコピー、ペースト機能をAppleが2.1で提供しなければいけないのだ。

結論:たまには文句も書くのだ。正式に発売をしているのだからiPhone開発者のNDA(秘密保持契約)も解除したらどうよ。

9月9日にスペシャル・イベント?

 多くのblogでAppルのスペシャル・イベントが9月9日に行われると噂になっている。EXPOなどに関係なく行われるスペシャル・イベントは、iTunes絡みと言うのが相場。そうなれば既に生産終了になっているiPodファミリーの新製品の発表になるのは間違いないだろう。

 あまりにも当たり前の話なので予測も何もないのだが、iPod商品のモデルチェンジと価格改定、サブスクリプションサービスに対応したiTuens 8の発表と言ったところだろう。価格改定は、touchシリーズならば最下位モデルで50ドル、上位機で100ドルとなれば結構需要の掘り起こしになるのでは無いだろうか。

結論:発売開始は13日からか?

木曜日, 8月 21, 2008

いよいよ

 3週間ほど前に、iPodファミリーやMacBookファミリーが欲しかったら早めにまとめて発注してね。というアナウンスがあったと噂サイトで上がっていたが、Targetでは製造終了にステータスが変わったと言う話のようだ。

結論:touchはもう少しあと(来月末のスペシャル・イベントで)になりそうだが、通常のiPodファミリーは間も無く新製品の発表のようである。

夏野さんもほめてます

 今はドワンゴなどの役員や複数企業の顧問を務めるiモード生みの親である夏野氏が日経のIT-PLUSで、
”「iPhone 3G」のユーザインターフェイスが素晴らしく、何より楽しい。たまらない。”
と褒めている。同時にSoftbankモバイルがこんなに使えないと思わなかったとも答えている。と言うわけでdocomoのケータイと「iPhone 3G」の2台持ちだそうだ。

結論:流石は、世界で繋がるのに自宅では繋がらないと言われたVodafoneの資産を引き継いだだけのことはある。10月でM1000などのスマートフォンを止めるdocomo(Blackberryだけになる)。そろそろiPhone始めませんか。

火曜日, 8月 19, 2008

顧客満足度

 Appleの顧客満足度が2位のDellに10%以上の大差を付けて1に選ばれた理由はOSXの評価が高かっただけでは無く、ライバルのおかげだと言う結果がミシガン大学のACSIスコアとして公表された。

結論:OSXの出来が良かったのもあるが、Vista搭載PCをリリースしなかった唯一のメーカーだったから評判を下げる理由がなかったということである。

儲け過ぎ

 Appleの株主のたった一つの贅沢な悩みは株価が2003年以降15倍にもなっているのに、預金金利程度のリターンしか生み出していない現金(208億ドル)の運用利回りらしい。このままのペースで行けば来年には現金残高が300億ドル近くに膨らむと言うのだが、そうなればマイクロソフトを上回ることになる。2年後には400億ドルになると予測するアナリストさえいるようだ。

結論:シェアを目指さずにこんなに儲けるなんて何処の誰も思いもしなかっただろう。いくら商売が上手いからって流石に儲け過ぎだぞ。

火曜日, 8月 12, 2008

iPhoneに追随してはいけない

 iPhoneの話題となれば、日本の携帯の方が優れていると言うどうでも良い話や、iPhoneはスマートフォンと同じ轍を踏むと言う悲観論か、Appleに身も心も捧げてしまった信者(私もこの部類)ばかりだが、Appleに追随しなければいずれiPhoneにやられてしまうというと言うもっともらしい(Apple寄りだが)話が一番の食わせ物である。

 行きなり結論を言ってしまうのも何だが、日本のメーカーは決してAppleに追随してはいけない。はっきり言うが、ガラパゴスを続ける以外に日本の携帯メーカーに生き残る道は無い。何故ならば日本のメーカーには、Appleのようにハード、ソフト、サービスをひとつのエコシステムとして構築するビジョンが無いからだ。

 日本のメーカーの最大の問題点は社内に抱えるセクショナリズムである。iPodの時のSONYがその典型だった(あれはハード部門同士のセクショナリズムだったが)が、事業部が互いに主導権を握ろうとして結局自分たちで足を引っ張りあいユーザのための環境を構築出来なかったことが敗因だったのだ。日本の携帯メーカーにはキャリアに気兼ねせずに自社オリジナルのiTunes Storeを作る度胸も器量も無い。そこまで腹を括らない限りAppleの真似など不可能なのだ。

結論:Appleに追随したらAppleに勝ち目は無い。同じ土俵に上がるのは馬鹿がやることである。

月曜日, 8月 11, 2008

Windows PCの方が安い理由

 概ねWindows PCの二倍の価格を付けているMacのシェが徐々に伸びている。千ドルで手に入るMacのノートPCはかなり安くなったのだが、WindowsのノートPCならば似たようなスペックで700ドルでおつりが来る。常識的に考えればMacが売れる筈など無いのだが...

結論:ダウングレードしなければいけないOSをインストールしてるから安くしなければいけないのだ。

金曜日, 8月 08, 2008

「技術力だけでは世界に通用しない」

 技術力だけで世界に通用しないのは間違いないのだが、まるで自分たちに技術力があるみたいな言い方をMicrosoft(日本のマイクロソフト)がするのは如何なものだろう。

結論:技術力があっても通用しないのだから、それもないマイクロソフトがお先真っ暗なのは仕方がない話である。