水曜日, 4月 23, 2008

iPhone + Conversation

 iPhoneの次の機能はiChat AVを使った「Conversation」である。現行のiPhoneでは携帯通信網を使った場合に帯域不足と自分撮りのカメラがないという問題があるが、通信速度に関してはWiHiを使えば十分に帯域を取れるので不可能な話では無い。そして、3Gである。操作面にサブのカメラを内蔵することでどんな通信網を使っていてもビデオチャットが可能なマシーンが手に入る。

 ビデオチャットは需要がないというのは一つの答えであるが、iChatをVoIPと考えればiPhoneは初めての成功したMobile iPフォン(スマートフォンにSkypeを入れれば同じことが出来るが)となるに違いない。Hot Spotでは、WiHi、無線LANの無い場所では携帯通信網。紐付きの環境無しに使えるVoIPがポケットに収まるのだ。

結論:携帯電話業界のパンドラの箱を開けさせたApple。同時に携帯電話業界にとって、iPhoneはトロイの木馬。iPhoneにとって携帯通信網もWiHiもインターネットに繋ぐための一つの手段(単なるインフラ)に過ぎない。インターネットさえ使えれば(ネット経由でのConversationが可能ならば)インフラ業者がどうなろうが知ったことでは無いのである。

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