月曜日, 10月 04, 2010

iMacが発表されてから

 iMacが発表されてから僅か12年。97年にJobsがAppleに復帰してから数えても13年。たったそれだけの期間で倒産寸前だった会社が数々のヒット商品をものにし、時価総額世界第2位の地位を得るに至った。その期間中に明らかに失敗した商品は直ぐに製品ラインナップから消えたG4 CUBEだけ、それ以外の製品は全て大化けしたのだから流石としか言いようがないだろう。
 
 その中でもエポックメーキングとなる年が2001年。前年に公開版(Public Betaなのに3,500円と有料だった)の形でリリースされていたOSXの正式バージョンがリリースされ、それに負けじと未完成なのに発表されたWIndows XP(OS X 10.0もお世辞にも完成形とは言えなかったが)からMicrosoftの迷走が始まった。Appleは僅か半年で10.0の問題に対処した10.1をリリースしたのに、Microsoftはまともに使えるSP2が2004年の秋まで公開出来なかったのだから時代が終ったと感じるべきだったのだ。その後は、IntelをサポートしたLeopardに対抗して出来損ないのVistaを無理やりリリース。結果的にWindows離れを加速させる結果に...
 
 もう一つのエポックメーキングが2001年のiPod(初代)の発表。同時多発テロ直後の10月24日となったが、音楽の聴き方の再定義、iPhone(携帯電話の再定義)、iPad(PCの再定義)、そしてApple TV(テレビの再定義)とライフスタイルの再定義の主体となっているAppleなのである。

結論:2001年にAppleが提唱した「Digital Hub」構想は着実に進化している。

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