火曜日, 4月 26, 2005

iPod破れる

 4月の第一週、ついにSONYのプレイヤーがiPodを追い落とした。やっと歯車がかみ合い出したのであろうか。Appleは1G以下のシリコンプレイヤーのシェアでトップの座をSONYに譲った形になった。デザイン的には今迄のモデルよりも好ましくなったし(個人的にはパナソニックの方がオシャレだと思う)、MP3も標準で読み込めるようになったのが良かったのだろう。問題は、Sonicstageがどこまで使い易くなるかにかかっている。それが、なければ単にSONY買いの人々が買っただけに終わり、来週からの売れ行きが落ちてしまうだろう。そしてそうなった場合、今迄のプレイヤーはSONY買いの人達でさえ買わない代物だったと言うことになってしまう。

 迎え撃つAppleは、間も無くshuffleも含んだモデルチェンジが行われるだろう。絶対的な強さを持つアメリカで、もしSONYに破れるようなことがあったら恐らく誰かの首が飛ぶことになる。これからのSONYの売れ行きを見るばかりではなく、次なる商品の発表がAppleの力を保つための手段になるはずである。Tigerの発表に合わせてPowerMacとiMacの新製品の発表があるが、その次の週当たりに何かが出てくる可能性もなくはない。それが出た後で、SONYとの本当の勝負が始まるのではないだろうか。

結論:AppleはMacとiPodだけの会社ではないと考える方がいいだろう。

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