火曜日, 9月 22, 2009

iPodの進化に見る「単機能デバイスの終わり」の可能性

 アメリカではKindleがそれなりに売れているようだが、それは一時的な傾向。Kindleのそれなりの成功を見てSONYが再挑戦しようとしているが書籍を電子化しただけでは何の意味も無いだろう。単機能のデバイスは飛び抜けていなければ生き残る可能性などない。iPodが成功した理由は、突き詰めていけば進化の一言で終る。iPodは単機能からスタートしながら飛び抜けた使い易さでデファクトになり、そしてハードウェアとソフトウェア、サービスのコンビネーションによる段階的な進化で多機能製品に変わっていった。iPodには他のデバイスでは当たり前の、思い付きで取り入れられ、いきなり消えてしまうような機能の追加は一切行われていないのである。

結論:計画性のない機能追加は進化では無く突然変異による奇形に過ぎないのだ。

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