今回は第何次になるかはどうでも良いのだが世の中は何かというとAIである。エキスパートシステムの時代からリコメンド、エージェントとその時々でメインテーマは違っていた。今騒がれているディープラーニングもハードウェアの処理能力が著しく高くなり認識精度が上がったのは事実だが、バズワードとなっているその基本アルゴリズムは1970年代後半に登場したニューラルネットワークの改良に過ぎない。処理速度が信じられないくらいに高速になったので当時は実験データを食わせることくらいしかできなかったのがGoogleやAmazonが集めてきたデータを無造作に放り込むことができるようなっただけ(暗算の速度が速いのも一種の頭の良さではある)なのだ。鉄腕アトムなどで人工頭脳と言われていた皆が考えている汎用人工知能は実は未だに実現していないのである。
確かにディープラーニング(AIではなく計算知能が正しい)のパターン認識能力が高くなったので音声認識や画像認識の世界は格段にレベルアップされたが、人間の思考の機序が解明されていないのだからそれを人工化するなど夢のまた夢。与えられたアルゴリズムとデータをもとにパラメータ調整を行い最適と思われるルールを組み立てるにしか過ぎないのである。そもそもAIと言いながら現状のAIは文章の意味を理解して答えを導き出しているものではない。数学のように一つの答えが導き出される問題はとっくの昔に人間以上の能力に到達しているのは事実。データ解析も数学的な処理なのですでに人を超え囲碁や将棋で人が勝てないのは全く同じ理由。しかし文章の解析となると文字の使用頻度や品詞の分類なら得意だがアルゴリズム化が事実上不可能なため文法的に整理されていない文章に関する質問などは現状のAIでは正しく答えられないのである。
結論:今流行りのAIの理論は40年前のニューラルネットワーク理論の改良に過ぎない。当然、与えられたアルゴリズム通りにしか動作しないディープラーニングでいくら頑張ってもシンギュラリティなんて起こりようがない。もしもそう見えるようなことが起こったとしたらそれは誰かが人工無脳にそのようなシナリオを書き込んでいるのだ。
木曜日, 6月 22, 2017
月曜日, 6月 05, 2017
WWDC 17で発表されるもの
ある事ない事を書くのがメディアの仕事と言われればその通りなのだがWWDCは基本的のハードではなくソフトウェア開発者の会議。一番のメインは次期OSで何ができるようにあなるかが重要なのだがアプリを作っていないものからしたら目新しいハードウェアが出てくれる方が分かりやすいのは当然の事。今回はソフトだけではなくハードも盛り沢山だろうと予想されている。いつものパターンでその期待値でAppleの株価はみぎかたあがりなのだが、これもいつも通り妄想していた製品が発表されなかったからと急激に株価は下がるのだろう。というわけで今回のWWDCでは何が重要なキーワードになるのかを個人的に予想して見たいと思うのである。
ハードウェア
新しいiPad:ここのところ右肩下がりの売上をどうにかする必要がありそうなのはiPadシリーズ。販売台数の減少の割に売上金額が落ちていないのはiPad Proの比重が高いからと判断すれば間違いない。と言うわけでハードで発表される可能性が一番高いのはiPad Proシリーズ。ここにきて突然miniサイズも浮上してきたが、もしも出るのならばそれはiPad miniではなくProのminiと考える方が順当だろう
新しいMacBook:新たな筐体のMacBook Proが発表されているので普通に考えたらCPUなどのマイナーアップデートと考えるのが普通。わざわざ大きな枠を取って発表するものではないと考えるべき。WWDCでアップデートされると発表しても大きなインパクトにはならないのである
Apple Speaker:Amazon EchoやGoogle Homeの登場である意味一番ホットなジャンルに分類されるデバイス。アップデートされたSiriでどのようなことができるかに全てが掛かっていると言える
ソフトウェア
iOS 11:当然すぎるがSiriが強化され、ヘルスケア分野に特化したアップデートも目玉となるだろう。すでに発表されてしまっているので驚きはないがSwift Playgroundsでコントロール可能なBluetooth通信が可能なサードパーティー製品が増えてきた。今後iPad Proがハードウェア連携のアプリ作成の入り口としての色合いをどんどん強めていくことは間違いないだろう
macOS:今すぐにARM系のチップに変わることはないが、いずれARM系のチップを使ったMacの登場に対応するべくmacOSの改良は進んでいくだろう
watchOS:iOSと連携する形でハートレートなどの生体情報の窓口となるwatchOSは単独で可能な部分を強化するのは間違いない。Android Wearのように独自の通信(LTE網)の方向に行くのではなくサチュレーションや血糖値計測などのセンシングを可能にする強化が主体になるのではないだろうか。未だに封印されているポートを利用可能にするAPIが発表されるかもしれない
tvOS:tvOSに関しては賢くなったSiriが使えるようになるくらいでOSとして劇的な変化はないかもしれない。Apple TVに関してはOSよりもAmazon Primeビデオのようなサービス(アプリ)の方が重要だと思うのである
結論:どんなものが飛び出してくるのかは蓋を開けて見なければわからないのである。
ハードウェア
新しいiPad:ここのところ右肩下がりの売上をどうにかする必要がありそうなのはiPadシリーズ。販売台数の減少の割に売上金額が落ちていないのはiPad Proの比重が高いからと判断すれば間違いない。と言うわけでハードで発表される可能性が一番高いのはiPad Proシリーズ。ここにきて突然miniサイズも浮上してきたが、もしも出るのならばそれはiPad miniではなくProのminiと考える方が順当だろう
新しいMacBook:新たな筐体のMacBook Proが発表されているので普通に考えたらCPUなどのマイナーアップデートと考えるのが普通。わざわざ大きな枠を取って発表するものではないと考えるべき。WWDCでアップデートされると発表しても大きなインパクトにはならないのである
Apple Speaker:Amazon EchoやGoogle Homeの登場である意味一番ホットなジャンルに分類されるデバイス。アップデートされたSiriでどのようなことができるかに全てが掛かっていると言える
ソフトウェア
iOS 11:当然すぎるがSiriが強化され、ヘルスケア分野に特化したアップデートも目玉となるだろう。すでに発表されてしまっているので驚きはないがSwift Playgroundsでコントロール可能なBluetooth通信が可能なサードパーティー製品が増えてきた。今後iPad Proがハードウェア連携のアプリ作成の入り口としての色合いをどんどん強めていくことは間違いないだろう
macOS:今すぐにARM系のチップに変わることはないが、いずれARM系のチップを使ったMacの登場に対応するべくmacOSの改良は進んでいくだろう
watchOS:iOSと連携する形でハートレートなどの生体情報の窓口となるwatchOSは単独で可能な部分を強化するのは間違いない。Android Wearのように独自の通信(LTE網)の方向に行くのではなくサチュレーションや血糖値計測などのセンシングを可能にする強化が主体になるのではないだろうか。未だに封印されているポートを利用可能にするAPIが発表されるかもしれない
tvOS:tvOSに関しては賢くなったSiriが使えるようになるくらいでOSとして劇的な変化はないかもしれない。Apple TVに関してはOSよりもAmazon Primeビデオのようなサービス(アプリ)の方が重要だと思うのである
結論:どんなものが飛び出してくるのかは蓋を開けて見なければわからないのである。
木曜日, 5月 18, 2017
Androidの分断化はなぜなくならないのか?
登場時からボロクソに批判していたAndroidの断片化問題が一向に改善されない今日この頃。Googleもどうにかしなければと手をこまねいているばかりではとGoogle I/Oで発表されたAndroid Oとメインメモリが1GB以下の端末用のAndroid Goを発表。一見、過去の端末のOSを一気に揃えるための施策に見えないでもないが実態は新しい端末でのOSの仕切り直しに違いない。結局、世の中にあるAndroidの多くはKitKat以前で置いてきぼりに変わりはないのである。
こんなことになってしまったのも元を正せばアンディー・ルービンが統制もないままAndroid OSを矢継ぎ早にリリースして垂れ流したせいなのだが、同時にメーカー側の多く(特に国内メーカー)はPCでドツボにはまったはずの製品戦略をそのまま持ち込み同じOSで他社との差別化を図るための一番手っ取り早い方法として他社では使えない自社独自のハードウェアを無理やり載せる作戦に出て結果的にGoogleから提供されるOSそのままではまともに動く保証がない端末を量産。Googleとメーカーの両者が分断化を拡大させてしまった。この辺りは以前から書いていることなので聞き飽きたと思うが、定期的に新機種に買い替えさせるために、メーカーは意図的に旧機種のアップデートを切り捨てたのではないかと言うことだ。面倒を見てあげるためにコストはかかるのに一銭にもならないアップデート。
そうしてあげた挙句に買い替えサイクルが伸びてしまったのでは目も当てられない。やることなすことうまくいっていなかった国内メーカーからしたらドル箱になりそうなケータイ市場であぶく銭を稼ぐためにも新しい機種を出すことだけに集中したのは分からないでもない。しかし、結果的にそんなことをしたために(初期の国産Android携帯がひどすぎたせいなのだが)結果的に使い続けたければ旧機種にも暖かい手を差し伸べてくれるAppleの一人勝ちを招く結果になった。そして、それに気づいて方向転換しようにも国内メーカーは旧モデルをサポートできる余裕のあるところはSONYくらいとなってしまい分断化を解決するすべもなくなってしまったのではないだろうか。
そして、海外に目を向ければ最初から面倒を見る気などない中華メーカーの台頭。KitKatが一番シェアが大きいのも彼らの参入時期と重なるのである。
結論:分断化の原因は皆が好き勝手にAndroidを食い物にしたからなのだが、そうさせたアンディー・ルービンが諸悪の根源。これは変わることのない事実である。
こんなことになってしまったのも元を正せばアンディー・ルービンが統制もないままAndroid OSを矢継ぎ早にリリースして垂れ流したせいなのだが、同時にメーカー側の多く(特に国内メーカー)はPCでドツボにはまったはずの製品戦略をそのまま持ち込み同じOSで他社との差別化を図るための一番手っ取り早い方法として他社では使えない自社独自のハードウェアを無理やり載せる作戦に出て結果的にGoogleから提供されるOSそのままではまともに動く保証がない端末を量産。Googleとメーカーの両者が分断化を拡大させてしまった。この辺りは以前から書いていることなので聞き飽きたと思うが、定期的に新機種に買い替えさせるために、メーカーは意図的に旧機種のアップデートを切り捨てたのではないかと言うことだ。面倒を見てあげるためにコストはかかるのに一銭にもならないアップデート。
そうしてあげた挙句に買い替えサイクルが伸びてしまったのでは目も当てられない。やることなすことうまくいっていなかった国内メーカーからしたらドル箱になりそうなケータイ市場であぶく銭を稼ぐためにも新しい機種を出すことだけに集中したのは分からないでもない。しかし、結果的にそんなことをしたために(初期の国産Android携帯がひどすぎたせいなのだが)結果的に使い続けたければ旧機種にも暖かい手を差し伸べてくれるAppleの一人勝ちを招く結果になった。そして、それに気づいて方向転換しようにも国内メーカーは旧モデルをサポートできる余裕のあるところはSONYくらいとなってしまい分断化を解決するすべもなくなってしまったのではないだろうか。
そして、海外に目を向ければ最初から面倒を見る気などない中華メーカーの台頭。KitKatが一番シェアが大きいのも彼らの参入時期と重なるのである。
結論:分断化の原因は皆が好き勝手にAndroidを食い物にしたからなのだが、そうさせたアンディー・ルービンが諸悪の根源。これは変わることのない事実である。
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