水曜日, 12月 06, 2006

ハリウッドの業つくばりとシアトルの悪魔

 売れないZuneをどうにかしようと言うMicrosoftと一銭でも多く実入りを増やそうと言うハリウッドの業つくばりが、バカなことを考え出した。Zuneを一台売るたびに1ドルのみかじめ料を出しますよと言う契約だ。

 実際にはiPodほどの売上をすぐに見込むことの出来ないMicrosoftが、コンテンツをAppleから奪うのが目的なんだろうが、どうしてこうも守旧派は時代の流れを逆行させようとするのだろう。やっていることは、ソフトのバンドルと同じでただの嫌がらせなのだが、今野Appleにこんなことをすれば、従うと思っているところがおめでたいとしか言いようがない。

 このあたりは、系列化が進んでいるとは云えテレビ局(日本のじゃないぞ)の方が、先を見ている。まあこちらは、ケーブル局などとの戦いで昔ながらのやり方では生き残れないことを知っているからだろう。多少条件が良くなくても勝ち組に乗って早いところ利益を得られるようにしなければいけないと言うことだ。

結論:アメリカの映画会社は日本のレコード会社(再販制度で守られているので変わる気がない)と一緒でオンラインでのダウンロードが新しいビジネスと未だに考えていない。そりゃ一本もダウンロードが無くても、お金が入るなどと言うのは美味しいかもしれないが、それは映画ビジネスではない。それで恥ずかしくないと言うのなら映画ビジネスなどやめてしまったらどうだろう。

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