火曜日, 2月 07, 2006

Dellも撃沈

 発表の時は、『ライバルはiPod』であったはずのDellのDigital Jukeboxが先月で販売終了になっていた。消えてなくなるのを大々的に発表する必要は無いが、敗北宣言ぐらいはして貰いたいと考えるのは、意地の悪い私くらいだろうか。そういえばSONYヨーロッパは敗北宣言と言えるニュースリリースを先月行ったが、日本のSONYはそれを知らんぷりして済まそうと言う事らしい。Connect Playerが駄目だと言う発表を行わずに、Sonic Stageの3.4をアップしてきた。確かにSonic Stageは、既存のWalkmanの全て(本当だろうか?)で使えるアプリケーションなので、あのConnect Playerを使わないで済む。WalkmanのAタイプが最初のWalkmanなどという見当外れをしてしまった人にとっては目も当てれられない(そのまま上手く変換出来るのだろうか?)状況だろう。

 ここではっきりしているのは、Appleをライバル視してきた企業は生き残れないと言う事だろう。端からAppleとは別の土俵を考えて商品戦略を練っているメーカーはバッティングしない形で生き残れるが(Panasonicなどが良い例)、SONYやDellは自ら土俵に上がってしまったばかりに痛い目にあっているのだ。もちろん、こう言ったものは一年や二年で結論を出すべきものではないかもしれないが、その戦略を見ている限り半年も待つ必要が無いくらいやっている事はお粗末だ。

結論:全く同じ市場の中でAppleはブルーオーシャンなのに、SONYやDellは自ら血しぶきを上げながらその市場でのたうち回っている。その原因は、単に安売り(Dell)やモデルチェンジ(SONY)で解決出来ると考えている頭の硬直(バカ)が原因なのだ。往生際が悪いのは見苦しいだけなのに、まだぐずぐずやっていると言う事は、もしかして往生際が悪いとをマスメディア罵倒してもらいたいのだろうか。

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