火曜日, 9月 11, 2007

iPod touchが意味するもの

 iPhoneから携帯電話機能を省いたものがiPod touchがというのは半分は当っているが、半分は間違っている。両者は互いに食いあう商品では無く補完する関係にあると見る方が正しいだろう。今回のiPodはあくまでもコンテンツを楽しむツールであり、コミュニケーションのツールでは無いが、将来にわたってそうだと言う訳では勿論ない。今迄のiPodは、iTunesが無ければ何も出来ないプレイヤーであったが、touchはWi-Fiの機能を持ち単体で音楽を購入でき、ネットワークに対して自らアクセスする手段も手に入れた。そして将来のiPodは互いにコミュニケーションが出来る端末へと進化して行くだろう。

 そのための布石として、テレビ放送がデジタル化されるために競売される700MHzの周波数帯の入札に参加する事を検討している。それを持つ事で単体で利益になるとは考えられないが、Apple製品独自のネットワーク網を構築して既存のネットワーク会社を利用しないiPodによるVoIP(無線を利用した携帯電話サービス。当然映像も付けられる)や、コンテンツのダウロードサービスが自社の資産だけで可能になるのだ。

結論:iPodがこの先ずっと単なるコンテンツ・ビューワーである筈は無いのである。

月曜日, 9月 10, 2007

何をしたいのか分からない

 チューザー広告で人目を引こうとしたSONYの”Rolly”が正式に発表された。プログラムした通りに音楽に合わせて動くミュージック・プレイヤーだが、それがどうしたとしか言いようがない。

結論:出す理由が一切理解できない。

金曜日, 9月 07, 2007

iPod touchは日本向け商品

 携帯電話事情が欧米諸国と大きく異なる日本ではiPhoneが発売される見込みは非常に低い(2年もすれば出るだろうが)。そしてiPod touchが発表された。冷静に考えてこのモデルが一番売れる国は日本である。アメリカに対してはiPhoneの値下げで十分(初期ユーザにはキャッシュバックで報いる事に)需要に対応できるため、アメリカで一番売れるのiPodはnanoになる。classicは余程のヘビーユーザでない限り必要のないマシーンなのでこれが爆発的に売れるとは考えがたい。

 日本では9月28日まで大きな動きが現われず、touchが店頭に並んだ時に初めてnanoの発売時と同様の長い行列ができるのだ。要はtouchは、日本の携帯キャリアに向けた匕首(あいくち)なのだ(これを手に入れたキャリアは間違いなく多くのユーザをつかむぞと言うメッセージ)。

結論:touchが出たら他社のPlayerで音楽を聴く事がつまらないものになってしまうのである。キャリアが、Appleの要求を丸飲みする気がなければ手に入れる事は出来ないのである。