水曜日, 10月 04, 2006

iTVはFrontRowを使うメディア専用Macだ

 新しいiPod nanoが発表された会場で最後に登場したiTV。どんな仕様になるのかは明らかにされていないが、いくつかのヒントが隠されている。Core 2 Duoを積んだ新しいiMacのワイアレスは、bでもgでもなくnが可能なカードを使っている。恐らくiTVにも搭載されるが、その転送速度は580M/bpsだ。現在の無線LANの10倍の速度が可能になる。つまりMacの中にあるデータをストリーミングする速度はローカルのディスクにアクセスするのとなんら遜色がないのである。

 さらに基調講演のデモではiTunes Storeからのデータを表示していた。日本と比較して通信速度の遅いアメリカ(遅れているとバカにされていた日本は既に韓国もヨーロッパも越えてしまった。これが日本の底力だ)では難しいのかもしれないが、iTVを使えば月極め契約でビデオを見放題と言うサービスも可能になるだろう。

結論:何年か前、AppleはQuickTimeの技術をベースにして連携するサービスを行う企業になると言うコンサルタントの話があったが、やっと現実のものになってきたようである。

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