金曜日, 3月 10, 2006

だから違うんだって

 小さくするだけならば、あのSONYにだって出来るんだって。MicrosoftのOrigamiはやっぱりUMPCだった。これならばポケットPCやPDAと変わらないじゃないかというのが率直な気持ちである。確かにXPが動くと言う事はOSはワンランク上かもしれないが、それがどうしたと言う気持ちにしかならない。小さくすると言う事には実は余り意味はない。そこが解っていない人が世の中には多いのだ。

 ものを作る場合には、小さくする理由が必要なだけだは無く、小さくしたからこそ得られる意味がなければいけない。残念ながらUMPCには小さくした理由以外は無さそうだ。既存のOS(タブレットPC用)を使うだけでは、小さいが汎用性や拡張性の低いPCが出来上がるだけである。そんなものに金を出す人は多くない。せっかく新たなプロダクトを出すのならば、この機器でしか出来ない事が無ければ行けないのである。

 まるで、PS2に対するPSPのようなUMPCは自らその市場を小さい方へと絞り込んでいるように思える。XPのあとのVistaの情報が出てきているがその中にUMPCを活かす特別な技術は見当たらない。といことはただ小さいだけのPCになってしまうと言う事なのである。

結論:先を読む事の出来ない人達は新しい商品を出してはいけない。もっと中途半端だったタブレットPCよりはましなどと考えているようじゃいつまでたっても世の中を変えるものは作れないのだ。

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