木曜日, 10月 16, 2008

何故、Windows 7なのか?

 開発コードでWindows 7を正式名称にしたと言うアナウンスのあったWindows 7。同時に7番目のWindowsだからと言われているのだが、VistaまでにリリースされたWindowsは全部で11もある。どう考えても帳尻が合わない。コードバージョンで見ていくとVistaは、6.0なので次は7で良いのかと良く見るとWindows 7のバージョンコードは6.1。つまりVistaのアレンジコードに過ぎない。また、Windows NTのバージョンコードは3.1だが、Windows 3.0と小さな違いだが使われているカーネルは全く別物で開発チームも別だった。つまり次が、7と呼ばれる合理的な理由は見受けられないのだ。そこで、独断と偏見でWindowsを評価してみた。










































































OSの名称 コードバージョン 実体 結果
Windows 1.0 1.0 まともに起動もしなかった ×
Windows 2.0 2.0 対応するアプリさえ無かった ×
Windows 3.0 3.0 始めてのメジャーリリース
Windows NT 3.1 ビジネス用にOS2に対抗
Windows 95 4.0 大々的に販売
Windows 98 4.0.1998 95との違いがほとんどない
Windows 98 SE 4.10.2222 これが本当の98
Windows Me 4.90.3000 XPの遅れを糊塗するための時間稼ぎ ×
Windows 2000 5.0 ビジネス用で確固たる地位を確立
Windows XP 5.1 ビジネスとして大成功
Windows Vista 6.0 既に無かった事になっている ×


結論:この結果を見るとビジネスとして確固とした実績を上げたものだけを数えると、XPまでに6個である。そして4つは大失敗(無かったOS扱い)。ひとつは、明らかにβ版だ。結局、今迄に6個成功しているから、次は7番目の成功にしたいと言う思い(念)と、単純にラッキーセブンで縁起を担ごうというだけの話のようである。開発思想と同様にネーミングにもポリシーは無いようだ。Windows 7は、派手な化粧を剥したVistaと言う事か?そうだとすれば、Vista lightと呼ぶべきだろう。

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