土曜日, 4月 15, 2006

VistaのAeroは正規ユーザだけ?

 Vistaの鳴り物(他の大物機能は未搭載になった)のAeroは正規ユーザだけで利用出来ると発表された。Aquaに対抗するグラフィック機能(名前がそもそももじり)だが、何年掛かったと思っているのだろう。不正ユーザではそのAeroが機能しないのは構わないが、それにしてもメインメモリ共有のマシーンの場合、デュアルチャネルメモリで最低1Gないと使えないと言うのじゃ、話にならない。どういう馬鹿な設計をするとこういう化け物を作ることが出来るのだろう。Macもグラフィックにはメモリを必要とするが、新しく出たMac mini以外はグラフィックカードにメモリが搭載されており、128Mのメモリが搭載されていれば30インチのディスプレイを2台も繋ぐことが可能だ。もちろんAquaの機能はフルに使えるし、CoreImageもデュアルディスプレイで使うのでなければ64メガで足りる。それに対してAeroではSXGAの描画でも64Mが必須だと言う。この仕様から判断する限りメインメモリを共有するタイプのマザーを使っているPCは、処理のほとんどをグラフィックに取られてしまうので、シングルコアのCPUでは話にならないだろう。冗談じゃない、これじゃ正規ユーザでAeroをフルに使えるのはゲームオタクみたいにハードバカになっている連中だけだ。何でもない普通のシステムで使えないものに正規も不正も無い。バカも休み休み言ってもらいたいものだ。

結論:悪いことは言わない。Vistaなんて言う出来損ないを使うくらいならばいっそMacでOSXを使うべきである。そして、どうしてもWindowsが必要な時はBoot CampでXPを使えばいいのである。きっとその方が幸せだろう。

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