木曜日, 9月 23, 2010

たまにはAppleへの文句も書こう

 Appleの製品の良い点を書くばかりで単純なAppleマンセーだと誤解されるのも嫌なので、Appleに対する罵詈雑言を書いてみたい。まあ、Appleのデベロッパーや販売店の人なら多かれ少なかれ感じている事なので、改めて言われなくても分かっているわいと突っ込まれるような内容なのだが、特殊ユーザ(Appleの社外社員として一銭にもならないのにApple製品の導入支援)の立場上一回は声を大にして文句をたれたいと思うのである。
 
文句
その1:当事者意識の無いアップルジャパン
Apple本体と違い皆無に等しい子会社の発言権。行き過ぎた情報統制から一般ユーザと同じくらいに蚊帳の外に置かれているのは分かるが、自分たちが主体になって事を進めようと言う意識が微塵もなく、どうにかして欲しいと言う企業ユーザからの要望に対しても他人事のような返答しか返ってこない。Jobsのいないアップルジャパンに日本の業界を動かす力はないのは承知で言うが、何の実績も上げないうちに退社するようなトップ(子飼を引き連れてやってきて、一緒にいなくなるとはどんな了見なんだ山元賢治)しかいない会社など潰してしまえ。
その2:企業ユーザをもっと大事にしろ
全店舗導入のために取りあえず1,000台を確保予定のiPad。黙っていても売れるiPad 1,000台導入くらいでガタガタ言うんじゃないと考えているのかも知れないが、出荷数量の1,000台を確保する以外に何もする気のないのは見え見え。派手な宣伝はしていないが既に購入しただけでiOS端末が100台を越えている(ユーザに対して身のある提案をしてみる気はないのか。私の知り合いの社員は辞めてはいないが、法人担当の営業はあいさつもなしにコロコロ替わり(社内事情はどうでも良いから引継くらいしておけ)、何の助けにもならないのである。企業向けに用意されているiOSのEnterprise Programの話をしてもアップルジャパンの社員では拉致があかない。ユーザの踏ん張りでiOS端末が伸びているなんて本末転倒なのだ。
その3:iTunesのアカウント登録をどうにかしろ
今週、一気に50台のiPad 3Gを配ると言う暴挙に出たが、個人でアカウント登録をお願いしたところ登録に失敗する人が続出。大抵はタイムアウトなのだが、失敗してから対応開始するとどこまで進んでいるのかが一向に分からないと言うジレンマ(結局、私のやり方が悪かったのだが)。ITに明るい人ばかりではないのだからセッティングにもう少し長い時間を想定して欲しい(大体、タイムアウトになる人は途中で2,3回引っ掛かっている)。クレジット番号まで入力してタイムアウトになってしまうと不信感を持たれ、App Storeを利用してくれなくなってしまうのだ。今週位からパスワードの条件も厳しくなり、今まで6桁以上だったものが、英数混合8桁以上で一文字は必ず大文字って嫌がらせか?
その4:いつになったらコンテンツが買えるのだ
アメリカ以外では提供されていないiBooksや日本では始まる気配の無いテレビや映画のビデオ販売。レンタルDVDがOKなんだからいくらでもやりようがあるんじゃないか。「あらたにす」にたいな中途半端な事をやっている新聞社こそ巻き込んでしまう根性を見せろと言いたい。

結論:非力なアップルジャパンは交渉力皆無。どのコンテンツサービスも入ってもらおうなんて思っているから始まらないのだ。言うこと聞かないなら入れてやらないと言う態度で臨めばもっと効果があると思うのだ。製品に対する文句がないって?...無いです(きっぱり)

0 件のコメント: