木曜日, 1月 12, 2006

やられた

 今回のMacWorld EXPOにはしてやられた。まさかiMacがモデルチェンジしようとは思いもしなかった(順番はもう少し後だと思っていた)。Powerbookの後継機種よりもiBookの方が崎田と考えていたのも外れだった。iLifeやiWorkは予想範囲内であったが、予想していたEXCELキラーは結局バンドルされなかった。Microsoftを追いつめるのは時期尚早と判断したのか、或いは取引材料に使ったのだろう(新しいOfficeが出なければいつでも出すぞと言う脅しだ)。

 さて、今回の発表を受けて今年がとんでもない年になることは明らかになった。まだだと思われていた製品が一挙に出たと言うことは、場合によってはWWDCまでに全ラインナップがそろってしまう可能性さえ出てくる。現行TigerでIntelを完全にサポート出来ていることを示すことも出来た訳だ。Rosettaを使う場合に、どれだけのスピードが稼げるかは使ってみなければ分からないが、Intelのデュアルチップが思った以上のパフォーマンスを得られることは確実だろう(そうでなければプロ用のノートを第一段に持ってくるはずが無い)。

 噂に出ていたiPodのラインが発表されなかったのは、的をMacに絞ることによってAppleはMacを作っている会社であることを改めて示すためだったのだろう。iTunesやQuickTime、.Macもバージョンアップされたので、今月末には改めてiPod関連の発表が行われるのだろう。

結論:iPodの追い風に乗って成長しているAppleは今年はMacにその軸足を移し、様々な攻勢をかけてくることがこれで明らかになった。今回は私が予想していた商品が発表されなかったが、逆に他のPCメーカーは背筋に詰めたいものを感じているに違いない。

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