水曜日, 9月 02, 2009

『Windows 7』を選ばない理由

 目出度くリリースされたSnow Leopardの後を追って10月22日には、『Windows 7』が発売される。『Windows 7を選ぶ7つの理由』という記事に続いて『Windows 7を選ばない7つの理由』と言う記事が、”Wired”に掲載されていた。それを参考に私なりに突込みを入れてみたいと思うのだ。
 
選ばない理由
クリーン・インストール:流石にVistaからではないが、Vistaへのアップをしなかったユーザの方が多い状況でXPからはクリーン・インストールしかないのだとしたら、どれだけの人が”7”に乗り換えると言うのだろう。Microsoftが提供する旧システムからの移行ツールもあるが、Microsoft製だと言うだけで使いたくなくなるユーザの方が多いと思うのだ。そんなことなら”Snow Leopard”(要はMacにチェンジ)にして、Apple製の以降ツールでデータを移行した方が安心なのだ(元は間違いなくPCに残っているのだから)。
値段が高い:どのバージョン(出来損ないのVistaも含む)でもアップグレードに120ドルも掛かる。XPは一つ飛ばしだからまだ良いが出来損ないのVistaを買わされたユーザはたまったものではない(大体はダウングレード費用さえ掛かっている筈)。Appleは、Intel版のLeopardユーザには30ドルでSnow Leopardを提供しているが少なくともLeopardは出来損ないのOSではなかったのだ。LeopardにしていないIntelユーザ用にはLeopard以降しかインストール出来ないiWorkやiLifeをパックしたお徳用セットを用意している。
時間がかかる:ディスクの初期化をした上でOSをインストールしアプリケーションのインストールや設定の再構築をしなければいけないのだから、余程の暇人じゃなければそんな酔狂なことをする訳などないのだ。Snow Leopardは、僅か45分で終了。デフォルトは上書きという大英断。上書きした後はファイルサイズは半分になっていると言う次第だ(DVDディスクが読めないと言う不良品に当ってしまうと1週間掛かるが...私がそうだ)
セキュリティーの問題:サードパーティーのアンチ・ウイルスソフトや小まめなセキュリティー・アップデートを欠けていればXPだって殆ど替わらないセキュリティー・レベルのはず。
やっぱり、Windows:Auto runのウイルスは勝手に動くくせに、USBメモリを差し込んだら黙ってストレージとして認識すればいいのに、どのアプリケーションで開くかを聞いてくる融通の無さは今迄通り。至る所にWindowsの悪いところを残しているのは、きっと企業ポリシーかただのバカのどっちかなのだ。
Snow Leopardがすでに登場している:使い易さと考え抜かれたインターフェイス、快適な処理スピードが欲しいならば、”Snow Leopard”がある。

結論:Macのアプリが動くとしても、Macユーザだったら絶対にこんなものに金は使わないのだ。

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