木曜日, 4月 21, 2005

Tiger発売

 個人的には、大歓迎のTigerの発表を喜ぶことが出来ないのは非常に残念である。間違いなくMicrosoftのOSを、5年は引き離すOSの登場である。あれだけ鳴り物入りのはずのLonghornは、いつまでたってもβ版のまま(本当はαにも至っていないのじゃないか)のため、何をトチ狂ったのかXPの大キャンペーンに金を使うらしいから、Longhornがすぐに(2年以内)出ることは無いと言うことだろう。ご愁傷様である。その頃にはOSXは次のバージョンが出ているに違いないので10年位遅れてしまうかも知れない。まあ、実際Windowsユーザは、XP以上のOSを望んでいないようなので、XPに再度力を入れるのは正解なのだろうか。

 さて、本題のTigerだが、Xgridを標準で持っているため遊んでいるCPUでこっそり力仕事をさせたり出来るところが地味ながら素晴らしい(まるでUnixのマシーンみたいって、今のMacはUnixだ)。シェルを使う人を悔しがらせられるAutometerも気に入った。しかし今開発しているシステムはPantherベースで開発しているので、出来ればもう少し発売が遅れて欲しかった。

 間も無くG5やiMacのニューモデルも出るし(今月末には発表でしょう)、売上の落ちているデスクトップに力点が移るのは間違いない。個人的にはうれしいんだけど、単純に喜べない。趣味の世界に過ぎなかったMacが我が社ではメインストリームに躍り出ようとは夢にも考えていなかったのである。

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