火曜日, 1月 05, 2010

スマートフォンの調査でわかる事

 米調査会社ChangeWave Researchが1月4日にスマートフォンに関する調査結果(10月時点)を発表した。購入予定のプラットフォームは、iPhoneが28%で1位で、2位がAndroidの21%、以下3位がBlackberry(18%)、4位がWindows Mobile(6%)と続きPalmが5位である。前月の6%から大きく伸ばしたAndroidの健闘が目立つが、元々シェアの低かったWindows MobileやPalmの人気が更に無くなっているのが良く分かる結果だった。
 
 10月にAndroidが一躍2位に浮上したのはMotorolaの「DROID」の影響が大きいのだが、噂の「Nexus One」が発表されれば更に人気が出るだろう。スマートフォンのユーザ満足度ではAndroidが72%で、満足度77%で1位のiPhoneに肉薄し、満足度が50%以下の他のスマートフォンを追いやった形になっている。

結論:ビジネスが主体のBlackberryはコンシューマが主体となるこれからのスマートフォン市場とは別のビジネス市場でこれからも戦ってゆくのだろうが、満足度が最低のWindows Mobileがコンシューマに受け入れられるOSを出せる頃には勝負が終っているように思うのは私だけではないだろう。スマートフォン、スマートフォンてケータイはどうしたんだとガラパゴスの住人は怒るかも知れないが最初からスマートフォンはケータイなど相手にしてはいないのである。

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