木曜日, 4月 06, 2006

トホホな結果

 生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS」の調査結果が発表された。調査対象の内26.6%の人達がiPodを使っていたわけであるが、その人達が使っているPCのシェアは何と1位がSONY(27.8%)ユーザで2位がApple(23.8%)だったのである。これってWalkmanユーザを対象にしたわけではないので、実際にVAIOユーザの使っている携帯プレイヤーを調査するとWalkmanが一番なのかもしれないが、もしかしたらVAIOユーザが使うのはSonicStageではなく、iTunesとiPodだったりするのではないだろうか。

 そしてiPodを持っていない73.4%の人の内、NECや富士通を使っているユーザが50%を越えている。ようするにNECや富士通を使う人は明らかにAppleやSONYを使う人とは人種が違うのである。これは非情に面白い結果だ。これから、話をする前にiPodを持っているか聞くだけで、使っているPCの予想が付くのである。逆にiPodを持っているからと言ってSONYの悪口を言ってはいけないと言う事だ。

 明らかになった事はiPodを使っている人間の半分はVAIOかMacを使っている事だけだが、SONYのPCを買う人にとってiPodは十分魅力的だと言う事である。そして、それ以外のVAIOユーザがWalkmanを買っていないだろうと言う事は携帯プレイヤーの売上から導き出される事実だ。残念ながらこの状況ではWalkmanが売れないのは仕方ないと考えるしかない。

結論:SONY買いの人にさえ見放されているWalkmanを出す意味は既に無いのだ。そしてiPodユーザだからと言ってSONYの悪口は言ってはいけないのである。くわばらくわばら。

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