金曜日, 9月 15, 2006

次に来るもの

 今回のAppleの発表は予想範囲内であったため、驚きはなかった。さすがにAirMac ベースステーションサイズではiTVは収まらなかったようだ。ダウンロード可能な動画のサイズも現状はフルハイビジョンではなかった(H.264で圧縮すれば10分の1位に出来るのだが)。しかしここで止まる訳ではないし、次はフルハイビジョンをサポートするはずだ。

 状況としてはここ何年も書いているように、最終的に放送はネットには勝てない。同じようにメディアで提供するコンテンツも将来は長くはない。それなのに日本のメーカーは、BDやHD DVDという新規格を標準化する為にデファクトになろうとしている。これは日本と言う特殊な市場の中で発想しているからであり、グローバルな流れからは外れた方向へ一人進もうとしているようにしか見えない。

 今回の発表は中継ぎの色合いが濃く。モデルチェンジしたnanoに行列ができることはなかった(買うべき人は既に買ってしまったか?)。次に動きが見られるのは、新shuffleの発売の時だろう。どちらにせよ、iPodは年が明ければ第6世代に変わるだろうし、iPod携帯も本物が出てくるだろう。日本でそれが、すんなり発売される可能性はかなり低いかもしれないが多少は期待したいところだ。

結論:驚きはなかったが、期待通りだった。これから1カ月毎に何か新しい話題を提供することだろう。

0 件のコメント: