木曜日, 11月 13, 2008

iPhoneはDSとPSPのライバルになるか

 表題の記事が、ITmediaに出ていた。touchが影も形もなかった時代にAppleはいずれゲームの世界に出てくると書いていた事を思い出した。早い段階でiPhoneやiPod touchをライバルと見ていた任天堂は、PSPをDSとバッティングするジャンルの商品とは考えていないだろう。そして相変わらずSONYはAppleがゲーム機のライバルになると気付いていない。iPhoneが、ハードゲーマーを対象にしたゲーム機になる事はないだろうが、問題の本質はハードゲームが出来るかどうかではなく音楽の流通チャネル(動画はまだそこまで行っていないが)を抑えてしまったように、ゲームの流通チャネルを独自に構築させ、既に成功し始めていることなのだ。

結論:Appleは汎用のデジタル・コンテンツの流通チャネルを抑える事によってパッケージ販売を時代遅れにしてしまった。App Storeで販売されているゲームソフトの価格はほとんどが1,000円以下。既存のゲーム機用ソフトの価格が破壊される日もそう遠くないような気がする。

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