木曜日, 2月 19, 2009

Microsoftの直営店

 マーケティング戦略とOSの駄目さ加減で先行きが不安になってきたMicrosoftが直営店を立ち上げることにしたようである。Appleの大成功に対抗しようと言うのかは判らないが、直営店で何かを売ろうとでも言うのだろうか。

Microsoftの売り物
その1:OS。今はどうにも売りようの無いVistaしかない。店内でライフスタイル別にVistaの使い方でも提案するつもりだろうか。それとも、PC持ち込みで無料でOSのインストールでもしてくれるのだろうか?PCユーザにOSを買ってアップグレードすると言う文化があるのだろうか。何度も酷い目にあっているのでバンドル以外は考えていないような気がするのだが。
その2:アプリケーション。ソフト会社であるMicrosoftが他の会社のソフトを販売するのだろうか。OfficeならPCに最初から入っている。店頭でデモンストレーションすることによって始めてユーザが目にするようなソフトがMicrosoftにあるとは思えないのだが。
その3:Zuneってまだあったっけ。どうやらまだ作っているらしい(アメリカではAppleに次ぐのだが、シェアは10%も無いようだ)が、Appleの後塵を拝しているのは、売り方が不味いのではなく商品に魅力が無いだけだと思うのだが。もしかして、Zuneという素晴らしい音楽プレイヤーの存在を一般ユーザは知らないと考えているのだろうか。知らないのではなく忘れ去られただけだと思うのだが。
その4:Xbox360。これはまだ売っているけど、こんなものを置いたらゲームオタクが押し寄せて一般客は寄りつかなくなってしまうに決まっている。確かに最近はWiiに押され始めているようで、任天堂には負けたくないと考えているのかも知れない(SONYは埒外)が、全くタイプの違うゲーム機にムキになるのはどうかと思うのだが。
その5:Windows mobileで動く携帯の販売?Appleのリテールストアで、iPhoneを売るのは自社製品だから、OS以外は他社製のものを売っても仕方がないような気が...もしかして噂のMicrosoft製の携帯でも直販するのだろうか。

結論:直営店で売らなければならないような商品が全然無いような気がするのだ。

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