日曜日, 2月 15, 2009

Mac信者

 一般的に昔からのMacユーザは、Mac信者と呼ばれる。頑なにWindowsを拒む私などは典型的な信者だろう。しかし頑なにWindowsに拘る人とMacに拘る人を比べた場合。どちらがマニアックかと言われれば間違いなくWindowsユーザの方に違いない。そんな事はないと批判されそうだが、Windows PCは基本的に使えるようにすることに喜びを見いだす(そのままではやれない事が多い)人が愛するマシーンであり、Macは使える事に喜びを抱くマシーンなのである。

Macを好きな訳
その1:システムの移行をマシーンに委ねる事が出来る。Windowsしか使った事のない人には何を言っているのか判らないかも知れないが、新しいMacに現在使っているシステムを移行する時にMacはたった一つのダイアログの”OK”ボタンを選択以外に何も要求されない。それだけで、システムの設定ファイル、ドライバからインストールされているアプリケーション、そしてユーザファイルの移行まで全てが自動で行われるのだ。移行が終了したマシーンは、今迄使っていた環境が完全にコピーされており、そのまま使う事が出来るのだ。
その2:パブリックに公開されているホット・スポットにAir Macを起動させたマシーンを持ち込むと、何の設定をしなくても勝手に接続をしてくれる。通信カードだってモデム・Scriptが予め用意されているので、接続先の電話番号とパスを入力するだけで終了だ。使えるようにする為にアプリケーションのインストールが必要な機材の方が圧倒的に少ないのだ。
その3:専用の管理ソフトがどうしても使いたいと言うお目出度い精神の持ち主じゃない限り、USBでデジカメを繋げばそれでデジカメ写真の管理は終了である。USB接続をすれば自動的にiPhotoが起動し、画像を取り込むかどうかと、元画像を消去するかどうかに答えるだけで全ては終了なのだ。

 そんな事、Vistaなら出来ると言うかも知れない(使った事が無いのでどうかは知らないが)が、Macならばとっくの昔から出来た事である。XPでもユーザファイルの移行は出来るかも知れないが、アプリケーションの設定まで完璧に移行できるとは思えない。Macを使っている人達はそういうPCの煩わしさが嫌いなだけで、それ以上のものをWindowsマシーンが用意してくれていればMacなんか使わなかったのかも知れない。

結論:Mac信者とはPCオタクになりたくないだけの人の事なのである。Mac信者は道具を使いこなしたいのであって、道具を作りたい訳ではないのだ。

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