火曜日, 5月 10, 2005

iTunes4.8登場

 QuickTime7の発表と時を同じくしてiTunesも4.8が発表された。見た目は変らないが、アルバム販売とミュージッククリップやブックレットのダウンロードサービスが一つになった新しいサービスが同時に提供されるようになった。これは、ミュージック・クリップや歌詞カードを一緒に楽しむことが出来る新しいiPodの登場が間近に迫っていると言うことであろう。現行のiPod photoでもソフトウェアのアップデートだけで楽しめるのかもしれない(iPod photoを持っていないので確かめることが出来ない)が、それ専用のものが出てこないと言う訳ではないだろう。

 ポータブルでmovieを再生するデバイスを出すことはないと前々からJobsは言い続けているが、ミュージック・クリップを表示出来るマシーンはそれとは全くコンセプトが違う存在である。アルバム単位で購入した時にだけクリップがダウンロード出来るようになっているためアルバム単位での購入の動機づけの一つになるだろう。新作をアルバムで、懐メロを単体でという購入スタイルが、iTMSの正しい使い方になるのかも知れない。ダウンロード総数も4億曲を越えたようだし、アメリカでのダウンロード市のシェア70%、HDDプレイヤーのシェア90%、メモリタイプのシェア58%と他に付け入る好きを与えないAppleの問題点は独占禁止法抵触くらいになるのだろう。

 そういえばiPodを破ったと大騒ぎだったWalkmanはたった一週だけでベストファイブから全て消えてしまった。だから言ったでしょ。単純にSONY買いの人が食い付いただけだって。

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