水曜日, 2月 22, 2006

デファクトは近い

 ここに来てMacOSXを標的にしたvirusがどんどん発表(発見か?)されているが、やっとOSXもメジャーOSとして認められたかと頬を緩ませる今日この頃である。後はvirusに向ける熱意をユーティリティや役に立つアプリケーションに向けてくれる事を祈るばかりである。マシーンを買ってくればその場で使う事が出来るMacには、ほぼ完璧な開発環境が無料でついてくる。Microsoftで言えば、Visual Studio 2005 Professional Editionみたいなものだろうがこれが無料なのだ。使える言語もCから始まって数限りなくサポートされている。もちろんその中で一番に覚えるべきなのはObjective C(エレガントなくらいスマート)だが、そういう私はAppleScriptでひーひー言っているのだから世話が無い。

 Objective C による開発は、Cocoaと呼ばれるものであるが、MVC(Model View Controller)という体系(これがオブジェクト指向なのだ)を使って行えるわけである。というわけで迷惑なvirusが出てくると言う事は、OSX用の開発ツールに気付いたユーザが徐々に増えてきた事を明確に表している。Windowsマシーンが如何に安いと言ってもあちらには不正コピーでもしない限り開発ツールは付いてこない。悪い事は言わないからvirusが作りたい人はMacにswitchしましょう。その余禄でWeb アプリケーション(WebObjects)の開発を覚えられたらめっけもんですよ(いつでも独立出来ます)。

結論:馬鹿はユーザ数の多いWindowsのプログラム作成が金になると思っている。ところがどっこい大手ならいざ知らず、個人のプログラマであった場合はユーザ数が多いと言う事は自分と同じような人間が山ほどいると言う事なのだ(要するに貴方に仕事が廻ってくる事は限りなくゼロに近いと言う事だ)。それに引き換えOSXでプログラムをバリバリ書いている人は少ない。なおかつMacのプログラマは旧OS時代からの猛者が多い為、実はCocoaで作っていない人が殆どなのである。Intelに乗り換えたMacはCocoaが無ければ始まらない。というわけでvirus以外のアプリケーションも作り始めましょう。

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