木曜日, 2月 03, 2005

HDDミュジックプレイヤーはもう古い?

 iPodに対抗することが出来ずに、じり貧になっていたメモリタイプのデジタルプレイヤーのシェアが盛り返している。これで、メモリタイプを主力製品にしていたメーカが息を吹き返すって言ったら当てつけが過ぎるだろう。メモリタイプを積極的に作ってきた韓国を中心にするメーカはiPod対抗のHDDタイプがやっと出そろった所である。ここでHDDタイプを一気に売りたかったのに、Appleの次の製品はメモリタイプであった。発表後すぐに、iPod shuffleに対する批評を各メーカは矢継ぎ早に(時代遅れの取るに足らないプレイヤーと貶していた)発表したが、それがかえってiPodに対する応援になってしまった様である。結果はAppleの一人勝ち。メモリタイププレイヤーが売れたのではなくiPod shuffleがただ馬鹿売れしただけなのだ。今週、アップルストアには2回、512Mが大量に入荷した(一回に300台くらいか?)が、午後までには完売してしまった。まさに、恐ろしい回転率である。他のショップも同様で入荷した商品は予約分としてすぐに消えてしまっているようだ。オンラインで買おうとしても2,3週間の待ちになっているので一番早く手に入れる方法は、こまめに最寄りのアップルストアに通うことになりそうである。

 という訳で、iPodは他社のメモリタイプを駆逐し、iPod shuffleは他社のHDDタイプの息の根を止めることになりそうだ。将来デジタル携帯プレイヤーは、iPodだけになってしまうかも知れない。

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