金曜日, 4月 22, 2005

LonghornはOSXの真似か?

 今年のAppleの株主総会の目玉は環境保護団体とのやりとりであったようだが、その話題はMicrosoftのLonghornにまで及んだようである。TigerとLonghornは似ていると言われているが、どちらが真似かは、もうすぐ出るTigerといつ出るか判らないLonghornでは答えは明らかである。思い返せばこれは、XPの発売まで遡る。良くXPとOSXは似ていると言われるが、OSXは2000年に発売され、XPは2001年の発売だった。どちらが真似をしたかは明らかだ。MicrosoftはMac用のOfficeを開発している関係でAppleのOSの情報を常にユーザよりも先に得ることが出来る。そして、それは自社のOSに反映可能な情報になる。XPが比較的すぐに出せた理由は、派手なユーザインターフェイスを持ったNTに過ぎなかったからだ。

 Microsoftがこの4年間立ち止まっている間(後退していると言う方が正しいかも知れない)にOSXは、完全にブラッシュアップされてしまった。正式な発売が未定にも関わらず、Longhornに関する発表があるたびに予定していた機能の搭載が削られている。OSXの上を目指さなければいけないのに、どんどんXPと違いのないOSへと退化を続けている。全く持って立派である。JobsはMicrosoftは「すぐに真似することが出来ない」のだと株主総会で語ったが、すぐどころか永遠に真似られないくらいに混とんとしている。もう、XPを安心して使えるようにすることに専念して新しいOSの開発をやめたらばどうだろう。Microsoftの新しいことは世の中に迷惑をかけるばかりなのだから。

結論:Microsoftは真似を出来ないくらいに酷い状態になってしまったのである。

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